“衝撃”クォン・ヒョクジュさん、タクシーの中で突然死…一体なぜ?

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写真=クォン・ヒョクジュさん Facebook
バイオリニストのクォン・ヒョクジュさん(31) が突然死亡した。

クォン・ヒョクジュさんは12日0時30分頃、釜山(プサン) 海雲台(ヘウンデ) 区中洞(チュンドン) のあるホテルに移動していた中、タクシーの中で死亡したまま発見された。

クォン・ヒョクジュさんは同日夜に予定されていたUMチェンバーオーケストラの創団演奏会のために11日にソウルから釜山に来た。クォン・ヒョクジュさんは南(ナム) 区にある知人の家で飲酒した後、タクシーに乗ってホテルに移動していたと確認された。

タクシーの運転手は「広安(クァンアン) 大橋を通る時、眠っているように見えた」とし「ホテルに到着して起こしたが、息をしていなかったので119に通報した」と話した。

その後、クォン・ヒョクジュさんは病院に運ばれたが、すでに死亡していたという。現在のところ死因は不明であり、警察は死因を特定するため解剖を決めた。

3歳にバイオリンを始めたクォン・ヒョクジュさんは“バイオリンの天才”と知られていた。3年後に音楽ジャーナルのコンクールで最年少で大賞に輝いた。7歳の時韓国芸術総合学校の予備学校に入学し、キム・ナムユン教授に師事した後、ロシアへ留学した。9歳のことであった。

チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院を卒業したクォン・ヒョクジュは2004年、カール・ニールセン国際音楽コンクールで韓国人としては初めて優勝し、世間にその名を知らせた。

その後エリザベート王妃国際音楽コンクールで入賞し、1997年には若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールで入賞するなど成果を挙げて注目を浴びた。

2012年に安養(アンヤン) 大学の最年少教授として任用され、教壇にも立った。

記者 : シン・ナラ