BTS(防弾少年団)、世界経済フォーラムも注目…コラムが話題に「世界で最も語られた歌手」

OSEN |

写真=BIGHITエンターテインメント
世界経済フォーラム(WEF、Davos Forum)が防弾少年団に注目している。

世界経済フォーラムは18日(現地時間)、公式ホームページに「韓国ボーイズバンド(グループ)が世界化4.0時代に伝える示唆点」というタイトルのコラムを掲載した。世界経済フォーラムは、世界の政・財界、学会の著名人が集まる討論の場だ。

世界経済フォーラムは、防弾少年団について「アメリカ『TIME』誌によると、防弾少年団は地球とドナルド・トランプ米大統領をも圧倒する“今年の人物”だ。『ビルボード200』での2回連続1位の獲得や、ジャスティン・ビーバーを抑えて2018年『ビルボード・トップ・ソーシャル・アーティスト』部門を受賞するなど、世界で最も語られた歌手である」と説明した。

特に世界経済フォーラムは、防弾少年団の歌詞が英語ではなく、韓国語だという点にも注目した。「ルイス・フォンシの『Despacito』が愛されたのは、スペイン語が母国語である人が全世界で4億3700万人もいるという点であまり驚きではないが、世界10大言語にも入らない韓国語の歌で注目された防弾少年団の歌は、とてもユニークだ」と説明している。

また世界経済フォーラムは、韓国がわずか1世紀前までは文化的・経済的に孤立された“隠遁の王国”だったと表現している。世界経済フォーラム側は「2017年までのフランスとドイツのような多くのG20国家は、音源チャートを占めている曲のほとんどが英語の歌だった。一方で韓国国内でヒットしている曲は、全て韓国語だ。防弾少年団も歌のほとんどが韓国語だ。それにも関わらず今年、世界的に愛された。多くのファンが自発的に翻訳したのだ」と明かした。

防弾少年団は今年、アメリカ「ビルボード」のメインアルバムチャート「ビルボード200」で2回もトップを獲得している。「ビルボード・ソーシャル50」チャートでは、最長帰還1位を記録し、世界的ポップスターのジャスティン・ビーバーを抑えた。更には、アメリカの時事週刊誌「TIME」の表紙まで飾っている。

最後に世界経済フォーラムは「アメリカだけが文化的世界化の必然的方法ではない」と強調した上で「全ての人が自分の文化を抱えて、政策立案者および利害関係者が社会の文化的つながりを強化し、促進することが重要だ」とまとめた。

記者 : キム・ウネ