女優イ・ヨンエが自身の土地にある施設物と松の木を盗んだと虚偽の通報をした50代の男性が懲役1年、執行猶予2年を言い渡された。

ソウル東部地法刑事6単独(判事：イ・フンジュ) は、誣告罪(虚偽の告訴) の疑いで起訴されたオ氏(53) に懲役1年に執行猶予2年を言い渡し、社会奉仕200時間を命じた。

オ氏は本人が所有している京幾道(キョンギド) 楊平(ヤンピョン) の土地にある街灯や東屋、松の木をイ・ヨンエが盗んだと虚偽の告訴をした疑いで起訴された。

オさんは2012年10月にB社と自身の不動産の運営に関する合意書を作成したが、当時イ・ヨンエは肖像権とパブリシティ権の提供者の資格で両側の合意書に捺印した。

オ氏の主張とは違って、松の木はオ氏の土地内で移動されて植えられただけであり、外部に搬出されたことはなかった。東屋と街灯はイ・ヨンエと関係なく造景業者のA氏が自身の農場に搬出した。A氏は無断搬出による罰金200万ウォンと略式命令を言い渡された。

しかし、オ氏はイ・ヨンエ側が造景業者に無断搬出を指示したという主張もした。これについて裁判所は「オ氏は大衆的なイメージや社会的な評判に敏感な有名芸能人を巻き込んで窃盗罪を誣告し、罪質が悪い」と量刑の理由を明かした。