“泥沼の戦い?”Apink脱退のホン・ユギョン父親、所属事務所側に反論

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写真=TVレポート DB
ガールズグループApinkの元メンバーホン・ユギョンの脱退過程を巡って相反する主張が繰り返され、泥沼の戦いに拡大する兆しが見えている。

ホン・ユギョンの父親であるDSR製鋼のホン・ハジョン代表取締役は自身のSNSに「ユギョンが母親と話し合ったというメディア操作…ただすみませんと謝って残っているApinkのために我慢してくださいと話していたなら、そうやってあげたのに…合意書に署名した過程を明かさないとですね」と書き込んだ。これに先立ちApinkの所属事務所側がホン・ユギョンが脱退に合意した証明書に言及したことに対する反論と見られる。

またホン氏は「お金持ちの娘だという報道で、ユギョンはとても苦しんでいました。それでもApinkをPRすることに役立つと我慢していたんです。脱退の記事の後も、“食い逃げ(多額のギャラを貰いながらも活躍しない芸能人の例え)”などとメディア操作をして記事を出し……」と付け加え、所属事務所による一方的な横暴にホン・ユギョンが傷付いたという意見を示した。

ホン・ユギョンの父親であるDSR製鋼のホン・ハジョン取締役は、4月23日午後、自身のSNSに「人生はどうせ一度きりのものだ。裏切りをしてはいけない。結局ブーメランになって自分に戻ってくる。世の中の筋というのがそうなのだ」と書き込んだ。この書き込みは、Apinkの所属事務所がホン・ユギョンがグループから脱退するという公式コメントを出した直後に掲載された。

その後ホン・ハジョン代表はホン・ユギョンのファンコミュニティに「これまでありがとうございました。ホン・ユギョンドットコムを運営してくれて(笑) ごめんなさいね。ユギョンも辛いはずです。1ヶ月前に突然通告されて…お元気で。ご健闘を」という書き込みを掲載した。ホン・ユギョンの脱退に何か釈然としない過程があるということを迂回的に表現したのだ。

ホン氏の文章から、ホン・ユギョンが一方的にApinkから追い出されたことが予想された。その後、各メディアはホン・ユギョンが一方的にグループから追い出されたという記事を報じ、所属事務所は「事実無根」と釈明した。またホン・ハジョン代表は「事実ではないものを、何度もメディアに流さないでください。(そうすると)私も対応するしかないでしょう?」と書き込み、Apinkの所属事務所のコメントに全面的に反論した。

しかし、依然ホン・ユギョンの脱退に関する記事が修正されないと、ホン・ハジョン代表は2日午後「最近、大韓航空乗務員の事件や、ロッテホテルの支配人事件からも分かるように、“甲”の位置にあるからって権限を勝手に乱用することは、もはや許されていません。韓国社会はそれだけ成熟しているんです」とコメントした。

3日午前には「ファンの方への公式謝罪文を発表し、ユギョンを復帰させてほしいと事務所側に要請しました。ファンの皆様、ご協力お願いします」と書き込み、積極的に主張を展開した。

一方、Apinkの所属事務所側はホン・ユギョンについて一方的な追い出しではなく、相互の合意に基づいた脱退であると主張している。一部のメディアを利用し、引き続き同じ立場だけを貫いている。ホン・ハジョン代表が公開的に全ての過程を明かすと出た以上、Apinkの今後に暗雲が垂れ込める可能性も出ている。

記者 : キム・イェナ