「ビクトリー」パク・セワン“Girl's Day ヘリの努力に100点をあげたい”

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写真=Ghost Studio
女優パク・セワンが、Girl's Dayのヘリへの愛情を明かした。

パク・セワンは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区のあるカフェで行われた映画「ビクトリー」(監督:パク・ボムス)のインタビューを通じて、ヘリと親しくなったきっかけから、お互いに頼り合って作品を引っ張っていかなければならなかった撮影当時を語った。劇中、彼女はミナ役を務め、チアリーディングを披露した。

パク・セワンはヘリと親しくなったきっかけについて、「体をぶつけ合いながら親しくなったように思います。たくさんダンスを踊ったので、一度で完成したわけではありません。顔の大きさ、身長なども同じで、フィッティングをする時から2人は本当の友達みたいだとよく言われました。2人とも急に先輩役になったのもありますし、理由はたくさんあります。そのような部分で、自然に親しくなることができたと思います」と語った。

2人は共演しながら、実際にピルソン(ヘリ)とミナのような関係になったという。パク・セワンは「ピルソンとバス停のシーンで、泣かずに話そうと思っていたんですけど、ヘリと私の間に何かがたくさん積み重なったようです。言葉で『あなたを信じている。頼りにしている』とは言わなかったんですけど、新人たちと共演しながら、引っ張っていかなければならないというプレッシャーがありました。その時にそれが爆発したようです。私の目だけ見ても泣いてしまって、監督から『泣かないでよ。君たち、ロマンスじゃないんだから』と言われました。その時の台詞がとても素敵でした。そのシーンを見て、ミナは自尊心の高い人だと思いました」と語った。

ヘリに「あなたを輝かせるために最善を尽くす」と言ったというパク・セワンは、「ピルソンから始まってピルソンで終わるので、それ以上欲を出してはいけないと思いました。私はアンサンブルにならなければならないと思い、また息が合わないといけないので、練習もたくさんしました。それも全部、先輩たちから学んだことです。ヘリに方言もたくさん教えてあげたのですが、ヘリはすごく努力していました。だから100点をあげたいです。楽譜を見るように練習していました。最初は1枚も進まなかったのが、徐々に2枚、3枚ずつ進むようになりました。ヘリは私に(何度も聞くことを)申し訳ないと思っていたようですが、私はむしろ嬉しかったです。素晴らしいものが出来上がったら、それは私にとっても良いことですから」と明かした。

ヘリが運営するYouTubeチャンネル「ヘリ's Club」にも出演した。パク・セワンは、「『ビクトリー』の広報のため出演した最初のバラエティが『ヘリ's Club』だったのですが、緊張したせいか、首の後ろが汗で濡れていました。ヘリが司会をしてくれたのですが、ピルソンとしてリードしようと努力してくれたおかげで、緊張がほぐれました。その後、『町のスターK』『チャナン(残念という意味とカンパイ、2つの意味がある)兄さん、シン・ドンヨプ』に出演したんですけど、徐々に緊張がほぐれました。ヘリのおかげだと思います。特にバラエティに出演すると、ヘリはとても上手なんです。センスよく雰囲気を盛り上げて、『本当に芸能人なんだ、本当に上手だ』と思うほど、すごく勉強になって、頼りになりました」と感謝を伝えた。

Netflixシリーズ「イ・ドゥナ!」ではペ・スジ、「ビクトリー」ではヘリと共演したパク・セワンは、「撮影がすべて終わってから、『なぜあなたがこれほど多くの人々に愛され、長い間この場にいられるのかが分かる気がした』と言いました。普段のテンションはそんなに高くないと感じたのですが、現場のためにテンションを上げるのがすごいと感じました。一度も下げなかったんです。私と似ていたのは、最後までやることです。私はテイクを100回やっても構わないんです。出来が良くなければならないので、そのような点が合いました。スジもヘリも、なぜその場にいるのかが分かりました。1度もイライラしている姿を見せたことがなかったんです」と称賛した。

「ビクトリー」の撮影現場の雰囲気も伝えた。パク・セワンは「本当に高校生のようだったんです。休憩時間にも元気で疲れなかったんです。私もあんな感じだったのかなあと思うくらいでした。みんなとても優しくて、頑張り屋でした。方言も一生懸命に聞いてくれるし、その姿がすごくかわいかったです」と話し、「できるだけ、間違っているのではなく、異なるだけだと考えるようにしています。私が好きな先輩たちも、私を後輩としてではなく、仲間として見てくださって、自分が足りないとか未熟だと考えなくなったので、自分もそのような目線で見ようとしました。シン・グ先輩が『ユ・クイズ ON THE BLOCK』で話していた言葉が心に響きました。頑張ろうと思って来た人たちだから、初めてですし、教えてあげたい気持ちが大きかったんです」と先輩としての心構えを伝えた。

若い俳優たちとの世代差も感じたという。パク・セワンは「お酒を飲まないので、『好きなように飲んで』と言っても、本当に飲まなかったんです。そして『マフィアゲームしますか?』『プリンクル(チキン)食べますか?』というメッセージが来るんです。本当にお酒のない撮影現場は初めてでした。日が暮れると撮影が終わりました。5時頃に起きて撮影現場に行って、日が暮れると終わる、登校するような気分でした。また、時給の話をしたんですけど、私が小さい頃は4980ウォン(約530円)で、それを言ったら『嘘でしょう?』と言われました。そのようなエピソードが本当に多くて、年齢差を感じました。また、カフェで『冬のソナタ』のOST(挿入歌)などが流れると、ヘリと私は懐かしいというリアクションをするのですが、彼女たちは誰も知らないんです。それに、踊っても疲れないんです。『Twist King』を踊った時も、オーケーが出て、私は疲れて倒れているのに、彼女たちはみんな走っていってモニタリングしていました」とエピソードを公開した。

先輩として、後輩俳優たちを引っ張った撮影の後、学んだこともあったはずだ。パク・セワンは「たくさんの質問に答えながら、私も勉強になりました。役に立つために台本を全体的に見ようと努力しました。先輩たちのことをたくさん思い出しました。私もリードではなく、まだ学ばなければならない立場なのに、やっていいのかなとも思いました。そのような瞬間が何度もありました。その度にヘリや監督と会話をたくさんしました」とし、「『ソウル・バスターズ』では末っ子だったんですけど、とても楽だったんです。撮影現場に行くのがとても楽でした。ただ現場に行って頑張ればよかったんです」と付け加えた。

記者 : パク・スイン