BESTie「目標は年末授賞式への参加!着実に一歩一歩踏み出したい」

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もうデビュー9ヶ月目であるガールズグループBESTieは今、自分たちの魅力を探しつつある。昨年10月に初めてグループBESTieと会った。デビューしてからわずか3ヶ月しか経っていなかった当時の彼女たちは、爽やかで明るい魅力を発散し、自分たちを“ポルメドル”(見る(ポル)ほどに魅力(メリョク)的なアイドル)と称した。そして、今回再び会ったBESTieは依然として明るい姿を見せた。その間、「恋愛の条件」「Zzang Christmas」「THANK U VERY MUCH」といった3曲を連続リリースして活発な活動を展開していた彼女たちは、最初の頃に見せてくれた明るい魅力をそのまま保ちながらも、少しずつ成長していく自信まで持つようになっていた。インタビューの現場に慣れたら、誰よりも楽しくて情熱的に話を交わし、むしろインタビューを主導する余裕まで見せた。やはり“ポルメドル”らしい。

BESTieはようやく3枚目のシングルをリリースしただけなのに、早くも音楽からBESTieのカラーが感じられる。特にガールズグループのセクシー戦争が熱かった2014年1月と2月の歌謡界で、BESTieは唯一爽やかで軽快な雰囲気の曲を発表し、存在感をアピールした。以前の曲で聞かせてくれたBESTieだけの可愛くて独特な歌詞も相変わらずだ。「THANK U VERY MUCH」は「別れてくれてありがとう」という内容で、レトロなギター演奏とヒップホップ風のリズムが調和を成した独特な雰囲気の楽曲だ。曲の最初から「笑わないで 君むかつく 笑わないで」というストレートな歌詞が登場したり、最後は両手をおへそに当てて深く挨拶するなど、面白い要素が曲のいたるところにある。2014年、本格的な跳躍を控えているBESTieの魅力の元を覗き込んでみた。

―2014年の初めての活動が「THANK U VERY MUCH」だ。昨年、デビュー曲「ドキドキ」を発表して活動を始めた時と比べて、今の気持ちはどうなのか?

へヨン:他のアルバムに比べて今回のアルバムは準備をたくさんした。緊張するというよりは慣れて楽しめるステージを披露できるようになったと思う。

U・JI(ユジ):アルバムを出すたびに良い姿を見せなければならないという考えでプレッシャーが大きくなる。でも、その一方では楽しい。

―音楽番組で男性ファンの声がとても大きく聞こえた。ファンが増えたことを実感しているのか?

ヘヨン:デビューアルバムに比べて成熟した女性のイメージが浮き彫りになって、男性ファンが多く増えた。歓声も本当に大きい。歌を歌いながらその歓声を聞いてニッコリと笑ってしまう時もある。でも、その代わりに女性ファンが少なくなった。以前は女性ファンがはるかに多かったが、最近は公開収録に行っても女性ファンは1人ぐらいしかいない。それで、応援の声が大きく変わった。

―今回の「THANK U VERY MUCH」ではヘヨンが「笑うな!」と直接的に強く言う部分が好きだ。

ヘヨン:メロディーと違って、ラップの内容がかなりタフだ。実は私はそう思わなかったが、人々からタフだと言われた。歌詞の内容がタフで面白いから、たくさんの人が覚えてくれたと思う。作曲家イダンヨプチャギ(二段横蹴り)兄さんたちが生意気な雰囲気を出しながら録音した方が曲と似合うとアドバイスしてくれた(笑)

ヘリョン:もてる女性のように、よく遊ぶ姉さんのように歌いなさいと教えてくれた(笑) 特にヘヨン姉さんが曲のスタートを上手く切ってくれた。ダヘ姉さんのパートはメロディーが感じられるが、ヘヨン姉さんのパートは完全なラップだから、曲の導入部が耳にぐっと来るようだ。

―「THANK U VERY MUCH」のダンスも見る人の視線を引き付ける。

ヘヨン:多くの人から最後の挨拶に特に目が行くと言われた。その部分は振り付けの演習の時、冗談交じりで「THANK U VERY MUCH」だから最後に挨拶したらどうかと話したことを振り付けの先生が聞いて、面白そうと反映してくれた。挨拶してから面白いポーズを取るのは、振り付けの先生が加えた面白いアイデアだ。

―「THANK U VERY MUCH」でヒットメーカーのイダンヨプチャギと初めて作業したが、どうだったのか?

