Vol.2 ― DREAMCATCHER、ヘビメタサウンドで織りなすロックナンバー「日本デビューは夢見ていた目標のひとつ」
Kstyle |
“悪夢”をコンセプトに掲げ、ヘビーメタルサウンドに合わせ織り成すロックナンバーで話題沸騰中のDREAMCATCHERが、7月14日に東京・赤坂にてワールドツアーを開催。その場で今年、日本で正式デビューを飾ることを発表した。Kstyleでは、その翌日にインタビューを敢行。幻想的なイメージとは正反対のハツラツとした姿で、日本デビューにかける意気込みや、メンバーの素顔などについて語ってくれたインタビュー後編をお届けする。
Vol.1 ― DREAMCATCHER、11月日本デビュー!「日本のバラエティ『モニタリング』に出て、どっきりにひっかかりたいです」
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DREAMCATCERメンバー内の役割は…?
――では、メンバーそれぞれの役割についてお聞きします。ジユさんはリーダーですが、リーダーとして心がけていることを教えてください。ジユ:チームの雰囲気が良くてこそ、ファンのみなさんも気分が良くなると思うので、雰囲気作りには気を遣っています。でも、それは私だけではなくて、みんなが雰囲気を作ってくれています。
ユヒョン:ジユお姉さんは、とても配慮があって、いつもメンバーの状態を確認しています。例えば頭が痛いメンバーがいたら「薬を飲んだ?」って感じで。でも優しいだけではなく、リーダーシップもあります。
――スアさんはメインダンサーですが、どのようなきっかけでダンスを始めたのですか?
スア:小学生の頃、友だちと学級会で踊ることになって、初めて振り付けを作ったんです。そのときからサークルで踊ったり、ダンススクールにも通ったりして、大会に出たりしているうちに踊ることが楽しくなりました。身体を使うことが好きなんです。
――自分のダンスの特徴はどんなところだと思いますか?
スア:多様なジャンルのダンスを学んだので、どんなダンスでも自分のスタイルで消化できることが強みではないかと思います。
――シヨンさんはメインボーカルですが、あこがれの歌手の先輩は?
シヨン:ヒョリン先輩(元SISTAR)です。いつか必ず一緒に歌ってみたいんです。
――自分のボーカルの魅力は?
シヨン:いろんなカラーを持っているところです。タイトル曲を歌うときと、スロー曲を歌うときでは、まったく違う雰囲気になるところです。
――ハンドンさんは、唯一の中国人メンバーですが、ホームシックにかかることは?
ハンドン:もちろんホームシックにかかるときはあります。でも毎日、お母さんと連絡していますし、電話もマメにしています。家族のことを考えるとヒーリングになります。
――芸能界で中国人の友達はいますか?
ハンドン:CLCのエルキーと親しいです。
――メインラッパーのダミさんの尊敬するラッパーは?
ダミ:女性ラッパーなら、ユン・ミレ先輩です。
――自分のラップの魅力はどこにあると思いますか?
ダミ:声のトーンが長所だと思います。ガールズグループの中で、ここまで低音のラッパーはそんなにいないので、私のラップを聞いてかっこいいと言ってくださる方が多いようです。
――明るさが魅力のユヒョンさんは、ウ・ジニョンさんとキム・ヒョンスさんのユニット「Falling in love」のPVに出演しましたね。撮影時のエピソードを教えてください。
ユヒョン:同じ会社に所属していますが、実は全然話したことがなくて...顔を見合わせて会話するシーンがありましたが、お互いになにを話していいのかわからず、ただぎこちなく笑っていた記憶しかありません(笑)。
――完成したPVを見ての感想は?
ユヒョン:夏に似合う、中毒性のある曲だなと思いました。
シヨン:広報担当の人みたい(笑)
ユヒョン:夏に聞いたら、爽やかな気分になれるような曲だから、私たちもいずれ、こんな曲をやったらどうかなと思いました。
スア:ユヒョンがとてもきれいに映っていました~。
――そういう感想を待っていましたが、広報担当みたいに曲紹介をしてくれましたね(笑)。
ユヒョン:あ、そうだったんですね。はい、きれいに映っていたと思います~(笑)。
――愛嬌たっぷりの末っ子ガヒョンさんは、お姉さんたちに愛される末っ子になるために心がけていることは?
