キム・ジウン監督、日本アニメ「人狼 JIN-ROH」実写版の演出家候補に

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日本のアニメーション映画「人狼 JIN-ROH」の実写化プロジェクトが韓国で行われている中、キム・ジウン監督が演出家候補として挙げられている。

沖浦啓之監督が作った「人狼 JIN-ROH」は、約6億円の制作費、1千人余りの人々が投入された日本アニメを代表する作品だ。1960年代の日本の架空の舞台を背景に、人間としての感情を一切排除し生きていく鎮圧部隊の青年の話を描いている。韓国でも有名な押井守監督が脚本を担当した。

「人狼 JIN-ROH」プロジェクトはまだ全面的に実現が決まったわけではないが「甘い人生」「グッド・バッド・ウィアード」などを通じて感覚的な演出力を認められたキム・ジウン監督が、次期作として選択する可能性が高いと知られた。映画「人狼 JIN-ROH」の関係者はこれに対し「キム・ジウン監督の現在の状況は“検討中”だ」と伝えた。

キム・ジウン監督は、ハリウッドデビュー作「ラストスタンド」の公開を来年1月に控えている。また最近、アジア系監督としては初めて、米国映画人組合が選定する次世代監督賞(Vision Award)を受賞した。

記者 : チェ・ナヨン