ヘヨン:以前から知っていたお兄さんのように本当に気楽だった。

ダヘ:イダンヨプチャギ兄さんたちといたずらしたり、プライベートの話をしたり、一緒に遊びながら美味しいものもたくさん食べた。私たちを気楽にしてくれた。形を重視するより、気楽に録音することができて独特だったし、ストレートな歌詞の表現がより簡単にできた。今も頻繁に連絡しているし、兄さんたちが私たちのモニターもたくさんしてくれる。

―イダンヨプチャギは他のガールズグループとも多く作業したチームだ。BESTieに関してはどんなことを話したのか?

ヘリョン:可愛いと言われた(笑)

ヘヨン:明るい姿を褒められた。私たちが見せている純粋な姿から変わらないでと言われた(笑)

ダヘ:それが私たちの強みだと思う。周りから明るくて純粋な姿を失わないでとよく言われる。私たちが普段、とても明るくてよくしゃべるからそう見えるみたい。

―「恋愛の条件」では作曲家の勇敢な兄弟、今回はイダンヨプチャギというヒットメーカーとそれぞれ呼吸を合わせた。他にコラボレーションしたいアーティストや作曲家がいるのか?

ヘリョン:シム・ウンジ作曲家と作業してみたい。シム・ウンジ作曲家の曲を聞いたら、歌詞が本当に現実的で心にぐっと来る。恋愛の経験がなくても歌詞を聞くだけで「あ、こんな理由で別れたんだ」と共感できる。特に、KARA先輩の「Runaway」が好きだ!ぜひ一度曲を書いてもらいたい。

ヘヨン:私はRa.D先輩の「母」のような曲を一緒に歌ってみたい。「母」は本当に名曲だ。この前、母と大きな喧嘩をして、後から本当に申し訳ないと思った。それで、ピアノを弾きながら「母」を歌う姿を録音して母に送った。すると、母が泣いた。母は泣かなかったと言ったが、たぶん泣いたと思う(笑)

ヘリョン:以前、BEASTのコンサートでヤン・ヨソプ先輩が「母」を歌ったことがあって、他の歌手のコンサートに行ってすごく泣いちゃった(笑)

―メンバー全員の歌の実力が徐々に伸びているようだ。「THANK U VERY MUCH」のステージは「恋愛の条件」の時よりもっと安定的に見える。

ヘヨン:実は今回の「THANK U VERY MUCH」は「恋愛の条件」や「ドキドキ」より歌いやすい。以前の曲はライブしづらいほど音が高かった。でも、今回の曲は聞くにも、歌うにも楽だ。以前は友達がカラオケで私たちの曲を歌って、どう歌ったのかと聞くメールが来ることもあった。

ヘリョン:歌うことは本当に難しいが、聞くにはいい!

―ライブで歌いながらダンスも披露するのは難しいと思う。

ダヘ:たくさん練習したので、もう慣れた。「恋愛の条件」の場合は一日100回連続で振り付けの練習を行ったこともある。

ヘリョン:“一曲リピート”を設定して10回続けて練習して5分ぐらい休むような感じで練習している。練習する時はまるでコンサートを行っているように必死に振り付けを踊る。

―今回の曲のタイトルが「THANK U VERY MUCH」だから、メンバーたちにそれぞれ感謝する気持ちを表現してみよう。まず、リーダーのヘヨンから!

