SHINee テミン、30代でも童顔の秘訣とは?後輩SEVENTEENメンバーを絶賛も「自分の仕事に誇りを感じる」(総合)

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写真=Newsen DB
SHINeeのテミンが、約2年5ヶ月ぶりにソロカムバックを果たした。

テミンは30日午後、ソウルMEGABOX聖水(ソンス)店にて、4thミニアルバム「Guilty」発売記念の記者懇談会を開催した。

今回のアルバムは、タイトル曲「Guilty」をはじめ、様々な魅力の全6曲で構成され、さらに拡大されたテミンの音楽の世界観を確認することができる。

タイトル曲「Guilty」は、30人編成のストリングスサウンドとダイナミックなシンセサウンドが醸し出す壮大さが際立ち、ユニークでありながらもゆったりとしたビートとクセになるフックが印象的な楽曲だ。

テミンは「アルバムを準備する過程から、これまでのことが頭を駆け巡った。いつも通りに準備しながらも、逆にもう少し成熟した、成長した姿をお見せしようと努力した。“テミン”といえば思い浮かぶアイデンティティ、クリシェ(常套的なもの)があると思うので、そのような部分を詰め込んだアルバムになっている」と紹介した。

続けて「全6曲が収録されている。今までソロで発売したアルバムより少し聞きやすい曲が多い。ポップな雰囲気だ。(これまでは)攻撃的でパフォーマンスに特化した曲が多かったけれど、(今回収録された)4曲ほどは普段も楽しめる曲ではないかと思う」と話した。

テミンは「今までコンセプチュアルなものを続けてきた。今回はこれをひっくり返して、僕が経験したことのように見えてほしいと思った。『日常の中でテミンにこんなことがあったんだ』と、見ていただく方々に真正性を感じていただきたいと思って、そのような方向性に決めた。シネマティックでドラマチックなミュージックビデオが、より自然な僕に見えたのではないかと思う」と語った。

彼は今回のジャケット撮影について「ロサンゼルスで撮影することができて感謝している。忙しいスケジュールの中で2日間撮影した。ロサンゼルスの砂漠の真ん中に宿泊する場所があったけれど、映画に出てくるような撮影場所だった。自然な姿やムードを収めようと努力した。年齢的にもう少年とは言えないけれど、僕が持っている強みといえば強みなので、少年らしさを表現しようと思った」と明かした。

テミンは「わがままな愛は相手を傷つけるけれど、『これが僕たちの愛だ、これが僕の愛の方法だ』と強要する歌詞だ」と説明し、「ある人に魅力を感じるのは、タブー視されている小さなことを壊すことから始まると思う。僕が踊りながらある表情を見せて動きを見せたとき、ギャップのある魅力を感じていただけると思った。ある意味で駆け引きをしたいのだ。僕という人をもっと魅力的に感じていただけると思って、そのような部分を考えながら制作した曲だ」と自信を示した。

また「前のアルバムのタイトル候補曲だった。女性のキーの曲なので、僕には比較的高かった。その後、よく聴きながら『これをちゃんと見せたいなぁ』という未練があった。そして今回、アルバム制作で曲を集める際に、この曲を磨いたほうがいいと思った。すぐに決定して、編曲と作詞をもらった」と話した。彼は「実はSHINeeの『HARD』の活動の時にこれをやりたかったけれど、メンバーたちが『君に似合いそうだ』と言ってくれた」と、ビハインドストーリーを明かした。

「Guilty」はトレーラー、予告映像、本編につながるミュージックビデオで期待を集めている。テミンは「普通、予告映像はミュージックビデオを編集して見せる。しかし、これを1つの物語としてまとめたら面白いと思った。制作の過程から体系的にトレーラー、予告映像、本編につながる過程を1つのストーリーにまとめようと提案した。3分以内にストーリーを構成するのは時間的に足りないので、それよりも前の部分をゆったりとストーリーにすれば面白いと思った」と語った。彼はミュージックビデオの内容を紹介しながら「キャラクター自体が、僕が演じる“テミン”だったので、撮影が面白かったし、物語が切なく感じられた。ミュージックビデオがまもなく公開されるので、ぜひ見てほしい」と期待を高めた。

