放送終了「アチアラの秘密」ムン・グニョン&BTOB ソンジェ、ドラマを輝かせた二人の熱演“成長した女優と新生演技ドル”

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2年間の空白も、初主演のプレッシャーもなかった。ムン・グニョンとBTOB ソンジェが「アチアラの秘密」で見せてくれた演技は言葉通り、正しかった。

韓国で3日に放送されたSBS水木ドラマ「アチアラの秘密」(脚本:ト・ヒョンジョン、演出:イ・ヨンソク)が第16話を最後に放送終了となった。姉の死の秘密を明かすために奮闘したハン・ソユン(ムン・グニョン)は姉の恨みをはらし、姉に代わって姉の母ユン・ジスク(シン・ウンギョン)を許した。刑事の直感で連続殺人犯を逮捕したパク・ウジェ(ソンジェ)は表彰された。さらにドラマ全体を率いた疑問が少しずつ解消され、最後まで目が離せないドラマに仕上げた。

ハン・ソユンは「アチアラの秘密」の最初と最後を作った人物だ。彼女の登場により静かな村だったアチアラに2年間放置された死体が発見され、みんなが隠そうとした事件の痕跡を追った。その遺体が、自身が恋しがった姉キム・ヘジン(チャン・ヒジン)であることを知った後はさらに熱心に姉の死の真実を明かすために努力した。

この過程でソユンは連続殺人犯に殺されそうになる危険な状況に置かれたこともあったが、真実を明かすための努力を止めなかった。その結果、ソユンは長い間死んだと思っていた姉の痕跡を見つけ、姉の恨みをはらすこともできた。

2013年に放送終了したドラマ「火の女神ジョンイ」以来、テレビでは見ることができなかったムン・グニョンは「アチアラの秘密」で一層成熟して戻ってきた。“国民の妹”と呼ばれた彼女の成長はうれしかった。丸くてしっとりとした目にさまざまな事情を抱いたハン・ソユンに扮した彼女は「アチアラの秘密」の話者として視聴者をリードし、これ以上“国民の妹”の枠に縛られない、“女優ムン・グニョン”自体を証明した。

写真=TVレポート DB、SBS
パク・ウジェは最初、「アチアラの秘密」を見る視聴者と同じ立場だった。事件の発生に疑問を抱き、秘密を抱いている村の人々を不思議に思いながらも事件を解決するために秘密を解いていく人物だった。ソユンに対する愛情をそれとなく示しながら彼女のもどかしさを解消するためにサポートし、事件を少しずつ解決しながら自身の夢だった刑事としての成長も叶えた。

ウジェの成長と共にソンジェも成長した。「応答せよ1994」から4つ目の作品を経験したソンジェだったが、演技ドルに対する先入観がつきものだったのも事実。しかしソンジェは「アチアラの秘密」を通じてそのような心配をすべて吹き飛ばした。ソンジェではなく、パク・ウジェとして視聴者に近づき、心配をなくした。

「アチアラの秘密」の制作発表会当時、今回のドラマでソンジェと共演することになった俳優たちは口を揃えて「歌手としてスタートしたけど、俳優としても成功するだろう」と彼を褒め称えていた。そしてドラマが終了した今、「アチアラの秘密」俳優たちの賞賛が視聴者に移った。“成功する俳優の新星”であることを証明した。

「アチアラの秘密」はハン・ソユン(ムン・グニョン)が平和で静かなアチアラに長い間、密葬されていた遺体を発見し、村の隠された秘密を一つずつ追跡していくミステリースリラードラマで、3日に放送終了となった。後番組としてはユ・スンホ、パク・ミニョン主演の「リメンバー-息子の戦争」が放送される。

記者 : チョ・ヘリョン