「BOYS PLANET」出演ジェイ、番組出演の感想を語る“10位で残念だったが良い経験だった…今年のデビューを準備中”

Newsen |

写真=FMエンターテインメント
練習生のジェイが、Mnetのサバイバル番組「BOYS PLANET」への挑戦を終えて心境を語った。

ジェイは韓国で4月20日に放送終了した「BOYS PLANET」に出演した。最近、Newsenのインタビューに応じた彼は「ファイナルを見るために母が韓国に来てくれました。数日間、母と一緒に時間を過ごして休憩を取った後、今はファンミーティングの準備をしています」と話した。

それから「歌とダンスの練習もしています。個人的にダンスが下手な方だと思っていたのですが、『BOYS PLANET』を通じてダンスに関心を持つようになり、自信もついて一生懸命に練習しています」とつけ加えた。彼はアメリカ人であるにもかかわらず、インタビューではほとんどを流暢な韓国語を駆使して音楽やステージに対する情熱を語り、より深い話をしようとする時のみ英語で答えた。

「BOYS PLANET」を通じて世界中のK-POPファンから注目を集めているだけに、単独ファンミーティングを通じてファンとコミュニケーションをとる計画だ。彼は「今年のデビューを目標に準備しています。まず、5月20日に韓国でファンミーティングを行う予定です。アジアでのファンミーティングやバスキング(路上公演)もたくさんやりたいです。機会があれば、アメリカやヨーロッパのファンの皆さんにも会いに行きたいです」と話した。

ジェイはファイナルの生放送で10位になり、1位から9位までの9人で結成されたグループZEROBASEONE(ZB1)には合流できなかった。しかし、CRUSHの「Rush Hour(Feat.J-HOPE of BTS)」のライブパフォーマンスで強烈な存在感を表したスターレベルテストを皮切りに、18人を選抜したファイナルへの進出まで、絶えず成長する姿を見せ、全世界のスタークリエイター(視聴者)から愛された。最初の順位発表式で9位になった彼は、2回目には12位、3回目には13位と、着実に上位をキープし、実力と人気が認められた。

1位の差でトップ9に入らず、残念ではなかったかという質問に彼は「トップ9に入れなくて残念でした。でも、最初から最後まで楽しく、最善を尽くしたので満足しています。悔いなくできたので貴重な経験だったと思います。もう残念な気持ちはなくなりましたし、『BOYS PLANET』には良い記憶しかありません」と答えた。

「BOYS PLANET」に志願した時、ファイナル進出は予想できなかったと打ち明けた彼は「ファイナルまで行くとは全く予想できませんでした。ただ『BOYS PLANET』を楽しくやることが目標でした。僕の実力をちゃんとお見せすればよいという考えしかなかったんです。ですので僕の実力をお見せして、認められたような気がした時、本当に感動しました。ファイナルまで行けたこと自体が夢のようでした」と話した。

ジェイはスターレベルテストで「Rush Hour」を選び、持ち前の清々しい高音とソウルフルな声色でスターマスター(審査委員)とスタークリエイターから絶賛され、結果はオールスター(満点)だった。彼は「『BOYS PLANET』を始めた時、自分のベストを見せなければならないと思いました。『Rush Hour』でオールスターをもらって自信が少しつきました。これからもこのように良いステージを着実にお見せしたいと思いました」と振り返った。

最初の順位発表式でトップ9入りを果たした後、12位に下落した時は良い意味で刺激を受けたという。彼は「その時は順位が下がって少し悲しかったけれど、その瞬間から刺激をたくさん受けたと思います。とてもありがたかったですし、ただ僕の全てをお見せしたいという気持ちでもっと頑張らなければと思いました。応援してくださる方々が少しずつ増えていると思うと力をもらえました」と語った。

ジェイはファンの関心と愛を最も大きく実感した瞬間について「初放送の前に上岩(サンアム)で(『BOYS PLANET』参加者の)イベントが行われましたが、その時は僕を知っている方は多くなかったんです。放送が始まったら僕を知っている方がもう少し増えてほしいと思いました」と答えた。

