「第5回バリアフリー映画祭」19日に開幕…キム・ジョンウン&ペ・スビンらが出席

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写真=マイデイリー DB
障がいに関係なく、皆が共に楽しむ映画祭である「第5回ソウルバリアフリー映画祭(Barrier-free Film Festival)」が幕を上げる。

「第5回ソウルバリアフリー映画祭」が19日、韓国映像資料院のシネマテークKOFAでの開幕式を皮切りに4日間の日程でスタートする。

「第5回ソウルバリアフリー映画祭」の開幕式には、視覚障がい者アナウンサーのイ・チャンフンと、映画「MAI RATIMA(マイ・ラティマ)」の女優パク・ジスが司会を務める。KBS公開採用1期障がい者ニュースキャスター出身のアナウンサーイ・チャンフンは、2012年から開幕式の司会を担当し、「ソウルバリアフリー映画祭」との縁を続けている。女優パク・ジス は「MAI RATIMA」(監督:ユ・ジテ)で「青龍映画賞」の新人女優賞を受賞したことがあり、映画「毎日がアルツハイマー」(監督:関口祐加)のバリアフリーバージョンで主人公・祐加の声の出演によりバリアフリー映画と縁を結んだ。

開幕式には「2015バリアフリー映画広報大使」のチョン・ゲス監督と女優キム・ジョンウン、ペ・スビンが参加して広報大使任命式を行い、本格的な活動に乗り出す予定だ。三人は開幕式で開かれる任命式に参加し、簡単な感想を明らかにする予定だ。

写真=バリアフリー映画委員会
チョン・ゲス監督は「第5回ソウルバリアフリー映画祭」の開幕作に選ばれた映画「エール!」(監督:エリック・ラルティゴ)バリアフリーバージョンを演出してバリアフリー映画と縁を結び、キム・ジョンウンは周囲の勧誘によりバリアフリー映画広報大使の提案を受けて、これを快く受け入れたことが伝えられた。ドラマや演劇、映画を行き来して活発な活動を繰り広げているペ・スビンは、温かい微笑みと魅力的な声で新しく制作されるバリアフリー映画に対する期待を一層高めている。

これに加えてパク・ジスとともに映画「四月の終わり」(監督:キム・グァンボク)に共にキャスティングされた俳優ホン・ワンピョと映画「二十歳」(監督:イ・ビョンホン)の新人女優オ・ハニも参加する予定だ。ホン・ワンピョとオ・ハニは「毎日がアルツハイマー」のバリアフリーバージョンにそれぞれ画面解説と声の出演での才能寄付(自分の持つ才能を活かしてボランティア活動を行うこと)を通じて、バリアフリー映画と縁を結んだ。また式典行事では、ペ・ヒグァンバンドと手話が交わる公演も準備されている。

開幕作では、観客から多くの人気を得た映画「エール!」のバリアフリーバージョンが上映される。チョン・ゲス監督が演出して俳優チョ・ヒボンが画面解説のナレーターで才能寄付をした。韓国語の声の出演には映画「アナと雪の女王」でエルサ役の声を担当した声優ソヨンと、イギリスドラマ「シャーロック・ホームズ」のホームズ役の声優チャン・ミンヒョクが出演し、映画の楽しさを倍増させた。

記者 : キム・ミリ