ガヒョン:お姉さんたちの言うことをよく聞いて、ちゃんとついていくことです。断ることが苦手なので、ついていくタイプなんです。「やろう」って言われたら、いつも「はい」って感じです(笑)
宿所でのエピソードを告白「出かけると言って化粧をしたのに、急に…」
――では、メンバーの性格がよくわかるエピソードを教えてください。スア:私は好奇心が強くて、スケートボードが目の前にあったら「わ~、ボードだ」って言って、乗れもしないのに乗って転んだことがあります。それから、チームの小言担当で、モニタリングして1人1人にアドバイスをします。パフォーマンスの質をあげるために。
ガヒョン:私はまだ1人ではうまくできないことが多くて、爪切りとかもうまくできないのですが、スアお姉さんが切ってくれます。
スア:最近は、足の爪も切ってあげました(笑)
ガヒョン:(恥ずかしそうに)ありがたいです~。
――ハンドンさんとダミさんはおとなしいですね。
ハンドン&ダミ:(声を揃えて)はい!!
ダミ:ラッパーだというのもあって、初めて会う人の前ではおとなしいほうです。親しくなると元の性格がたくさん出てきます。実際には人と親しくなるのが好きなので、自分から話しかけるほうです。
スア:私が初めにチームに入ったとき、ダミが振り付けを教えてくれました。1日ですぐに覚えなくてはいけなかったのですが、親切に教えてくれて、たくさん褒めてもくれて、とても思いやりがある子だなと思いました。
ダミ:スアお姉さんが覚えるのが早いので助かりました。
スア:最初は人見知りが激しくて、帽子をかぶっているから近寄りがたかったんです。でも、きっとダミも私のことをそう思っていたと思います。私も実は人見知りが激しいんです。
ハンドン:私も親しくなるとおしゃべりです。だから後で「こんな子だったんだ~」って言われます(笑)
スア:ガヒョンも今は本当に明るいけど、最初は周りがみんなお姉さんだから大変だったと思います。でも愛嬌があって、お姉さんたちの誕生日プレゼントを全部用意したり、イベントを欠かしません。
ジユ:ガヒョンは私たちのスケジュールを把握していて、もし新しい予定が入ったり、変更があったりすると、すぐに教えてくれます。とても賢くて、知らないことがないです。
シヨン:ジユお姉さんがちょっと前に犬を飼い始めたんです。自宅でご両親が飼っているのですが、いつも私たちに写真を見せては「チェリーかわいくない? うちのチェリー」ってアピールがすごくて(笑)。そして、私はジユお姉さんがウサギに似ていると思うのですが、ウサギが犬の自慢をするのがかわいいです(笑)。
ユヒョン:ダミと私はよく一緒にカフェに行くのですが、お互いに個人主義なところがあって、注文した後は各自で携帯を見たり、音楽を聞いたりして、食べ終わったら「じゃ、帰ろう」って感じで一緒に帰るんです。
ジユ:不思議~(笑)
シヨン:一緒にいるけどいない雰囲気(笑)。私は家にいるのが好きで、でもずっと家にいると外に出たくなって出かけてみるのですが、1時間ももたずに疲れて戻ってきます。
ジユ:本当に不思議です。ルームメイトなんですけど、いつもベッドで寝ています。ベッドの上でなんでも解決させます(笑)
シヨン:ベッドが最高です。
ジユ:こんなこともありました。出かけると言って化粧をしたのに、急に面倒になって化粧を落として、またベッドに寝転がりました(笑)
シヨン:めんどくさがりがだんだんひどくなって心配です。いまにご飯もめんどくさくて食べなくなるかもと(笑)
――いつも元気いっぱいに見えるので、意外です。
シヨン:普段は休んでエネルギーを充電して、仕事でそのエネルギーを発散しているんですね、きっと。
ジユ:普段もおしゃべりですが、ベッドの上でだけおしゃべりです(笑)
ヘビメサウンドのロックナンバーが魅力!メンバーのオススメの曲は?