また「EXOの『LOVE ME RIGHT』のステージに上がった時は、応援してくださる方はほとんどいませんでしたが、ステージが終わってから応援してくださる方がはるかに多くなったと感じました。ステージの前後で反応が本当に違ったんです。これからもっと頑張らなければならないと思いました。ファイナルの『Jelly Pop』の時、“ジェイ”と叫んでくださる声がよく聞こえました。たくさん愛されているんだなと実感したんです。その時、ものすごく感動して泣きたいくらいでした。上岩の時の記憶と比べるとすごく変わったと感じたので、どんな結果になっても満足だと思いました」と明かした。

「LOVE ME RIGHT」は、多くの視聴者たちの脳裏にジェイの名前をしっかりと刻んだステージだった。彼は「ステージに対する反応がそんなに良いとは思わなかったんです。終わってからYouTubeのコメント、反応を見てすごく驚きました。たくさん応援していただき力をもらって、それだけにもっと頑張らなければならないと思いました」とし「僕自身も自分のソウルをお見せできたステージだったと思っているので、最も記憶に残るステージに挙げたいです」と話した。

続いて「全世界のファンの方々に証明したいという気持ちで良い結果が得られたようで、大きな力が生まれました。ずっとこうして進んでいきたいと思いました。最善を尽くしたいと思いました」とつけ加えた。

ジェイは「LOVE ME RIGHT」のGグループボーカルを引き受け、Kグループのボーカルのイ・フェテク(PENTAGONのフイ)と対決を繰り広げることになった。フイは対決前、「ジェイの歌を聞くやいなや、危機意識をたくさん感じた」と打ち明けた。

ジェイの心情も同じだった。ジェイは「最初のスターレベルテストの時、フェテク兄さんが出てきた瞬間、とてもびっくりしました。『BOYS PLANET』に出る前から尊敬するボーカリストでした。ですので『LOVE ME RIGHT』の練習室に入って兄さんを見た瞬間、ああ、終わったと思ったんです。すぐに諦めたくなりましたが、練習したらうまくなってきました。最善を尽くして素敵なステージを作りたいと思いました」と話した。

また「兄さんが僕についてそのようなことを言ってくれていたのは放送を見てから知りました。本当にありがたかったですし、感動しました。尊敬する先輩からそんな言葉をもらうなんて、すごく嬉しかったです。歌はもちろん、作曲もできる先輩なので、以前から尊敬していましたし、PENTAGONの曲も大好きです、僕はPENTAGONの大ファンです。K-POPに関心を持った後、歌の練習を一生懸命にしてきましたが、フェテク兄さんが作った歌をたくさん聞いてきました。兄さんが作ったPENTAGONの曲と(『プロデュース101』シーズン2の)『NEVER』も本当にたくさん聞いていました。PENTAGONの曲の中で『VIOLET』という収録曲がありますが、その曲も大好きです。『BOYS PLANET』を通じてフェテク兄さんと仲良くなり、たくさん学ぶことができて本当に良い経験をしたと思っています」と愛情を明かした。

ファンだけでなく家族、友達の応援も心強い支えになった。ジェイは「家族と友達、みんなが一緒に見守ってくれました。ずっと『ジェイが最高だということを絶対に忘れないで』とたくさん話してくれました。『ただ最後まで、今やっている通りにやってほしい』という応援もしてくれました。それで『オーケー。今やっている通りに、最後まで最善を尽くそう』という気持ちでステージに臨むことができました」と話した。

ジェイはロックバンド歌手(ギター、ボーカル担当)だった父親の影響を受け、幼い頃、ドラマーの夢を抱いたと明かした。彼は「父が1980年代にロックバンド歌手として活動しました。父のおかげで生まれてから様々な音楽を聴きながら、音楽と恋に落ちることができました。ドラマ―になりたいと思っていましたが、K-POP歌手になりたいという新たな夢ができて父に申し上げたら、びっくりしながらも最初からたくさん応援してくれたんです」と話した。

