元FIFTY FIFTYの3人、前事務所が指摘した“契約違反行為”に反論「事実と異なる一方的な主張」

OSEN |

写真=MASSIVE E&C
元FIFTY FIFTYのメンバー3人が、タンパリング(契約期間が満了しないまま、他の事務所と事前に接触する行為)の疑惑を否定し、強硬な対応を予告した。

MASSIVE E&Cは25日、公式SNSを通じて「最近、当社アーティストのアラン、セナ、シオに関する根拠のない主張と、検証されていない事実に基づいた否定的な報道が継続的に見受けられます」と明らかにした。

先立って、彼女たちが以前所属していた事務所ATTRAKTが「ワーナーミュージック・コリアとTHE GIVERS、FIFTY FIFTYの元メンバーであるアラン、セナ、シオが共謀してタンパリングを試みた法的証拠を入手した」と明らかにし、あるメディアは彼女たちがタンパリングを試みたとされる状況が収められた録音データを公開した。同事務所は「タンパリングを共謀した者たち全員に、徹底的に責任を問う」と法的対応を示唆した。

MASSIVE E&Cは、今回の公式コメントを通じてこれに反論。「訴訟が進行中であるにもかかわらず、事実と異なる否定的な内容が様々なメディアを通じて拡散されています。このような一方的な主張がYouTubeをはじめとした様々なプラットフォームで2次生産、3次生産され、3人のアーティストの名誉を深刻に毀損しています。非常に深い遺憾の意を表します」と伝えた。

さらに「このような行為が続く場合は、当社アーティストの権利と名誉を守るために、法的対応を含むすべての必要な措置を講じます。また、当社のアーティストに対する不当な行為や、虚偽の事実を流布する行為に対しては、強力に対応することをお約束します」と付け加えた。

2022年11月に4人組でデビューしたFIFTY FIFTYは、昨年6月に当時の所属事務所ATTRAKTに対する専属契約効力停止仮処分を申請。仮処分申請は却下されたが、メンバーたちは控訴を通じて争いを続けていくことを予告した。

しかし、その最中にメンバーのキナが控訴を取り下げた。ATTRAKTはキナを再び受け入れ、残りの3人のメンバーに対しては専属契約解除及び脱退を通知し、130億ウォン台(約14億円)の損害賠償請求訴訟を提起した。

アラン、セナ、シオは法的紛争中にIOK COMPANY傘下の新規レーベルMASSIVE E&Cと専属契約を締結し、下半期の活動を予告した。一方で、FIFTY FIFTYは初期メンバーであるキナを中心に新しいメンバーが加わった5人組に改編され、20日に2ndミニアルバム「Love Tune」をリリースして再出発を知らせた。

【MASSIVE E&C 公式コメント全文】

こんにちは、MASSIVE E&Cです。

最近、当社アーティストのアラン、セナ、シオに関する根拠のない主張と、検証されていない事実に基づいた否定的な報道が継続的に見受けられます。

依然として訴訟が進行中であるにもかかわらず、事実と異なる否定的な内容が様々なメディアを通じて拡散されています。このような一方的な主張がYouTubeをはじめとした様々なプラットフォームで2次生産、3次生産され、アーティスト3人の名誉を深刻に毀損していることに、非常に深い遺憾の意を表します。

このような行為が続く場合、当社はアーティストの権利と名誉を守るために、法的対応を含むすべての必要な措置を講じます。また、当社のアーティストに対する不当な行為や虚偽の事実を流布する行為に対しては、強力に対応することをお約束します。

歪曲された主張が繰り返されているにもかかわらず、アラン、セナ、シオを最後まで見守り、応援してくださったファンの皆さまに深く感謝し、皆さまの信頼に報いるために最善を尽くします。

ありがとうございます。

記者 : キム・ナヨン