「花より青春」ナ・ヨンソクプロデューサー、シリーズの有終の美を飾るか?(総合)

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写真=CJ E&M
「花よりおじいさん」で韓国放送界にバックパック旅行ブームを巻き起こしたナ・ヨンソクプロデューサーがグランドフィナーレを飾る準備をしている。「花より」シリーズの正解である20代の旅行を準備したナ・ヨンソクプロデューサー、放送界のヒットコード「花より」シリーズの有終の美を飾れるだろうか?

11日の午後、ソウル麻浦(マポ)区上岩洞(サンアムドン)CJ E&MセンターではtvNバックパック旅行プロジェクト第3弾「花より青春」のナ・ヨンソクプロデューサー、シン・ヒョジョンプロデューサー、キム・デジュ作家の共同インタビューが行われた。これまでナ・ヨンソクプロデューサーは「花より」という意味と遠く感じられるお爺さん、お姉さん、40代を旅行の主人公に選び、バックパック旅行に出た。しかし、今回は花盛りの青春である20代のユ・ヨンソク、ソン・ホジュン、B1A4 バロを選択し、バックパック旅行に行った。

ナ・ヨンソクプロデューサーは「お爺さんたち、お姉さんたち、40代たちはバックパック旅行を通してみんな若かった時代、青春を懐かしんだ。今まで“年齢は関係ない”という意味を伝えたとしたら、一度ぐらいは“皆さんが懐かしんでいた青春だ、これが正解だ”というのを見せたかった」と説明した。

「花よりおじいさん」「花よりお姉さん」「花より青春」ペルーチームは、旅行を通して青春を懐かしむ彼らの姿が盛り込まれ、静かな感動を届けたりもした。では、20代の「花より青春」はどうだろうか?ナ・ヨンソクプロデューサーは「これまでの放送が深かったとしたら、今回は浅い。見てみると“戻りたい”、“羨ましい”と思うようになる。“私にもあんなものが、熱いものがあっただろうに”と思うようになり、私たちが懐かしんでいた青春を見せてくれる」と話した。

シン・ヒョジョンプロデューサーも「感動がなく、浅い。また、若い。大人が見るには“あんなことを悩みだと思うのか”ということを悩みだと考える。歴代『花より』シリーズでは見られない初々しさが見られる。ペルーチームは感じることが多く、ラオスチームは女性視聴者にとって見どころの多い放送になるはず」としながら、「一番貧困そうな姿が見られると思う。最低予算で旅行をした。街で食べ物を食べ、街に落ちたものを拾い食いする。しかし、若いから楽しんでいた」と話し、ペルーチームとはまた異なる面白さを予告した。

ナ・ヨンソクプロデューサーとシン・ヒョジョンプロデューサーの予告通りに「花より青春」には感動コードがないが、面白さのコードとキャラクターは確実だ。ユ・ヨンソクは旅行をリードする繊細な母のような役割を、ソン・ホジュンは旅行初心者らしいおバカっぽい姿を、バロは末っ子らしい初々しい姿で笑いを届ける予定だ。

ナ・ヨンソクプロデューサーは「一押しのキャラクターはソン・ホジュンだ。正直、認知度が少し低いため心配したが、放送を見てソン・ホジュンに決めた。ソン・ホジュンはユン・サンのように感情の浮き沈みや人間の変化が大きい。旅行を通してどのように変化していくのかがポイントになる。ソン・ホジュンは憎めないおバカだ」と話した。

シン・ヒョジョンプロデューサーはユ・ヨンソクを取り上げ、「ユ・ヨンソクのため、旅行が大変だった。ユ・ヨンソクの中にイ・スンギ、イ・ソジン、ユ・ヒヨルがすべて入っている。荷物持ちキャラクターの終結者と見ていい。ユ・ヨンソクのためタイトなスケジュールをこなし、皆苦しんでいた。ところがユ・ヨンソクは(自分がしてきた旅行の中で)一番ゆったりとした旅行だったそうだ」と話し、笑いを誘った。

これに先立ちナ・ヨンソクプロデューサーは「花より青春」の制作発表会で「『花より』シリーズを続けたりはしない。『花より青春』が最後だ」と話した。「花より」シリーズの最後を正解画面で用意したナ・ヨンソクプロデューサー。韓国放送界にバックパック旅行ブームを巻き起こしただけに、最後まで深い面白さを届けられるか関心が集まっている。

「花より青春」は「花よりおじいさん」「花よりお姉さん」で人気を集めたtvN「バックパック旅行プロジェクト」第3弾。今回のシーズンでは「花より」シリーズを誕生させたナ・ヨンソクプロデューサーとCJ E&M移籍後、初作品を披露するシン・ヒョジョンプロデューサーが意気投合した。ペルーチームには親友ミュージシャンのユ・ヒヨル、イ・ジョク、ユン・サンが、ラオスチームにはtvN「応答せよ1994」に出演したユ・ヨンソク、ソン・ホジュン、バロが出演した。

記者 : キム・ガヨン