オダギリジョー“日本の芸能界?よく知らない”「舟を編む」韓国プロモーションで語る

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写真=TVレポート DB
俳優のオダギリジョーが日本の芸能界についてよく知らないと明かした。

18日午後、ソウル鐘路(チョンノ)区CINE CUBE光化門(クァンファムン)で開かれた映画「舟を編む」(監督:石井裕也)のシネトークに、俳優のオダギリジョーが出席した。

17日に韓国を訪れたオダギリジョーは「舟を編む」で馬締光也(松田龍平)を辞書編集部にスカウトするお調子者の編集者・西岡正志を演じた。

この日、オダギリジョーは「石井裕也監督は、韓国で“若き巨匠”と呼ばれている。日本での立ち位置はどうなのか?」という質問に「正直、僕は芸能ニュースをあまり見ない方だ。日本の芸能界についてよく知らない」と率直に答え、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

彼は「20代で監督を目指す人が多いが、石井裕也監督は商業性を持ちつつも作家性にこだわることが出来る点で、成功した監督だと思う」とし、「自分より年下の監督と映画を撮るのは今回が初めてだった。石井裕也監督はすごい人だ」と絶賛した。

1983年生まれの石井裕也監督は、2010年映画「川の底からこんにちは」でブルーリボン賞監督賞を受賞した。

60万部を売り上げたベストセラー小説「舟を編む」を原作にした映画「舟を編む」は小心者で変わり者な一人の男の15年にわたる辞書作りの過程を繊細に描いた映画だ。

松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー並びに「ジョゼと虎と魚たち」のジョゼ役で愛された池脇千鶴、人気ドラマ「深夜食堂」の小林薫、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞に輝いた黒木華など実力派俳優たちが出演した。韓国で2月20日に公開される。

記者 : キム・スジョン