ヘヨン:(メンバーたちをじっと見つめながら)まず、私と一緒にBESTieのメンバーになってくれてありがとう。(ヘリョン:今、鳥肌が立った!)活動が大変でも熱心に頑張ってくれてありがとう。いつも明るい雰囲気を盛り上げてくれてありがとう!(笑) 一緒にいるだけでもありがたい。辛い時は慰めながらお互いのことを頼るしかない。国民的ガールズグループになる日まで頑張ろう!この間、コンテスト番組に一人で出演したが、メンバーたちが一人ずつ長文のメッセージを送ってくれた。一緒にいられなくてもメールで励まされるだけで嬉しかった。初めてのソロ活動だったのでたくさん心配したが、メンバーたちの応援のおかげで上手く披露できた。

―他のメンバーたちはどうなのか?

ヘリョン:私は末っ子なのに、姉たちが一番気を遣ってくれる。他のチームは「君が末っ子だからやりなさい!」と言われることもあるらしいが、私たちはそんなことがない。それをとてもありがたく思っている。また、美味しいものをたくさんおごってくれてありがとう。本当にどこに行っても自慢したくなる姉さんたちだ。ソロ活動をする時は手が震えるほど、一緒に活動することがすごくありがたい。

ダヘ:いつも一緒にいるから些細なことまでありがたいことが多過ぎる。でも、普段一緒に過ごす時間が多いから、お互いに敏感になったり、寂しく感じることもあるが、実はすべて理解している。私は体の調子が非常によくない時がしばしばあるが、いつか私の所に来て手を握って心配してくれるヘヨン姉さんを見て涙が出た。まるで母の手のようだった。

U・JI:本当に存在だけでもありがたい。私とヘヨン、ヘリョンは最初は他のグループのメンバーだったが、BESTieで再び会った。3人が一緒にグループに移動したわけではなく、偶然に再び会うことになったので本当に不思議だ。ダヘまで4人が同じチームになったことも不思議だ。本当にいつまでも一緒に活動したい。

―ヘリョンはどうして今ダヘを見ながら笑っているのか?

ヘリョン:ダヘ姉さんと初めて会った時を思い出すと、面白い。最初は上品で、物静かな性格で、敏感で繊細だろうなと思ったが、実はそんなにきっちりしていない性格だった。
ダヘ:実は人見知りする性格なので初めて会う人によく誤解される。でも、私は冷たくないし、敏感な性格でもない。初めて会った時は、3人はすでに知り合いなのに私だけ初めてだったから、訳もなく疎外感を感じた。でも、後から知ったが、それは私の勘違いだった。私たちはBESTieのメンバーというより、一生仲良くできる友達のようだ。結婚して子供を産んでも会いたい。それから、私は一人っ子なので、姉妹ができたようで嬉しい。

―自分の名前を検索したことがあるのか?BESTieについて調べる途中、ポータルサイトの関連検索語が面白くて書いてきた。まず、へヨンは“セルカ”(セルフカメラ/自分の携帯で自分の写真を撮影すること)が一番先に出た。

ヘリョン:ヘヨン姉さんはセルカを本当にたくさん撮る。

ヘヨン:実物とセルカは写りが違うから。

ダヘ:実物とセルカの姿が本当に違うのは私だ。300枚を撮ったら1枚だけ可愛く写る(笑) でも、ヘヨン姉さんがセルカを撮る技を優しく教えてくれた。姉さんのセルカが話題になるのは技術が良いからだと思う。

ヘヨン:人によって可愛く写る自分だけの角度がある。ダヘがセルカを撮る時に隣で色んな角度を指導した(笑) かなり発展した。最近はダヘがベッドの上でセルカを撮っている。

―また、ヘヨンはCHUNJIが関連検索語に出る。TEENTOPのCHUNJIと熱愛説があるのかと驚いてクリックしたら、似た顔が理由だった(笑)

ヘヨン:デビューの時からTEENTOPのファンが私とCHUNJI先輩が似ていると、それぞれの写真をくっ付けて比べたのを見た。特に記事の写真が似ていると思う。

ヘリョン:CHUNJI先輩のように、ヘヨン姉さんも首と顔の太さが同じだ。それに、口が小さいのも似ている。でも、ヘヨン姉さんは似ている人が本当に多い。MBC「パパ、どこ行くの?」のジュンスとも似ているし、チャン・ユンジョン先輩は実際に見たら本当にそっくりだった!

