JYJ ジュンス、30億円を投じたトスカーナホテルの内部を公開

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写真=「Styler主婦生活」
JYJのメンバーでミュージカル俳優のジュンスが代表を務めるトスカーナホテルの内部が公開された。

女性向け雑誌「Styler主婦生活」9月号で、9月25日にオープンするジュンスのトスカーナホテルの内部が公開された。

済州島(チェジュド)西帰浦(ソギポ)市江汀洞(カンジョンドン)にあるジュンスのトスカーナホテルは、ホテルの後ろに漢拏山(ハンラサン)と弓山(クンサン、ファルオルムとも呼ぶ)があって緑が多く、ホテルの正面には海が見える、素敵な自然環境を誇る。

「Styler主婦生活」9月号によると、トスカーナホテルのコンセプトは全ての立地条件を活かして“自然に囲まれた癒しの休暇地”だ。ホテルの総支配人は「インテリアから造景、ホテルの全てが自然と調和を成すように設計した」と伝えた。

彼は「さらにホテル内の道路もアスファルトやコンクリートではなく、済州島の石を使った。コストはかかるが、アスファルトやコンクリートは車の粉塵が発生するため、お客様の健康のために排除した」と説明した。

ホテルは現在、9月のオープンを控えて内部インテリアと造景など、周辺施設の大詰の作業中だ。トスカーナホテルの会長であるジュンスの父キム・ジンソク氏は、「当初4月にオープンする予定だったが、ホテルの些細な部分にまで気を遣っていたら、5ヶ月ほど延期された」と話した。さらに投資費用も当初知られた150億ウォン(約15億円)を遥かに上回る285億ウォン(約29億円)がかかった。

ジュンスは時間があるときは、ホテルを訪ねて工事の進み具合をチェックするほど、ホテルに愛情を注いだという。“トスカーナ”というホテルの名前もジュンスのアイデアだ。キム・ジンソク氏は「名前に悩んでいた中、ジュンスが欧州の代表的な休暇地であるトスカーナを思い浮かべ、それをホテルの名前として商標登録した」と明かした。

ホテルの外観デザインと外壁のカラーもヨーロッパ風に設計し、285億ウォンが投じられた高級ホテルらしく装飾とインテリアも最高級だ。各客室のインテリアにかかった費用だけで4000万ウォン(約400万円)~5000万ウォン(約500万円)が投じられたほど、家具から床、壁にまで最高級の品で飾った。ホテルの入り口のロゴも制作費だけで4000万ウォンがかかった。

ホテルは宿泊施設の本館、プール・ヴィラ4棟とスパ棟、セミナー棟など、計7棟で構成された。ヤシの木、プール、ロビーの螺旋階段など、ホテルにはジュンスのアイデアが反映されたスペースが多い。

このうち、ホテルの象徴的な棟とも言える284平方メートルのヴィラトスカーナは、ジュンスのアイデアが最も沢山反映されたスペースだ。プールとテラス、ジャグジー、専用駐車場などが備えられており、プライバシーが保護される。まるでバリ島や欧州の休憩地の高級ヴィラを連想さえるスペースだ。

公演業界のトップスターのホテルらしく、セミナー棟の後ろには大型スクリーンと音響施設を備えた野外公演会場が設けられる。

現在ホテルは従業員の教育、宿泊のテストなど、オープンに向けたシミュレーションの真っ最中だ。キム・ジンソク氏は「ホテルにはジュンスの名前、写真など、ジュンスのイメージを連想させるものは何もない。ホテルのクオリティで勝負するというのがジュンスと僕の考えだ」と伝えた。

「Styler主婦生活」9月号では、ジュンスのトスカーナホテルのそれぞれの棟、客室、主要施設をきめ細かく紹介する。

記者 : ホ・ソルヒ