少女時代のユナが、清純な外見とは正反対の気さくで素朴な魅力を見せ、視聴者たちを楽しませた。子供の頃に片思いしていた男の子についてためらいなく話したり、突然行われた理想のタイプ・ワールドカップで涙が出るほど爆笑する彼女の姿は、飾らない可愛らしいものだった。

ユナは5日午後に放送されたKBS 2TVバラエティ番組「ハッピートゥゲザー3」に出演し、最初に自身を巡るスキャンダルについて釈明した。MCたちはまず歌手ソ・イングクをはじめ、2PMのテギョンとのスキャンダルに言及し、真偽をたずねた。

彼女は「あれは私がメンバーたち、家族たちと一緒に作った指輪だった。テギョン兄さんもお母さんが作ってくれた指輪をはめていた。二人でカップルダンスを披露したり、バラエティでも共演したことでペアリングだと言われたみたい。それぞれ関係のない指輪だったのに、バラエティに出たから…(そうなったと思う)。お互いに悔しくて『あなたのせいでファンに悪口を言われている』と話した」と一寸の迷いもなくすらすらと説明した。ユナのはっきりした説明にMCたちは「もうスッキリした」と満足感を示した。

多くの人から初恋のアイコンとして言及されるユナは、子供の頃に好きだった友人と11年ぶりに電話したことを話し、関心を集めた。彼女は「その人が『ユナ、ユナ』と言ったら私も居心地が悪かったと思う。だけど、『僕が知っていたイム・ユナがこんなになるなんて』と不思議に思っていた」と説明した。

これにMCたちは「多分(電話を)立って受けたはずだ」と言い、その友達が緊張したはずだと推測して笑いを誘った。ユナは「当時の話をするのではないかと思って『私、昔あなたのこと好きだったんだけど、知ってる？』と言いながら強がった。『なんでそんな話をするの？』と照れていた。私が自分のことを好きだと知っていたのに知らないふりをしていた。地団駄を踏んで後悔するでしょう」と堂々と話し、笑いを誘った。

ユナは続けて率直な魅力を見せた。彼女はMCユ・ジェソクがユナを理想のタイプとして選ぶ男性芸能人が多いと話し、“酢豚リスト(ユナを理想のタイプにあげる男性有名人のリスト)の理想”について聞くと「理想のタイプと言われることが多いので、ファンの方々に『理想のタイプを集めているのか』と言われたことがある」と説明した。

これにMCたちは「十分にあり得る。全ての男性芸能人が理想のタイプの話が出ると、ユナだと言った」と言い、ユナは「ファンの方々が私を一度でも理想のタイプに挙げてくださった方たちを数えたら、100人くらいいたみたい」と明かし、皆を驚かせた。しかし、すぐに「最近ではない。最近は綺麗な後輩が多くて……」と特有のクールな態度を見せた。

この日、スタジオにいる全ての男性をときめかせたのは、突然行われたユナの理想のタイプ・ワールドカップだった。MCらは理想のタイプに関する話をした後、演出者であるチョン・ヒソププロデューサーを含むスタジオ内の男性たちを対象に、ユナの理想のタイプ・ワールドカップを開くことを提案し、妙な期待感の中で理想のタイプ・ワールドカップが始まった。

ユナは全く迷うことなく選択した。一番最後まで候補に残ったのは“トンガナム(豚カツが好きな男)” チョン・ヒソププロデューサーとイ・ボムスだった。チョンプロデューサーは、自身が意外にも良い戦いをしていることに歓声を上げるなど、爆発的(？)なリアクションを見せ、これに涙を流すほど笑ったユナは「『トンガナム』のあのリアクションがとても良い」と自分が選んだ理由を明らかにした。しかし、結局ユナの理想のタイプにはイ・ボムスが選ばれた。緊張していたイ・ボムスは喜んだが、惜しくも準優勝となったチョンプロデューサーは急にがっかりする姿を見せ、MCたちに「12時を過ぎたシンデレラのようだ」とからかわれた。

さらに、ユナは香港でパパラッチに写真を撮られた経験談を打ち明け、再び率直さをアピールした。彼女は飛行機の中でパパラッチに撮られたことについて話し、「そばで写真を撮っているのが見えた。でも、私は知らなかったけれど、サンパッ(包みご飯)が出てきて映画を見ながら食べていて、ちょうどサム(包み)が口に入る瞬間をその方は撮っていた。知らなかった。その後、口を開けて寝ている姿も撮られていた。香港の雑誌で大きく取り上げられた。一生消したい写真」とその過程を演じながら細かく説明し、笑いを誘った。

この日放送で見せたユナのクールで率直な魅力は、彼女の美貌と同じくらい輝いた。堂々と自身の考えを言いながらも人の気を害したり、ぎこちない空気を作ることなく一緒に笑えるようにする才能は、ユナだけの武器だった。もうすぐバラエティだけでなく、ドラマでも本格的に活躍するユナが、自身の魅力をさらにアピールしていくことができるのか期待が高まっている。

同日「ハッピートゥゲザー3」には新月火ドラマ「総理と私」の主人公である俳優イ・ボムス、リュ・ジン、ユン・シユン、ユナが出演し、様々なエピソードを公開した。