ダヘ:チャン・ユンジョン先輩に挨拶しに行ったら、ヘヨン姉さんにそっくりな人がいた!

―ヘリョンの関連検索語は予想した通りグラビア撮影だ。セクシーなコンセプトのグラビアが多くて話題になったが。

ヘリョン:実は最初に見た試案と実際のポーズが違って驚いた。でも、撮影に入ったらポーズが徐々に上手くなっていた。初めてその姿勢を見た時は衝撃だったのに……(笑)

―そのおかげで脚線美も自動的に関連検索語になった。

ヘヨン:ヘリョンはモデル体型だ。ボディラインがきれいで、太ももだけ少し肉がついたら本当に素敵だと思う。足と腕が長くて、服を着たらスタイルがいい。

ヘリョン:実は痩せているのが悩みだ。最近はXSサイズも大きい。昨年「恋愛の条件」で活動した時、体重を少し増やしたが、肉が顔にだけついた。仕方なく再びダイエットをしたが、顔の肉を落とすために食べ物をあまり食べなくなった。最近も顔が腫れるのを避けるために、食べることに注意している。

―普段から運動はしているのか?

ヘリョン:休む暇もなく活動を続けているので、ジムに通う時間がない。

ダヘ:毎日のように振り付けの演習をしても、ダンスで痩せられる体重は決まっている。それ以上を超えないと、体重は落ちない。さらに、活動する時は体を動かす時間より、待機する時間の方が長い。それで、食べてステージに立つことが日常となり、時間もないからあまり動かない。準備する時より、むしろ活動する時により太る。

ヘリョン:それで、音楽番組のステージを見たら、毎週のように私たちの顔が変わる。カムバックステージの時は痩せているのに、最後のステージでは顔に肉がついている(笑)

―ダヘは関連検索語に“オンサル”(お尻の肉)という独特な単語があった。

ダヘ:私のお尻は大きい方だ(笑) 骨盤も大きい。それでお尻を使うダンスを踊ると、目立ってしまう。

ヘリョン:それに、ダヘ姉さんは腰が細いから、お尻がより目立つ。腰や骨盤を使うダンスは二人前の役割を果たす(笑)

―U・JIは最近話題を集めた映画「アナと雪の女王」の主題歌「Let It Go」が関連検索語にある。

U・JI:もう流行が過ぎたから話題になると思わなかったのに、関心を持って上手いと褒めてくれた方が多かった。

―U・JIは昨年12月のKBS 2TV「不朽の名曲-伝説を歌う」でユン・サンの「もう一歩」を歌って話題を集めた。初出演だったが、どうだったのか?

U・JI:私自身に大きく役立ったし、今考えても面白かった。もちろん、チームではなく、私1人で歌わなければならないのでプレッシャーもあった。それに、よりによって声が枯れて、風邪を引いた。でも、幸いにも歌を上手く披露することができた。心残りはたくさんあるけど。

―当時、ミュージカル風に歌を歌ったが、そんな歌い方を好んでいるのか?

U・JI:実はそんな風に編曲されるとは思っていなかった。「もう一歩」は明るくて希望的な曲で、編曲の方が本当にたくさん気を使って編曲してくれた。編曲された曲を聞いてすぐに「うわ~」と感嘆の声を漏らした。原曲とスタイルがまったく異なる、想像を超えた編曲だった。

―今後、歌ってみたい先輩の曲は?

U・JI:イ・ソニ先輩の曲!すべての曲が好きだが、その中でも映画「王の男」の主題歌「縁」が一番好きだ。

ダヘ: god先輩やペク・チヨン先輩の曲!幼い頃から憧れていたので、練習する時はいつも彼らの歌を歌った。

ヘリョン:インスニ先輩の「父」も好きだ。シャワーする時にいつも聞いた。

ヘヨン:故キム・グァンソク先輩の「起きて」と「三十頃に」を再び歌いたい。幼い時、父親が故キム・グァンソク先輩の曲を本当にたくさん聞いたので、もうモノマネまでできるほどだ。

ダヘ:うちの母はWAX先輩の「化粧を直して」、ホン・ギョンミン先輩の「揺れる友情」をよく聞いていた!(笑)

