パク・シネ主演の新ドラマ「ドクタースランプ」スチールカットを公開“キャラクターに同感した”

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写真=SLL、HighZium Studio
パク・シネが現実的な共感を持って帰ってくる。

韓国で1月27日に初放送されるJTBC新土日ドラマ「ドクタースランプ」は本日(10日)、仕事しか知らない仕事中毒な医師“ナム・ハヌル”に完璧に変身したパク・シネのスチールカットを公開した。

「ドクタースランプ」は、順調な人生を歩んでいたが、ブレーキがかかってしまったナム・ハヌル(パク・シネ)とヨ・ジョンウ(パク・ヒョンシク)の“ダメな人生”に対する心肺蘇生記を描いたラブコメディだ。人生の暗黒期で再会した“嫌悪関係”でライバルの2人が、お互いの光になっていく過程が笑いとときめき、共感と慰めを届ける。

特に“ラブコメクイーン”の帰還を予告したパク・シネの出演だけでも、すでに期待が高まっている。パク・シネはバーンアウト症候群(燃え尽き症候群)になってしまった麻酔科医の“ナム・ハヌル”を演じる。明晰な頭脳と緻密な努力で勉強ばかりし、医師になっても仕事中毒の大人になった。勉強と仕事以外は何もできない面白くない人生を生きていたある日、ふとダメになってしまった自分の人生を振り返り、変わろうと決心する。

公開されたスチールカットには、大学病院で麻酔科のフェローシップ過程のナム・ハヌルの姿が盛り込まれている。毎日を病院の仕事で忙しく、熾烈に生き、患者のケアに追われて自分のケアはできなかったナム・ハヌル。そうやって繰り返される日常に疲れたのか、活気のない表情が目を引く。

続くカットでは、ナム・ハヌルが手術着で街を歩いている。大きな目には今にも流れそうな涙が溜まっており、関心を高める。さらに病院ではない、見知らぬ場所でキャッチされた彼女の複雑で、緊張した様子の表情にも注目が集まる。前だけを見てとにかく走ってきた人生にブレーキがかかったナム・ハヌルの事情にさらに関心が集まる。

パク・シネは「誰もが生きていく中で、一度はスランプを経験すると思う。私もそういう経験があった。そのため、“ハヌル”という人物に同感した」とし、「個人的にはこれまでジャンル物にたくさん出演したと思うので、日常的で平凡な物語の中で、癒しを届けられる作品に出演したかった」と作品を選んだ理由を明かした。

また、“感情の変化”を演技のポイントにしたという彼女は、「演技のために精神科の先生と話す機会があったが、うつ病になったからといって1日中無気力ではないという話を聞いた。様々な感情を持っているなかで、何か難しい問題にぶつかったとき、克服する方法を少しの間、失っているだけだそうだ」とし、「そういう部分を念頭に置いて、演技をした。無気力で不安を持っていたハヌルが、家族とジョンウによって癒される過程をしっかりと描きたかった」と伝えた。

記者 : キム・ミョンミ