コン・ユ、14年目のプロフェッショナルな彼の姿を再確認

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At the Cover Story SHOOTING

12月6日、映画「サスペクト 哀しき容疑者」のプロモーション活動に邁進しているコン・ユに、鑄城洞(チュソンドン)のスタジオで会った。甘い笑顔、少しウェーブのかかったヘアスタイルに撮影現場の雰囲気を左右するセンスまで。やはりコン・ユだった。

今にも公開されそうだった映画「サスペクト 哀しき容疑者」は、非常に長い待ち時間の末に公開された。徹底的に準備し、長期間に渡って下ごしらえをしてからファンの前に姿を表したのだ。

撮影は簡単ではなかった。彼の言葉通り、長いトンネルをくぐって出てきた作品だった。選択も大変だったし、撮影時間も長く、1シーン1シーンを仕上げること自体が大変な映画だった。しかし、撮影が終わった今は、新たなイメージチェンジという大きな課題を解決したようで嬉しいと話した。

2時間余りの映画の中の彼は、紳士的でもなく、笑顔も見せなかった。その代わり、オーラを放つ眼差しと殺気漂う表情でスクリーンを圧倒した。もちろん、女性ファンの心をくすぐる腹筋は、ボーナスとしてついてきた。長期間にわたって準備してきただけに、プロモーション活動もいつもより積極的だった。これまでの月並みなプロモーション活動でなく、ファンに会うイベント性高いのプロモーション活動を行っている。そのおかげで「@star1」のグラビア撮影及びインタビューの前日も、それ以降も、彼のスケジュールは専ら「サスペクト 哀しき容疑者」に費やされていた。

長く待った末に行われた「@star1」の撮影では、映画「サスペクト 哀しき容疑者」で変身した彼を、いつもの彼に戻すものだった。そのため、加減のないコン・ユ、彼そのものを盛り込もうとした。コンセプト会議には、スタッフたちはもちろん、書面ではあったがコン・ユも参加した。ファッションは、普段彼が好んで着るという、いや、気楽だから好きだというファッションが選ばれた。

そして6日、ようやくグラビアの撮影が始まった。撮影の合間合間に彼は公開を前にした映画の話と撮影のエピソードを話し、撮影の合間にカメラマンと共にカメラに写った自分の姿について相談していた。一緒に働くスタッフたちの雰囲気を主導するのも彼だった。撮影は4時間ほど続いた。そして、最初の企画通り、コン・ユの姿をそのままカメラに写すことができた。加えて、短い時間だったが、モデル出身に相応しく、そしてデビュー14年目らしく、プロフェッショナルな彼の姿を再確認することができた。

COVER STORY STYLING

気の置けない人たちと仕事をするのが好きだというコン・ユは、カメラマンと共に撮れた写真のディテール一つ一つまで細かく気を配っていた
普段よく着るファッションは、着飾っているようでも構えすぎないナチュラルさが感じられるファッション。八分丈のスラックスにニット、その上にダウンジャケットやニット帽を被ったり、気楽に着ることができるスタジアムジャンパースタイルのジャケットを好む。

靴もやはり、快適なスニーカーを好んで履く。あるがままのコン・ユを盛り込もうとした撮影であるだけに、この日の撮影では普段の彼のコーディネートを選択した。カメラを通してのみ見られるカリスマ性とセクシーな笑顔はボーナスだ。

1. ワイルドながらもタフな雰囲気の強いムスタングコート。Ralph Lauren Blue Label

2. コン・ユの優しい雰囲気にぴったりの、ゆったりとしたコート。Saint Laurent

3. 紳士的な雰囲気を出したい時よく履く靴。Alden by unipair

記者 : @star1、写真 : イ・ジェハ(プロダクト)、キム・チャンヒョン(スケッチ)