―U・JIは関連検索語に腹筋もあった。

ダヘ:今回の活動でU・JI姉さんはお腹が見える衣装を着ている。それで、ご飯もほとんど食べられず、ステージのために運動を熱心にしている。それだけに素敵な腹筋ができたと思うが、U・JI姉さんは満足していないようだ。

U・JI:何かを食べたらすぐにお腹が出る体質なので、ご飯を食べられない。実は腹筋がそんなに明確に割れてはいないが、照明とメイクの技術を少し借りた(笑)

―ヘリョンは最近、演技活動を少しずつ繰り広げている。つい最近、KBS 2TVドラマスペシャル「きれいだオ・マンボク」にも出演したが。

ヘリョン:パク・チョルミン先輩やラ・ミラン先輩のように有名な俳優たちと初めて演技に挑戦した。気楽に撮影できたが、学んだことも本当に多かった。ドラマでヒャンギが泣くシーンがあったが、後ろでそんなヒャンギの演技を見ながら私も泣いていた。「これが演技の呼吸なんだ」と感じた。またパク・チョルミン先輩やラ・ミラン先輩のアドリブは見ている間ずっと感心した。家に帰って手帳にメモを書いたこともあった。

―メンバーたちもヘリョンの演技を見たのか?ヘリョンは「きれいだオ・マンボク」で可愛いが自分勝手な姉オ・スンボク役を演じた。

ダヘ:オ・スンボクが大声で叫ぶ姿など、いくつかのシーンで普段のヘリョンの姿が見えて面白かった。ドラマでオ・スンボクが怒って叫んでいるのに、「あっ、私がよく聞いている声のトーンだ」と思いながら笑った。実はヘリョンが撮影に入る前からたくさん期待していた。素敵な先輩たちも多く出て、面白く見た。短編ドラマなのが残念だった。

―ダヘが特にドラマをよく見ると聞いた。ドラマ好きとしてヘリョンに似合うキャラクターをお勧めしたら?

ヘリョン:チョン・ソンイ(「星から来たあなた」の女性主人公)と言って。チョン・ソンイ!

ヘヨン:私が先に話す。家が大変で、母を恨んでいるキャラクターも似合いそうだ。連続ドラマ!週末ドラマ!

ダヘ:心に痛みのあるキャラクター、悲恋の女性主人公も似合うと思う。でも、「きれいだオ・マンボク」を見て、チョン・ソンイまでではなくてもハツラツとしたキャラクターも似合うと思った(笑) 成熟しているが、個性もあるキャラクターが最近人気だから。そんな流れを追ってもいいと思う。最近、私はSBS「3度結婚する女」のチェリンのキャラクターに注目している。

ヘリョン:私はKBS 2TV「棚ぼたのあなた」のオ・ヨンソ先輩のキャラクターも好きだ。憂鬱な人物より、明るいキャラクターが好きだ。幼い頃から演技を習ったからか、憂鬱な演技をすると自然な姿ではなく、役者のトーンが出てくる。

U・JI:可愛いがホダン(しっかりしているように見えて抜けている人)な姿、ツンとしているけれど天然なキャラクターも魅力的で似合うと思う。

―ヘヨンとダヘの個人活動についても話してみよう。まず、ヘヨンはどうなのか?

ヘヨン:「TV動物農場」のMCや自然を題材にする番組をやってみたい。田舎に行って畑の仕事をする番組もいい(笑) 危険な所には一人でなかなか行けないから、番組を通じて挑戦してみたい。幼い頃から木に登って遊んだり、池でカエルを捕まえてボイルして食べたりしながら育ったからか、自然と親しい。

ヘリョン:以前、練習室にクモが2匹現われたことがあるが、ヘヨン姉さんはそれが可愛いと捕まえて観察していた。その姿を見て本当に鳥肌が立った。

ヘヨン:最近私はカブトムシを飼っている。触ったら柔らかい感触が好きだ。そんな昆虫が好きだ。あ、ちなみに、ピカチュウの実在のモデルであるチンチラという動物がいる。私が触った生き物の中で、毛が一番柔らかかった。

―ダヘはどうなのか?

