「共謀者」イム・チャンジョン&オ・ダルスの演技対決“目つきが変わった”

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写真=映画「共謀者」スチールカット
前作と180度変わった雰囲気のイム・チャンジョンと笑いをなくした恐ろしい演技で戻ってきたオ・ダルスが張り詰めた演技対決を繰り広げた。

韓国と中国を行き来する旅客船の搭乗者を対象に臓器を摘出して売買する企業型犯罪集団の衝撃的な実態を描いた犯罪スリラー映画「共謀者」(監督:キム・ホンソン、制作:映画会社チェウム)のスチールカットが公開された。

公開されたスチールカットは臓器密売組織の総責任者ヨンギュが臓器の摘出を担当する出張外科医を買収するためにキョンジェをたずね、最後の作業を提案するシーン。不慮の事故以来3年ぶりに遭遇したヨンギュとキョンジェの間に妙な緊張感が漂う。

当時、撮影現場は前作で披露した温かいイメージとは異なり、シリアスな表情演技を見せるイム・チャンジョンと、作品ごとに個性あふれる演技で特有のカリスマ性を発揮してきたオ・ダルスの張り詰めた演技対決で、実際の共謀現場を彷彿とさせた。

2人の俳優の火花散る演技バトルにスタッフは息を潜めて撮影に取り組んだ。

特に体当たりで危ないシーンをこなしたイム・チャンジョンのアクションと、摘出専門外科医の両面性を表現した圧倒的な演技力が観客の期待を高めている。

企業型臓器密売組織が実存する可能性への疑惑を増幅させるほど、“臓器密売”という衝撃的な素材をリアルに描いた「共謀者」。法の力が届かない航海上で平凡な一般人が臓器売買の犠牲者になる過程をリアルに表現した。韓国で今月30日の公開予定だ。

記者 : シン・ナラ