茨の道に一歩踏み出した「トーククラブ俳優たち」アンチをファンに変える奇跡を起こすか

OSEN |

MBC新トークショー「トーククラブ俳優たち」(以下「俳優たち」)の放送がスタートした。まだ「ユ&キムの遊びにおいで」(以下「遊びにおいで」)の後番組という負担はあるが、単なる身の上話ではない俳優の赤裸々な話が聞けるトークショーになる可能性を見せたことは確かだった。

韓国の映画と俳優の人生をトークのテーマにしたいという企画意図から出発した「俳優たち」は、14日に放送が始まった。同トークショーは専門のMCなしにファン・シネ、シム・ヘジン、イェ・ジウォン、ソン・ソンミ、コ・スヒ、シン・ソユル、コ・ウナ、ミンジ、パク・チョルミンなど、10人のMCと歌手ジョン・パクがパネリストとして出演する番組である。

予想通り、突然打ち切りとなった長寿トークショー「遊びにおいで」の後番組であるため、厳しい視線の中で順調とは言えない出発をした。まず、初回を見る限り、10人のMCの多様なキャラクターと普通でないトークは、回を重ねるにつれてより調和をなし、楽しみを与えると予想される。

また、俳優たちが打ち明ける赤裸々な話は、これまで作品を広報するため出演したトークショーでの対話とは確実に違っていた。先輩のファン・シネとシム・ヘジンが中心になりながら、他の俳優が打ち明ける話は興味深かった。

もちろん、「遊びにおいで」の後番組として、出発から嫌われたことは弱点といえば弱点だ。「遊びにおいで」が打ち切りになる前の昨年11月から企画された番組だが、長い間放送されてきたトークショーの打ち切りで怒った視聴者をなだめるには、まだ十分に時間が経っていない。厳しい視線は「俳優たち」が面白いコンテンツを出して克服すべき一番大きな課題だ。

また、MCたちがまだ親しくないせいで、少しぎこちない印象を与えると共に、コーナーを設けず対話を続けていく形となっていることで多少散漫に見えたことも改善すべきだろう。茨の道に一歩踏み出した「俳優たち」がアンチをファンに変える奇跡を起こせるのだろうか。

記者 : ピョ・ジェミン