「むやみに切なく」 miss A スジ、キム・ウビンとの“悪縁”の始まり

10asia |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「むやみに切なく」放送画面キャプチャー
「むやみに切なく」miss Aのスジとキム・ウビンの過去が公開された。

7日、韓国で放送されたKBS 2TV 「むやみに切なく」(脚本:イ・ギョンヒ、演出:パク・ヒョンソク) 第2話では、ノ・ウル(スジ) がお金の前では限りなく弱い人間になるしかなかった理由が明らかになった。

高校生の頃、ノ・ウルは不正を見ると我慢できず、町中の人々を助けて回るほど出しゃばりな子だった。ノ・ウルは経済的には貧しかったが、心だけは豊かだった。そんなある日、父親がひき逃げ事故に遭い、亡くなってからノ・ウルの人生は悲劇へと転がっていた。ノ・ウルは親が残した借金のせいでサラ金に苦しめられ、父親の出棺も見届けることができず夜逃げをしなければならなかった。

シン・ジュニョン(キム・ウビン) との悪縁も、このひき逃げ事故から始まった。事件の犯人を捜査して、ノ・ウルの父親の無念な死を迎えさせた張本人こそがシン・ジュニョンの父親(ユ・オソン) だった。

10年の時間が流れ、再びシン・ジュニョンと立ち向かったノ・ウルは、自分が誰だか分からないかと大声を張り上げる彼に向かって「知ってるって言ったら? そしたらドキュメンタリーを撮ってくれるの? やってくれないでしょう。知ってるって言ったら、意地悪するんでしょう。昔のように」と冷たい言葉を残し振り返った。

第1話で“最高の1分”を飾ったスジは、たくましくて元気な女子高生から父親の死の前で嗚咽する少女の悲しみ、そして厳しい現実でシニカルに変わった眼差しまで、ノ・ウルが抱いている幅広い感情を完璧に表現し、視聴者たちの心を捉えた。

「むやみに切なく」は、毎週水・木曜日午後10時に韓国で放送される。

記者 : ユン・ジュンピル、翻訳 : 前田康代