「烈女パク氏契約結婚伝」ペ・イニョク、イ・セヨンとの熱愛説に言及“記事が出たことも知らなかった”【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=Newsen DB
俳優ペ・イニョクが、ドラマ「烈女パク氏契約結婚伝」でイ・セヨンと共演した感想を語った。

ペ・イニョクは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)のあるカフェで行われたMBC金土ドラマ「烈女パク氏契約結婚伝」(脚本:コ・ナムジョン、演出:パク・サンフン)の放送終了インタビューで、イ・セヨンから学んだ点や、熱愛説が浮上するほどのケミストリー(相手との相性)の良さの理由を語った。

ペ・イニョクはイ・セヨンについて「まず、共演できて本当によかったです。皆さんもご存知かと思いますが、エネルギーが素晴らしいです。先輩でもありますし、年齢差もあるけれど、僕が後輩としてぎこちなくならないように、雰囲気を作ってくれたと思います。僕が気まずくないように、もっと意見を出させて考えを聞こうとし、自然に友達のように過ごせたと思います。セヨン姉さんは同年代ですが先輩であり、相手役と息を合わせる方法をたくさん学びました。この仕事は1人でやるものではなく、一緒に作っていかなければいけないので、そういった方法をたくさん学びました。『これが先輩なんだな。だから今でも立派に活躍されているんだな』と思いました。序盤でヨヌ(イ・セヨン)がテハ(ペ・イニョク)に向かっていく度にテハは彼女を押し出します。そうしながらも笑いがこぼれて、ムカつく時もあるけれど、そういった感情がわざとではなく自然に出てくるようにしてくれました。テハとして自然にいられました。自分がやっている演技を通じて、相手も生かしてくれましたし、僕が思っていた以上のものを引き出してくれたんです」と語った。

イ・セヨンと共演したかった理由としては、「子役から活動をされているので気になっていました。子供の頃から演技をやって今の僕の年齢も過ぎて、簡単ではない道を長く続けていけるのには理由があると思って、何が違うのかなという疑問や好奇心がありました。そして長くやっていける理由が分かりました。姉さんが持っているテクニックややり方、コミュニケーションの仕方が、嫌いにならないようにしていると思いました。僕もずっとこの仕事を続けたいので気になったんです。子役たちは、自分がやりたいからやっているのか、それともママに言われてやっているのか、どうなんだろうと思っていました。彼女は子役からやってきて20代も過ぎた方で、どのような心構えを持っていれば、長く続けられるのだろうかと気になりました。知りたかったけれど、子役時代について直接聞いたことはありません」と話した。

写真=「2023 MBC演技大賞」放送画面キャプチャー
テハとヨヌのロマンスに対する思いも明かした。ペ・イニョクは、「途中までは事故のように転ぶシーンが多くて苦しかったです。いつまでこんなことをするのかと思ったけれど、理解できるのは、テハは生まれて初めての恋愛ですし、ヨヌも朝鮮の儒教ガールです。でもスキンシップで気持ちを確認した瞬間から、2人ともそういったことに対して自由なキャラクターになったんじゃないかと思いました。ラブシーンを撮る時は、きっちりと決めずに自由に撮りました。そのためカメラの角度などは気にせず撮影した気がします。自然なものを追求していました。ショーが終わってからステージでするキスシーンは、角度などを気にしながら撮影したけれど、それ以外にこうしなければならないというルールはなかったんです。実際の恋愛スタイルは、相手によって違います。気楽なスタイル、友達のように過ごすのが好きです」とつけ加えた。

テハがヨヌを好きになるタイミングとしては、「ヨヌがサルスベリの木の下にしゃがみこんで、テハを見ながら泣くシーンがあります。その時、初めて自分でも気づいていなかった心の揺らぎがあると思いました。テハも知らないうちに心を開いたシーンだと考えました。テハはヨヌのことが好きなんだなと感じました。テハが自分も意識しないうちにヨヌのそばにいたり、嫉妬しているシーンで感じました。ヨヌがト室長とくっついていると『離れろ』と言って嫉妬した時は、自分でも認めているようでした」と語った。

写真=Newsen DB
イ・セヨンとのケミストリーは授賞式でも見られ、これは熱愛説にまで発展した。「2023 MBC演技大賞」ベストカップル賞発表の前、インタビューをしながら手を握り、テハとヨヌそのままの姿を見せた。「熱愛説が報じられたことも知りませんでした」という彼は、「その記事にいいねがたくさんついていました。僕の人生で一番多かったと思います。知らなかったけれど、周りから本当かと言われて『え?』と思いました。僕たちはまだ放送が終わっていない状態でしたし、ケミストリーが良かったので、僕はハプニングだと思いました。(イ・セヨンと)それについてはお互いに言及しませんでした」と話した。

イ・セヨンのほか、チョ・ボクレ(ホン・ソンピョ役)との縁も大切なものだった。ペ・イニョクは「チュ・ヒョニョン姉さんが今回の作品を通じて良い縁に恵まれたと語った記事を見たのですが、僕もそうです。ボクレ兄さんの場合は、男性でもありますし、学校も同じなんです。年齢差は少しあるけれど、秘書として共演するシーンも多く、僕が難しいと思う部分について悩み相談もしました。その部分について気軽にアドバイスをしてもらったので、連絡も頻繁にするようになり、時間があれば会おうとしていました。ボクレ兄さんやユ・ソンホは僕の家にも来てくれましたし、僕も行ったことがあります」とし、2人の俳優に対する愛情を示した。

最も愛着が沸くシーンも挙げた。ペ・イニョクは「12話で朝鮮のテハが葦原でヨヌに寄りかかって死ぬシーンがありますが、切なくて記憶に残っていますし、ものすごく寒かったので記憶に残っています。山頂で撮影したのですが、身を切るような風が吹いていました。その状況で撮影したので本当に死にそうで、おかげで感情表現がうまくできたと思います。ドラマがどんどん進んでいくのでわからないかもしれませんが、意味深くて大切で、美しいセリフがたくさんあります。今思い出すのは『いつでも来て、待っているから』という台詞です。ヨヌが帰って、もう戻れないことを知りながら、待っていると表現するので、妙な気分になりました。また、ヨヌが戻ってきた時の『これが私たちの運命です』という台詞が印象に残っています」と理由を説明した。

記者 : パク・スイン、ユ・ヨンジュ