チャン・ギハと顔たち、在日ファンクとの合同公演をキャンセル「行方不明になった方々の無事帰還を祈る」

10asia |

チャン・ギハと顔たちが今週末に予定されていた週末公演をキャンセルし、珍島(チンド)沖の旅客船沈没事故に哀悼の意を表した。

チャン・ギハと顔たちは19日、ソウル龍山(ヨンサン)区漢南洞(ハンナムドン)のブルースクエア・サムスンカードホールで日本のバンド在日ファンクとの合同公演「顔たちと客たちパート2」を開催する予定だった。

チャン・ギハと顔たちの関係者は10asiaとの通話で「旅客船セウォル号沈没事件が発生した後、チャン・ギハと顔たちのメンバーたちは一晩中話し合った末に公演をキャンセルすることにした」とし、「彼らの音楽が軽快で飛び回る雰囲気であるため、今の状況とは合わないと判断した」と話した。

チャン・ギハと顔たちは「顔たちと客たち」というタイトルで海外アーティストとの合同公演をシリーズで開催している。昨年は「顔たちや客たち」を通じてニューヨークのファンクロックの伝説であるTelevision(テレヴィジョン)の初来韓公演を実現させたことがある。

関係者は「今回の公演を待ってくださったすべての方々に申し訳ない気持ちとともに、どうか寛大な心でご理解とご了承お願い申し上げます。チケット代は全額払い戻しされます」とし、「行方不明になった方々の無事帰還を祈り、お亡くなりになった故人と遺族に哀悼の意を捧げます」と伝えた。

16日午前9時頃、全羅南道(チョンラナムド)珍島郡(チンドグン)沖で清海鎮(チョンヘジン)海運所属の旅客船セウォル号が沈没する事故が発生した。セウォル号は仁川(インチョン)を出発し、済州島(チェジュド)に向かっていた。

記者 : グォン・ソクチョン