――DREAMCATCHERといえばヘビーメタルサウンドのロックナンバーが魅力ですが、まだDREAMCATCHERを知らない人に、オススメの曲は?スア:スロー曲(スローテンポの曲)で「Wake Up」という曲があって、ファンにまだパフォーマンスを見せたことはないのですが、バンドサウンドでみんなで一緒に楽しめる曲です。
シヨン:「Emotion」というスロー曲は、歌うたびに感動します。
ジユ:私は「Fly high」です。悪夢シリーズの一番最初の曲で、私たちが悪夢になる過程を描いているのですが、それを見たら私たちの魅力をわかってもらえると思います。内容も説得力があるので。
ガヒョン:デビュー曲の「Chase Me」が、私たちを一番よくわかってもらえる曲だと思います。
ダミ:私も「Chase Me」です。
ユヒョン:「Chase Me」はダンスが美しいながらも、力強さもあって、曲もとてもいいので、聞いたらハマってもらえると思います。
ハンドン:私は「YOU AND I」です。曲のコンセプトをうまく生かせたと思います。
――「YOU AND I」は、ダミさんのステッキを使ったパフォーマンスがかっこよかったですね。
ダミ:ありがとうございます。今はうまくできるようになりましたが、最初はうまく使いこなせなくて、たくさんぶつけてアザを作ったんです。
――女性アイドルとしては珍しいダークコンセプトでデビューすることになったとき、どんなことを感じましたか?
スア:多くの人がやっているジャンルではないので、新しいなと思いましたが、果たしてこれを私たちが消化できるかなという悩みもありました。でも、確実に私たちだけのカラーを見せることができたので、自信を持つようになりました。
――最後にファンと読者にメッセージをお願いします。
スア:日本デビューは夢見ていた目標のひとつで、それが実現できるのはInSomniaのおかげです。これからコンサートやプロモーションで思い出をたくさん作りたいです。健康で長い間、私たちの隣にいてくださったらうれしいです。
ダミ:日本語ができなくてもかわいく見てくださることに感謝しています。もっと努力して成長した姿をお見せします。
シヨン:先日コンサートでファンのみなさんが、日本語がうまくなったと言ってくださったのですが、次に来るときはもっとうまくなれるように頑張ります。
ユヒョン:これから、長く一緒に幸せに会える仲になれたらうれしいです。
ライター:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔
■リリース情報
日本デビューシングル「What-Japanese ver.-」
2018年11月21日(水)発売
○初回限定盤A [CD+DVD]:¥1,800[tax in]
[CD]
M1.What-Japanese Ver.-
M2.Chase Me-Japanese ver.-
[DVD]
What-Japanese Ver.- Music Video
What-Japanese ver.-メイキング映像
○初回限定盤B [CD+DVD]:¥2,300[tax in]
[CD]
M1.What -Japanese ver.-
M2.Chase Me -Japanese ver.-
[DVD]
「WELCOME TO THE DREAM WORLD “WORLD TOUR” 東京」ライブダイジェスト映像
M1.YOU AND I
M2.FLY HIGH
M3.Which a Star
M4.Chase Me
M5.Good Night
M6.Full Moon
○通常盤 [CD only]:¥1,200[tax in]
[CD]
M1.What-Japanese ver.-
M2.Chase Me-Japanese ver.-
M3.I Miss You
[特典(※初回生産分のみ)]
トレーディングカード1枚(全8種)
■イベント情報
韓国3rdミニアルバム「Alone in The City」発売記念来日イベント
・10月23日(火)東京
・10月24日(水)千葉
・10月25日(木)東京
・10月27日(土)東京
・10月28日(日)大阪
※イベント対象商品の販売方法と、イベント詳細は後日お知らせ致します。
■関連サイト
オフィシャルホームページ:https://DREAMCATCHER-official.jp/
記者 : Kstyle編集部