「イカゲーム」のヒットを予知!?国民的バラエティ「無限に挑戦」との共通点&監督の制作秘話に注目“日本アニメの影響も”

OSEN |

写真=Netflix
Netflixオリジナル「イカゲーム」が世界的に人気を得ている中、作品に関するさまざまな意見が交わされている。

イ・ジョンジェ、パク・ヘス、チョン・ホヨン、オ・ヨンス、ホ・ソンテ、キム・ジュリョン、ウィ・ハジュンらが出演する「イカ・ゲーム」は、韓国シリーズとして初めて米Netflixの「今日のTop10」で1位を獲得。さらにマレーシア、シンガポール、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナムなどの東南アジア、カタール、オマーン、エクアドル、ボリビアなどでトップに立った。また日本、イギリス、フランス、ドイツなど世界40ヶ国で上位に入るなど、Kコンテンツの歴史を塗り替えた。

凄まじい勢いで視聴者を増加させている「イカゲーム」だが、ネット上では作品の最大の見どころでもあるゲームをめぐり、韓国の国民的バラエティ「無限に挑戦」や日本アニメなどと比較しながら、類似性に言及するネットユーザーの姿が多数みられる。

そんな中「イカゲーム」の演出を担当したファン・ドンヒョク監督は、米「Variety」とのインタビューで、この作品について2008年から構想していたことを明らかにした。また「何年もの間、日本の漫画やアニメからたくさんインスピレーションを受けた。経済的に貧しかった時代は『バトル・ロワイアル』と『ライアーゲーム』などの漫画を読みながら過ごした。もし僕があのゲームに参加したら、どのような気持ちになるのか気になった。しかしゲームが複雑すぎて、子どもたちのゲームを引用することに集中した」と伝えた。

シーズン2については「まだ計画はない。考えるだけで疲れる」とし「もし撮るとしたら、きっと1人ではできないと思う。作家チームも考慮して、キャリアも豊富な監督の参加を希望している」と話した。

写真=「無限に挑戦」放送キャプチャー
2005年から放送され、国民的人気を得たMBCのバラエティ番組「無限に挑戦」との類似性についても議論を呼んでいる。ただ、真剣な論議ではなく「無限に挑戦」の驚くべき予知能力(?)の発見とジョークに近いものだった。

「無限に挑戦」のコーナー「ミョンスは12歳」編では、思い出のゲームを扱う中で“イカゲーム”が登場。しかし、このイカゲームは童心を呼び起こすゲームから激しいもみ合いに発展する。これは「イカゲーム」の内容とも通じる部分がある。

また「グローバル屋上綱引き」編にも注目が集まった。綱引きをして引っ張られたメンバーが400m以下に墜落するゲームだが、番組ではクロマキー合成で編集された。「イカゲーム」でも類似した設定が登場する。

さらに最近、Facebookのページ「アイドル研究所」には「『無限に挑戦』から見た『イカゲーム』9コマ要約」というタイトルの書き込みが掲載され、話題を呼んだ。この書き込みには「無限に挑戦」のメンバーらが「イカゲーム」に出てくるめんこ、だるまさんが転んだ、綱引き、ビー玉あそび、イカゲームなどをする姿が含まれている。

これについてネットユーザーは「完璧な要約」「『無限に挑戦』はバラエティ予言書」「盗作と言われても仕方がない」などの反応を見せた。

記者 : チェ・ナヨン