INFINITE、1位獲得の原動力…成長に向けての渇望と自信

10asia |

写真=Woollimエンターテインメント
INFINITEが7月第4週目を“INIFINITE WEEK”にした。INFINITEは21日、SBS MTV「THE SHOW」を皮切りに、MBC MUSIC「SHOW CHAMPION」、Mnet「M COUNTDOWN」、KBS 2TV「ミュージックバンク」、MBC「ショー 音楽中心」まですべての音楽番組で1位を記録した。

INFINITEのメンバーたちも、連続1位に鼓舞した姿だった。最近、10asiaと会ったINIFNITEのソンジョンは「僕たちの1位獲得は本当にファンがいなかったらできなかったことです。大衆とファンが愛してくれて1位を獲得することができました。今週の1位を総なめにしたいです」と伝えた。ドンウも「僕たちが一生懸命頑張ったことに対する世の中の人々の褒め言葉のような気がします。『そうだね。君たちは本当に頑張った!』と慰めてくれるようで感動しました」と感想を述べた。

INFINITEはアルバムをリリースするたびに音楽番組で1位を記録するグループだが、今回のアルバムのタイトル曲「Bad」で獲得した1位は、より意味深い。「Bad」はINFINITEが今まで披露してきた音楽的なカラーを完全に変えて新しい姿を試みた曲だからだ。ヒップホップとEDM、それにシンフォニーサウンドまで組み合わせ、新たなジャンルを誕生させた。そのため、カムバックを控えて多くの心配をしたのも事実だ。ソンジョンは「『Bad』を初めて聞いた時、INFINITEっぽい感じはしなかったです。それで、ファンや大衆が上手く受け入れてくれるかと心配しました。ひょっとしたらカラーが違ってファンや人々が離れていくかもしれないという心配でした。でも、思ったより気に入ってくれたので、新たな試みが良かったと思います」と伝えた。

率直な本音を打ち明けたソンジョンに比べ、ドンウは自信のある姿だった。ドンウは「ヒップホップといえば、INFINITE Hのドンウとホヤがいるじゃないですか。今回の曲はヒップホップっぽい感じが強かったのですが、心配はなかったです。INFINITE Hとして上手くこなしてきたので、心配よりは期待が大きかったです。ハハ」と大きく笑った。相当な自信とプライドが引き立った。ドンウは「常にプライドを持たなければならないと思います。もしステージで自信がないと、それだけエネルギーを奪われてしまうからです。僕たちが曲について表現しなければならないので、無条件にプライドと自信を持たなければならないと思います」と自身の考えを示した。

これに、INFINITE Fのソンジョンも意見を出した。ソンジョンは「INFINITE Fが『Bad』のような曲を歌ってもいいと思います。『Bad』は完全なヒップホップではないです。だから、INFINITE Hがかっこいいパフォーマンスを披露してもいいと思います」と欲を表した。ソンジョンは「ソンジョンのボイスがとてもいいという反応もあります」とし、「やはり『INFINITEの新たな音楽、ダンスを見ることができた』という反応が嬉しいです。僕の声も気に入ってもらったので、自分のパートを着実に増やしていきたいと思います」と自身のPRを付け加えて笑いを誘った。

ソンジョンのパートへの欲には、実力に対する自信があった。「Bad」は同じメロディーでも節ごとに違うメンバーが歌ってメンバーたちの実力をバランスよくアピールした。特に、INFINITE Hでラッパーとしてよく知られたドンウとホヤのボーカル的な力量が多く盛り込まれた。ドンウは「僕は『Betting On You~!』という自分のパートを自分で選びました。そのパートを欲しがるメンバーが多かったです。実は最初は『僕は怖い~』という部分をもらいましたが、僕は『Betting On You』の部分を歌いたいと思いました。僕が出せる音が強みになるパートだと思ったので、僕が上手く歌えるパートを必ず歌いたいと話しました」とビハインドストーリーを伝えた。

ドンウの話にソンジョンは衝撃を受けたようだった。ソンジョンは「どうして僕は賭けてみることを考えなかったんでしょう」と話し、「僕は歌唱力を少しでも披露できるパートが欲しかったです。それで、『僕は怖い』のパートを歌いたかったです」と伝えた。ソンジョンは「僕はリフレインも、目立つパートを歌ってみたいです。ドンウ兄さんのパートである『Betting On You』の部分も歌いたいです。実は羨ましかったです。うちのラッパーたちはみんな歌が上手いんです」と可愛い愚痴をこぼした。

ドンウとソンジョンが話したように、実力に対する果てない渇望とそれに対する自信が「Bad」の1位の原動力だった。INFINITEの変身は計画せず突然始まったのではなく、長い間努力した末に誕生した結果だった。ドンウは「『Bad』は1月からレコーディングを始めました。長い間準備しただけに、長い間愛されたいです。『Bad』は歌詞が本当にぐっと来ます。たくさん愛されてほしいです。今後はワールドツアーがあって、アルバムの作業も着実に行い続けています」と伝えた。何よりもINFINITEの命のような存在はINSPIRIT(INFINITEのファンクラブ)だった。INFINITEは変わったカラーを愛してくれるファンに感謝の挨拶を伝えた。

「実は今まで披露してきたINFINITEの音楽は感性的で、歌詞に韓国の情緒が盛り込まれていました。でも、今回はエレクトロニック音楽で、サウンドは重いが気軽に聞けます。INFINITEのカラーを維持しながらもダンスパフォーマンスを見せる音楽をINFINITEもできるということを分かってくれて感謝します」(ドンウ)

「INSPIRIT、1位を獲得できるよう手助けしてくれて感謝します。しかし、まだやることがたくさんあります。いつでも僕たちの音楽を聞きながら癒やされてください。僕たちもINSPIRITのことを考えながら頑張ります!」(ソンジョン)

記者 : パク・スジョン、翻訳 : ナ・ウンジョン