また「今も父がすごく喜んでくれています。僕も父が誇りに思えるような息子になったと思えて満足しています。父のおかげで音楽の夢を持ち、父にステージをお見せすることができて幸せです。父が幼かった僕にギターを教えてあげたかったそうなのですが、僕は夕食の時に箸とスプーンでドラムをたたくように練習しました。父はギターは違うと思って、少し残念そうにしていた記憶があります」と回想した。

ボーカリスト・ジェイが持っている長所としては「Feel」を挙げた。彼は「父のおかげで幼い頃から多様なジャンルの音楽を聴くことができました。おかげでどんなジャンルの歌を歌っても自分だけのFeelで、歌の雰囲気に合わせて歌えるようになったと思います。普段から様々なジャンルの歌を練習しています。最近は特に強烈な高音のある曲、多様な感情が込められた歌で練習しています。スキルの部分でも感情の部分でも、多様な姿をお見せしたいからです」と説明した。

さらに「『BOYS PLANET』を通じて僕のボーカルの実力をある程度はお見せできたと思うので、良い経験をしたと思います。今後は表情とステージマナーをもっと成長させて、さらにかっこいいステージをお見せしたいです。出演前、一番自信のあるコンセプトは『Rush Hour』のように明るいコンセプトでしたが、これからもっと多様な音楽やパフォーマンスをお見せできる歌手になりたいです。ギターの演奏をしながら歌う姿も見せたいです」と明かした。

ジェイは3歳から18歳まで、プロのドラマーを夢見た。彼は「2016年、周りの友達がK-POPに関心を持ち始めたんです。僕もYouTubeでK-POPを検索してBTS(防弾少年団)先輩の『FIRE』のミュージックビデオを見ました。その瞬間から、僕もこんなかっこいい歌手になって歌を歌いたいと考えるようになりました。それで2018年、ニューヨークでK-POPの学校に通いました」と回想した。

2018年にはMBCのサバイバル「UNDER19」に出演した。ジェイは「早い段階で落ちてしまったのですが、その時は経験も多くなく、実力も足りなかったんです。より成長した状態で再挑戦したいと思って練習をした後、『BOYS PLANET』に出演できるようになって嬉しかったです。『UNDER19』よりも良い姿をお見せしたいと思いましたが、ファイナルまで行けて本当に嬉しかったです」と話した。

「UNDER19」への挑戦を終えた後、歌とダンスはもちろん、韓国語の勉強も怠らなかったというジェイは、「ステージを夢見て、実際に『BOYS PLANET』のステージに上がった時は夢の中に入ったような気分でした」とし、「『BOYS PLANET』を通じて実力があって性格も素晴らしい練習生のみんなと一緒にステージができて、アイドルとして備えなければならない能力の面でたくさん成長できたようで満足しています」とつけ加えた。

振付師兼ダンサーのペク・グヨンとチェ・ヨンジュン、LIP J、SG WANNABEのイ・ソクフン、pH-1、イム・ハンビョル、EXIDのソルジなど、スターマスターへの感謝の挨拶も忘れなかった。ジェイは「番組で放送された褒め言葉もあり、出てこなかった話もありましたが、いつもマスターの皆さんが『君が最高だ』『絶対にできる』という言葉をたくさん言ってくださいました。マスターの皆さんのおかげで自信を持って、全部できるという気持ちで取り組むことができました」と話した。

最後にジェイは「BOYS PLANET」の視聴者とファンに「スタートからファイナルまで、熱心に応援してくれて、投票してくださって本当にお疲れ様でしたと伝えたいです。これからは新しいスタートですので、ずっと愛して、見守っていただけたら嬉しいです。今後より良いジェイの姿をお見せできるように頑張ります。たくさん期待してください、愛しています」と伝えた。

記者 : ファン・ヘジン