映画「その日の雰囲気」が韓国映画公開作のうち興行ランキング1位を記録し、“冬＝ラブコメ”であることを証明した。

韓国映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークによると、「その日の雰囲気」は公開日の14日に全国で6万7540人の観客を動員し、デイリー興行ランキング2位を記録した。公開中の韓国映画の中では、唯一1位だ。

このような結果は冬にはラブコメがヒットするということを証明し、「今日の恋愛」「ビューティー・インサイド」に次ぐ新たなラブコメの誕生を期待させた。特に最近、多少停滞していたラブコメ映画市場に活気を吹き込んだという点で意味があり、今後の成績に注目が集まる。このような興行ランキングは甘く愉快なストーリーが寒い冬、観客の恋愛の感性をくすぐり、熱い反応を得たからだ。

「その日の雰囲気」はKTX(Korea Train Express：韓国高速鉄道)で偶然出会った、しないことが本当に多い“鉄壁女”と腹をくくれば何でもできる“猛攻男”が、一夜をかけて行う駆け引き恋愛談を描いた2016年初のラブコメ映画で、ムン・チェウォンが鉄壁女スジョン役、ユ・ヨンソクが猛攻男ジェヒョン役を演じた。

一方、この日のデイリー興行ランキング1位は「レヴェナント：蘇えりし者」(12万4053人)、3位は「アーロと少年」(3万9268人)、4位は「ヒマラヤ～地上8,000メートルの絆～」(3万7255人)、5位は「インサイダーズ／内部者たち」(2万9113人)だった。