元KARAの知英(ジヨン) の映画のスチールカットが9日、公開された。

映画「片想いスパイラル」の制作会社は主人公として出演した知英のスチールカットを5枚公開した。写真はどれも破格的な印象だ。一見知英とは思えないほど、これまでのイメージとは対照的な美少年の雰囲気を漂わせている。

映画「片想いスパイラル」は、体は女性だが男性の心を持つ性同一性障害の韓国人留学生ソヨン(知英) と友人の一(はじめ)、そして一(はじめ) のことが気になるユキの三角関係を描く青春ラブストーリーである。一般的なラブストーリーと違うのは、主人公のソヨンは男性の一(はじめ) のことが好きではなく、女性のユキのことが好きだ。

知英は映画で破格的な変身を試みた。ショートヘアにレザージャケット、破れたパンツ、タバコを口にした姿も披露した。映画の中での姿ではあるが、かなり衝撃的だ。知英の新しい一面を届けると同時に、女優としての可能性を覗かせた。

知英は9日に配布された報道資料で「性同一性障害という難しい役を演じながら、私なりに様々な研究をして作品に臨んだ。タバコを吸うシーンや細かい男性たちの表情、動きを綿密に観察し、男性化できるようにたくさん勉強した。最初は男性の役を演じることに違和感があったが、後半は私自身が女性であることを忘れるほど自然になった。撮影が終わった後も歩く時に男性のように歩き、他の作品のスタッフが注意するほどだった。家族に私の写真を見せたら両親は『息子ができた』と笑った。このような私の新しい一面を観客のみなさんにチェックしてほしい」と感想を述べた。

映画は7月2日に日本全国で公開される。