ロモン「今、私たちの学校は…」の大ヒットに感謝“タイムズスクエアの広告を見て実感した”

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写真=Netflix
俳優のロモン(本名:パク・ソロモン)が、「今、私たちの学校は…」でのスヒョクとナムラ(チョ・イヒョン)の恋が視聴者から応援をされた理由について、「叶わなかった初恋の相手を見ているようで、さらに魅力を感じたのではないでしょうか」と話した。

Netflix「今、私たちの学校は…」で、ヒョサン高校の人気者スヒョクを演じたロモンは、最近オンラインで行われたインタビューを通じて「スヒョクとナムラはお互いが異なるから惹かれたのだと思います」と明かした。

イ・ジェギュ監督が演出を務め、作家のチョン・ソンイルが脚本を担当した同作は、ゾンビウイルスが広がった学校に孤立し、救助を待つ生徒たちが生き残るため、死闘を繰り広げる物語を描く。

このシリーズは公開からわずか1日で、NetflixのTV SHOW部門で1位になり、大ヒットしている。韓国のNetflix作品としては「イカゲーム」「地獄が呼んでいる」に続き3番目に世界1位を記録した作品となった。単なる学校を背景にしたゾンビ作品ではなく、校内暴力や階層間の葛藤など、社会的問題をリアルに表現したほか、リアルなゾンビの演技やスピード感のある展開が人気の要因に挙げられている。

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ドラマ「番人」で強烈なサイコパスを演じて注目を集めたロモンが、今回はゾンビウイルスが広まった中、危険を冒して友達の支えになるスヒョクに変身した。ハンサムなビジュアルと優れた運動神経で人気者だったスヒョクは、ゾンビの群れに立ち向かい、危険な状況で先頭に立つ。

彼は「スヒョクという大きな役を演じることができて感謝していますし、Netflixと一緒に仕事ができて光栄に思います。常に緊張し、ワクワクしていました。原作のウェブ漫画を読みましたが、尊敬するイ・ジェギュ監督が演出を務めるということを聞き、最高だと思いました」と振り返った。

また「突然、世界中の方々から愛されることになり、深く感謝しています。ニューヨークのタイムズスクエアに掲示された(作品の)大型広告を見て、やっと少し実感が沸きました」と伝えた。

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さらに「一夜にして多くの方々から愛され、一日一日を感謝する気持ちで過ごしています。これからもファンの皆さんに成長する姿をお見せしたいです。今も一生懸命に演技の勉強をしています」と抱負を語った。

ナムラ役の女優チョ・イヒョンと初々しい恋を描いたロモンは「普通ではない状況での愛だからこそ、むしろより本質的で率直だったのではないでしょうか。いつ死ぬか分からないので、より切実だったと思います。キスシーンではNGが17回も出ました。チョ・イヒョンさんから『目を閉じていて唇の位置が分からなかった」と言われました。お互いの緊張をほぐすために、『僕は良かったよ』という冗談も交わしながら、頑張りました」と語った。また「チョ・イヒョンさんは同い年ですが大人っぽいです。精神的にも演技をする時も、たくさんサポートしてもらいました。温かく、頼もしい仲間です」とも話した。

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スヒョクというキャラクターのために、数ヶ月間トレーニングを受けながら大変な努力をしたという彼は「撮影の3ヶ月前からアクションの訓練を受け、漢江(ハンガン)から約10km近い距離を走りました。たくさん食べて運動をし、体重を75kgまで増やしました。今考えると、自分を褒めてあげたいです。アクションをやってみて、アクションシーンが上手な先輩やスタント俳優の情熱と勇気がものすごいものだと感じられました」と打ち明けた。

幼い頃ダンスが好きで、アイドルを夢見たというロモンは「知人の提案により、演技を学ぶことになりました。最初は遊びに行くという感覚でしたが、やってみたら面白くて魅力を感じました。生まれつきの負けず嫌いで、上手く演じたいという気持ちが強くなりました」と振り返った。

お手本にしたい俳優を聞くと、すぐにイ・ビョンホンを挙げた。「ジャンルを問わず、最善を尽くす俳優になりたいです。イ・ビョンホン先輩が大好きです。先輩の作品を何度も見て、刺激を受けました」と説明した。

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「今、私たちの学校は…」をなんと3回も観ているという彼は「逃した部分を見つけるために努力しています。『今、私たちの学校は…』を通じてゾンビ作品に接し、アメリカの人気ドラマ『ウォーキング・デッド』を勉強のつもりで見始めました。ゾンビ物というジャンルに魅力を感じました。単なる恐怖物ではなく哲学的な悩みも込められています」と述べた。

続いて「『今、私たちの学校は…』を2年間撮影しました。プライドを持っても良い作品として記憶に残りそうです。温かい思い出が込められています」と格別な愛情を示した。

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記者 : ヤン・ユジン