IU(アイユー)が番組の中で真っ赤なレバ刺しを食べる姿が放送され、衝撃と共に論難がめぐっている。

IUは26日の夜に放送されたKBS 2TV「国民トークショー アンニョンハセヨ」に出演し、赤い血の見える牛のレバ刺しが好きだと言ってそれを食べた。IUは、「ホルモン横丁が多いので往十里(ワンシムニ)によく行きます。実はレバ刺しだけを売っているお店はないんです」と、残念ながら往十里に行くと話した。

IUは、「最近食べたのはいつですか」という質問に「確か先週でした。会社の人たちとホルモンを食べに行きました」と答えた。「本当は毎日食べたいんですけど、それは難しいので一ヶ月に2～3回食べています」と話した。続けて「美味しそうに見えませんか」と言い「会社で食べに行かないようにと言われています」と言いながら残念がった。

スタジオには制作陣が用意したレバ刺しとチョニョプ(牛の第三胃)が登場した。レバ刺しを見たIUの顔色は明るくなったが、女性観覧客とMCのイ・ヨンジャは手を振りながら驚愕した。特にレバ刺しとチョニョプを美味しく食べるIUの姿には驚きを隠せなかった。

IUは以前トークショーに出演し、「レバ刺しとチョニョプが好きです」と話したことがある。それを聞いた制作陣が「IUとレバ刺し」というアイデアを出し、IUはこの日「悩むのはレバ刺しのせいだよ」というテーマで番組に出演した。IUが好きで頼んだとしても、制作陣がやらせだとして、IUはレバ刺しを番組で美味しそうに食べる姿を演出してしまった。
この日の放送はドラマの中の屋台シーンではなく、スタジオで食べる場面で、どうしても違和感があり、見栄えが悪かった。動物保護協会が見たら非難されたかもしれない場面だった。「IUとレバ刺し」という対照的なイメージを制作陣が利用したとみられる。

この日の観覧客40人も「国民の妹、妖精のイメージが良くない」と答えた。

放送後一部のネットユーザーは「本当にショック」「レバ刺しって見栄えが悪い」「好みだからしょうがないけど、番組で血が流れているし、レバ刺しとチョニョプはちょっと違うだろう」などの意見が飛び交い、穏やかでない心境を表した。

一方で、「IUがレバ刺しが好きだと言ったらかわいく見えるけど、私が好きと言ったらきもいと言われそう」「レバ刺しを食べる姿もきれい」などの反応もあった。