1943年、悲運の時代、歌手を夢見ていた最後の妓生(キーセン：朝鮮時代の芸者) の隠されたストーリーを描いた映画「愛を歌う花」が、メインポスターとメイン予告編を公開した。

メインポスターは、当代最高の作曲家ユヌ(ユ・ヨンソク) と、歌いたくてたまならい、歌のために歌手を夢見る最後の妓生ソユル(ハン・ヒョジュ) とヨニ(チョン・ウヒ) の、異なる視線と姿が目を捉えて離さない。

心に響く、持って生まれた声をもつヨニが楽譜をじっと見つめる表情は、歌手になるための決意を際立てる。ソユルは、抜群のルックスと歌唱力をもつ最高の芸者らしく、優雅で純粋な姿が視線を引き付ける。作曲に夢中になっているユヌの姿からは、民の心を打つ曲が作りたいという彼の強い執念と熱望が感じられる。

「愛を歌う花」は、青龍映画賞で女優主演賞を受賞した二人の女優の演技対決が注目を集めている。ハン・ヒョジュは「監視者たち」で、2013年青龍映画賞で主演女優賞を、チョン・ウヒは「ハン・ゴンジュ」で翌年2014年に同映画祭で主演女優賞を受賞した。

「愛を歌う花」は4月13日に韓国で公開される。