「レス部隊」ソン・ソック“SNSのコメントは全て読む…事実ではない内容に怒ったことも”

OSEN |

写真=ACEMAKER MOVIEWORKS
映画「レス部隊」に出演した俳優ソン・ソックが、記憶に残っているコメントを挙げた。

最近、ソウル小格洞(ソギョクドン)のカフェでは、映画「レス部隊」に出演した俳優ソン・ソックのインタビューが行われた。

映画「レス部隊」は、大手企業に関する記事を書いた後、懲戒解雇された記者のイム・サンジン(ソン・ソック)にネット世論を操作したという匿名の情報提供者が現れることから繰り広げられる物語を描く。

同作でソン・ソックは、実力と虚勢を兼ね備えた社会部記者を演じた。彼は大手企業マンジョンの不正を取材するが、誤報とされ、停職になる。そんなある日、ネット世論操作についての情報を提供する者が現れ、新たな局面を迎える。

この日ソン・ソックは、最近“ホットな俳優”とされ、様々な発言で話題になることについて、「それは僕が定めるのではなく、それを消費する方々が関心があれば、僕がそこまでたくさんのことを言わなくても見て、いくら話をしても関心がなければ見ないものなので、僕が関係することではないと思います」と話した。

続いて“ホット”と言われることの重量感について「無意識的にあるような気がします。僕は自分の中にあるものをただそのまま取り出して、それが評価されているのです。良くないなら良くない、良いなら良いと。これは自然な流れなので、負担はありません。負担を感じて言葉を隠して嘘をつくと、僕が覚えておくべきことが多くなるじゃないですか。それがもっと負担になると思います」と自身の考えを明かした。

「反応や“レス(コメント)”は読む方か?」という質問に、「僕は全部読んでいます。ある意味で、最近はSNSをやっていなければ変わった人に思われるほど当たり前のことになっていると思います。僕も当然読んでいます。レスというのは結局、生産されて自分の目の前に来た時は、当事者が解釈する能力によって違ってくると思います」と語った。

また、「痛かったレスはあるか?」という質問には「事実ではないものがすべてそうでした」と打ち明け、「見ていて腹も立ちました」と伝えた。

反対に、感銘を受けたレスについて「僕はいつも俳優でアーティストとして、自分のやっていることは自分を見せることだと思っています。自分を見せることで、誰かが僕を見て『私もありのままの自分でいることが幸せかもしれない』と感じてほしいと思っています。それを言葉ではなく、演技で言おうとしています」と語った。

また「そのような意図が通じて、時々レスで『この人を見て、私も自分自身になろうと思った』と言われる時が嬉しいです。『映画、いいですね。演技が上手ですね』も嬉しいけれど、それよりも根本的にそれが自分の役目だと思っています」とつけ加えた。

ソン・ソックは今後の活動について、「少し休もうと思います。撮影が残っている作品があるのですが、それを全て終えたら休もうと思っています」と打ち明けた。また、「しばらくはロマンスはできません。今決まっている作品にないからです」と明かした。

映画の公開を控えてウェブバラエティに出演したソン・ソックは「お笑い芸人の方たちを見ながらインスピレーションをたくさん得ます。基本的に、コメディアンの方たちはみんな作家です。特に最近はYouTubeがあるので、コメディアンの方たちは“1人コンテンツ”じゃないですか。文章を書いて撮影して演じて、編集もして、マーケティングを全てやっているじゃないですか。本当にすごいと思います」と話した。

加えて、ホン・ソクチョンがYouTubeチャンネル「ホン・ソクチョンの宝石箱」を通じてソン・ソックにラブコールを送ったことについては、「今は『レス部隊』の公開、『ナインパズル』の地方ロケが多く、しばらくは時間的に難しいと思います。ホン・ソクチョンさんもお忙しいと思います」とし、「先輩がまだ僕の出演を望んでいるのか、そして僕のスケジュールなど、いろいろなことが合えばできると思います」と答えて注目を集めた。

記者 : ユ・スヨン