Vol.1 ― “2014ルーキー”コ・ソンヒ、もしかして君の虜になったのだろうか?

10asia |

2014年の午年が明けた。10アジアでは、新年初の企画として10人の2014年の優良株を選んでみた。1日に5チームを紹介する。コ・ソンヒ、パク・ドゥシク、BESTie、5urprise(サプライズ)のソ・ガンジュン、C-CLOWN、Asian Chairshot、アン・ジェヒョン、オム・テグ、ユン・ジョンフン、チョ・スンヒョンがその主人公だ。計10組全員が、昨年自分の名前を広めようと一生懸命に頑張り、2014年は本格的に良い実を結ぼうとしている。

10アジアが選んだ優良株たちが、午年の中でも60年ぶりとなる“青馬の年”に青い馬に乗りダイナミックに一年を走り続けることを願って“ルーキー証明書”を授与する。


どうして君の虜になったのだろう?

映画「ローラーコースター」を見た人なら、コ・ソンヒのことを忘れることはできないだろう。日本人CA南戸役を務めたコ・ソンヒ。日本人特有のぎこちない韓国語の台詞も見事に演じた彼女のキャラクターは強烈だった。劇中トップスターマ・ジュンギュ(チョン・ギョンホ)が南戸に一目ぼれしたように、映画を見た観客もみんなコ・ソンヒの虜になってしまった。言うまでもなく、有名な女優になりそうな雰囲気を漂わせていた。

南戸という独特なキャラクターで人々を虜にしたことは、コ・ソンヒにとってかなり有力な戦略(?)だった。やや平凡にも見えるルックスの中に多様な魅力と可能性があることを人々に知らせたからである。

女優コ・ソンヒの最も大きな魅力は、純粋で無邪気な表情の中に不思議なセクシーさが隠れていることだ。口を閉じていると気が強そうに見え、微笑むとすぐに明るくなる。多様な役を表現できる白紙のような女優だ。

コ・ソンヒはすでに魅力を認められたようである。ドラマデビュー作にして主演を務めるとは、普通ではないことだ。

コ・ソンヒ、2014年に向かって直進!

コ・ソンヒの2014年は明るい。現在出演中のMBCドラマ「ミス・コリア」が話題を巻き起こしている。コ・ソンヒが演じるキム・ジェヒはヒロインのイ・ヨニが演じるオ・ジヨンのライバルだ。それほど華麗ではないフィルモグラフィを持つ新人が主演クラスに急成長した。キム・ジェヒは神様がくれたボディラインと肌、非の打ち所がないルックスに品格のある有力なミスコリア候補だ。この完璧なキャラクターは実際にもその条件を揃えた女優が演じるべきであり、身長170㎝にスリムなボディラインのコ・ソンヒはあらゆる条件をすべて揃えている。しかし、このような容姿とは関係なく、役に溶け込む女優としての集中力が素晴らしいという点で、コ・ソンヒは長く続けていくことができる女優になるであろう。

おそらく「ミス・コリア」以降のコ・ソンヒの活動範囲は大きく変わると思われる。所属事務所であるサラムエンターテインメントの話によると、早くも次の作品のラブコールが入ってきているということだ。

20代の女優不足に苦しんでいる現状の中で、コ・ソンヒというルーキーは千軍万馬であるだろう。

記者 : ベ・ソンヨン、写真提供 : サラムエンターテインメント、編集 : チェ・ジンシル