放送終了「世子が消えた」EXO スホ&ホン・イェジ、2人の愛の行方は?【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBN「世子が消えた」放送画面キャプチャー
EXOのスホが自ら王位を退き、「PRODUCE48」出身のホン・イェジと平凡な日常を楽しむ“幸せな結婚生活”のエンディングを迎えた。

16日に韓国で放送されたMBN週末ドラマ「世子が消えた」最終話は、ニールセン・コリア基準で瞬間最高視聴率5.6%、全国視聴率5.1%を記録し、4話連続で最高視聴率を更新。視聴率5%を超えながら有終の美を飾った。

劇中で、イ・ゴン(スホ)は廃庶人(ペソイン:王族が庶民の位に落とされること)の命を受けたトソン大君(キム・ミンギュ)と激しい口喧嘩をした。イ・ゴンに残酷な言葉を吐き出した後、その場を離れたトソン大君は、脱獄した母方の祖父ユン・イギョム(チャ・グァンス)と漢城(ハンソン)判尹のユン・ジョンデ(ソン・ジョンボム)に会った。トソン大君は2人がチェ・サンロク(キム・ジュホン)と共に反正を図ろうとしているということを知ることになった。これにトソン大君は、ユン・イギョムが自分の言いなりにするために拉致したチェ・ミョンユン(ホン・イェジ)に会い、「俺が王になる」と伝え、衝撃を与えた。しかし、実はイ・ゴンが、トソン大君との喧嘩中に自分の計画を知らせ、2人が反正勢力を捕まえるために隠密な共助をしていたことが明らかになった。

反正を控えて“悪人たち”の間では再び分裂が起こった。チェ・サンロクが、ユン・ジョンデが大妃ミン・スリョン(ミョン・セビン)を殺すことを指示したということを知って駆けつけた間、トソン大君は反正軍のお酒に薬を入れて霍乱吐瀉を誘発。同時にイ・ゴンが登場しチェ・ミョンユンを救いながら、反正の現場を捕まえた。その後、イ・ゴンはミン・スリョンとチェ・サンロクを探すために芙蓉池(プヨンジ)に向かった。ユン・イギョムとユン・ジョンデが送った刺客に追われるミン・スリョンを救おうとしたチェ・サンロクは、結局致命傷を負って倒れた。イ・ゴンを見たチェ・サンロクは「すべて私がしたことです。あの女性は一人の男に恋慕した罪しかありません。殿下、なにとぞご慈悲を……」と切々とお願いしながら目を閉じた。イ・ゴンは「大王大妃は宮殿に侵入した逆睹たちに今夜殺害された」とし、嗚咽するミン・スリョンを去るようにした。一方、ユン・イギョムとユン・ジョンデは斬刑に処され、宮殿の外に首がかかるようになった。

その後、イ・ゴンは連座制を廃止し、トソン大君と中殿(ユ・セレ)を復帰させたのはもちろん、チェ・ミョンユンを父親の罪から自由になるようにした。続いてイ・ゴンは、トソン大君を呼び出した後「これからは君がこの国の王だ。麻貝をいくつか持っていく。朝鮮をよろしくたのむ」という書札だけを残して姿を消した。これに対してトソン大君が絶叫する姿が描かれ、笑いを誘った。イ・ゴンはチェ・ミョンユンが医術を繰り広げている田舎町に行き、チェ・ミョンユンと再会した後、幸せなハグをした。臨月を迎えたミン・スリョンはチェ・ミョンユンに会って謝った。チェ・サンロクの子供を出産した直後、イ・ゴンにも謝罪をしながら死亡し、チェ・サンロクと共に葬られた。

時間が経った後、イ・ゴンとチェ・ミョユンは、カプソク(キム・ソルジン)、ムベク(ソ・ジェウ)とオウォル(キム・ノジン)と一緒に宮殿から持ってきた馬牌で、貪官汚吏(不正を行い私利私欲を貪り、私腹を肥やす役人)を処罰したり、これに対する上訴を上げてトソン大君を悩ませた。また、イ・ゴンとチェ・ミョンユンは医院を開業し、自分たちの子供とミン・スリョン&チェ・サンロクの子供も一緒に育てるなど幸せな結婚生活を続けた。続いて、孫に会いに来たヘジョン(チョン・ジノ)と中殿、イ・ゴンに不満を伝えるために訪れたトソン大君が一堂に集まるハッピーエンドで、笑いと仲睦まじい姿を同時に届けた。また、エピローグではスホをはじめ、出演俳優たちがEXOの曲「Growl」のダンスチャレンジを披露し、注目を集めた。

記者 : カン・ダユン