ダヘ:幼い頃からMBC「無限に挑戦」を見ながら育った。そして、バラエティ番組も、ドラマも普段たくさん見ているから、すべてやってみたい。ラジオも本当に面白かった。

ヘリョン:でも、ダヘは実戦に弱いタイプだ。普段のように自然にしないと、あまり面白くない。いつ面白いことを話すか分からないから、カメラがずっとついていなければならない。

ダヘ:まだどこまでやっていいのかその線がはっきり分からなくて、顔色をうかがっている。

ヘヨン:でも、番組に出演したら、私たちはまだ新人だから視聴者によりよく見える前に立ちなさいと先輩たちが配慮してくれる。そして、話すタイミングも敎えてくれる。ピョン・ギス、ZE:Aのグァンヒ、カン・ホドン先輩が記憶に残る。

―U・JIは「不朽の名曲」でソロ曲を歌ったが、今後ソロ活動としてやってみたいことがあるのか?

U・JI:機会があれば「不朽の名曲」にまた出演したい。そして、ドラマの主題歌も歌いたい。最近、ミュージカル「フルハウス」の助演にキャスティングされて、期待している。活動が重なってまだ練習には行けていないが……好むジャンルは特にない。ヘヴィメタルは少し難しいかもしれないが、シャンソンやヨーデルソングも歌える(笑)

―以前、自ら“ポルメドル”という修飾語を付けた。BESTieはどんな魅力を積み上げていると思うのか?

ダヘ:デビュー曲「ドキドキ」「恋愛の条件」「THANK U VERY MUCH」など、今まで歌謡界の主流と異なるコンセプトで活動した。「THANK U VERY MUCH」もセクシーなコンセプトが流行っているのに、それに従わずにBESTieのスタイルを披露した。それで多くの人が「BESTieは彼女たちだけのカラーがある」と感じてほしい。新しくてどんなことを試みるか分からない不思議な魅力が私たちのカラーだと思う。

ヘリョン:また最近、きれいになったとよく言われる。その言葉がすごく嬉しい一方、食欲をもっと我慢しようと思うようになっちゃった(笑)

ダヘ:容姿だけ褒められているようで、それは少し残念だ。

ヘヨン:「素敵な曲だ」「ライブが上手い」のような話も聞きたい。

ダヘ:デビューの頃から脚線美を褒められるなど、足の長さに注目が集まった。もっと熱心に頑張らなければならないと思う。

―2014年、自分のこの点だけは直したいと思うことがあるのか?

ヘリョン:発音と人見知りな性格を直したい。人見知りが激しくて、ソロ活動の時は他の人とあまり話をしない。姉さんたちと一緒にいたらよく話すのに……明るい性格に直したい。

ヘヨン:私も人見知りな性格を直したい。隣にメンバーが一人でもいたら上手く話せるのに、私一人だと愛想がなくてあまり話さなくなる。また、笑う姿を直したい。表情を全く考えずに笑って、会社から注意されたことがある。今は少し直したが、突然変な表情が出たりするのである程度は頭で考えて笑わなければならない。それで、本当に面白い時は大変だ(笑)

ダヘ:今年中にカメラの前で自然な私を見せられるように頑張る!

U・JI:ジンクスを消したい。重大なこをと控えたら、必ず体の調子を崩したり、何か問題が生じる。重大なことがあるということを知らなくても、必ず具合が悪くなるか、声が枯れる。このジンクスを克服したい。

―2014年の目標は?

ヘリョン:現実的な目標は休まずに活動すること!心配せずに、次のアルバムをリリースしたいという意味だ(笑) そして、最も理想的な目標は年末の授賞式に参加することだ。メンバーたちと一緒に年末歌謡祭を準備したい。1時間も眠れなくてもいい。

ダヘ:突然大きな人気を博すよりは、速度は遅くてもいいから着実に一歩一歩踏み出してトップに長くいたい。

記者 : パク・スジョン、写真:ク・ヘジョン、翻訳:ナ・ウンジョン