Block B、新曲「A Few Years Later」のMVを公開“感性あふれる新たな姿”

OSEN |

写真=「A Few Years Later」MVキャプチャー
本当のBlock Bはこんな姿なのだろうか。

悪童やヒップホップ戦士の姿はなかった。感性溢れるBlock Bは、春の生き生きした雰囲気ではなく、寂しさを歌った。Block Bが、これほど切なく感性を刺激できるということに驚いてしまう曲だ。

28日0時に公開されたBlock Bの新曲「A Few Years Later」は、確実に、Block Bに期待していた新しさだった。悪童のイメージが強く、またヒップホップ音楽をするボーイズグループであるため、Block Bはいつも強烈なイメージだった。今回の曲は、そんなBlock Bに対する固定観念を一気に覆す曲だ。柔らかく淡く、切なかった。新鮮な新しい姿であるため、さらに魅力的で美しい。

「A Few Years Later」は別れを迎えた瞬間から、一人であることを悟っていく現在、そして未来に対する感情を起承転結で描いている。歌詞のストーリーがしっかりしている点も良い。ストーリーがなくただ繰り返されるフレーズではなく、現在と未来、時間の経過によって変わっていく感情をはっきりと表現した。P.Oの重量感あるラップも特に印象的だった。すべての感情を吐き出すように表現する深さが感じられる。

心を落ち着かせ、感傷に浸って聴くことができる曲だ。最近、春を迎えて、春のシーズンソングが相次いで発売されている中、Block Bは別の意味で春に似合う曲を誕生させた。甘く愛らしく爽やかな春のキャロルではなく、切ない感情を全面に押し出すことでさらに特別になった。Block Bに似合うかどうか分からないという疑問は、この曲を一度聴いた瞬間、一気に信頼へと変わるだろう。

同時に公開されたMVも魅力的だ。雪が降る冬から、桜の花が舞い落ちる春へと時が移り変わる情感のように、“恋しくて苦しかった”気持ちをそのまま盛り込んだ。これはまさに“変身”、感性を身にまとったBlock Bは、正しい選択だった。

先行公開曲「A Few Years Later」を皮切りに、来月ミニアルバムを発売するBlock Bが、新鮮で心に響くどんな音楽を披露するのか、その試みに関心が集まっている。

記者 : ソン・ミギョン