デビューから現在まで、グループとソロとして異色なコンセプトを披露してきたテミンは「自分が好きなことをしながら、達成感や楽しさを感じることが、『こういうことを次にまた挑戦したい』と思わせる原動力になったようだ。これに気づくまでに時間がかかった。使命感だけで“やらなければならない”と思っていたけれど、自己省察というか、自分がなぜこのようなことをしていて、何を得ているかを考えた時、自分がとても好きなことをしていて、そのすべての過程が楽しくて幸せだと思った。それが僕にとって原動力だ。だからこそ新しいことに挑戦したい。簡単ではないけれど、プレッシャーを背負って乗り越え、1つ1つ壊していくのが楽しい」と仕事に対する愛情を表した。

また、多くの後輩たちがテミンの楽曲をカバーしていることに関連して、「注目している後輩は?」という質問を受けた。これに対して彼は「上手な人が多すぎるけれど、SEVENTEENのホシはダンスが上手だし、僕を好きになってくれている。彼とチャレンジ動画をすでに撮った。彼と色々と話したことの中で、今後機会があれば一緒にコラボしたいという話になった。フィーチャリングすることがあったら手伝ってほしいと言った。軽いノリだったかもしれないけれど、実現したら面白いと思う。パフォーマンスがとても上手なので、このようなコラボをしてみたいと思った」と語った。さらに「腹筋のある男性とチャレンジをしたい。腹筋のない方はしてくれそうにない」と、「Guilty」チャレンジに言及して笑いを誘った。

テミンは「僕が考える僕という人間は、あるキャラクターに果敢に没頭して魅せるアーティストだと思う。それが僕の色でもあると思う。自分自身をステージで魅せるというよりは、ドラマや映画で俳優の方々がお芝居をするように、ステージの上でストーリーがある、曲に合うキャラクターを最大限に演じるというか、そのように入り込んでやるタイプだと思う」と話した。また「真正性のある音楽をお見せしたいと言ったけれど、僕は自分が本当に好きで、自分が普段も聴くような音楽を披露する。また、自分が伝えたいことを伝えようと思っている。そうして初めて、聴いてくださる方々に真剣にアプローチすることができるし、達成感も大きいと思う」と語った。

テミンは、約2年5ヶ月ぶりに発売するソロアルバムを通じて得たい成果についても、真剣に答えた。彼は「2年5ヶ月ぶりに発売するアルバムなので久しぶりだと思うかもしれないけれど、15周年を過ぎてもう16年目だ。着実に活動できること自体に感謝している」と話した。

続けて「もちろん、僕たちの前に良い先輩たちが築いてきた良い先例があるけれど、僕たちがまだアイドル市場で現役で頑張れていることに感謝し、今でも愛されていること自体に感謝している。もちろん、大賞をもらったり、1位を記録することもありがたいけれど、それよりも大切なのは、着実に愛されて、僕を好きになってくださるファンの方々がいるということだ」と思いを伝えた。

彼は「学生から大人になって、30代になったけれど、自分の人生において欠かせないものは、僕を愛してくださる方々、ファンの方々だ。僕の人生の一部でもある。時々、『学生時代から今まで、SHINeeのテミンを見ながら成長してきた。ありがとう』という言葉を聞くとグッとくる。他人だけど、お互いに共感して、音楽で交流し、思い出を共有していたことが驚きで、達成感とプライドを感じる」と語った。

デビュー当時から変わらない少年らしさを誇るテミンは、その秘訣について「インスリン抵抗性。インスリン値が高くなると老化が早まるらしいので、それを遅らせるようにしている。紫外線をあまり浴びないようにして、日焼け止めをしっかり塗らないといけない。頻繁に食べるより空腹を維持すれば、インスリン値が下がって若さを維持できるらしい」と話して笑いを誘った。続けて「僕が感じたのは、周りの人たちも童顔だ。メンバーを含め、スタッフ、友達も童顔なほうなので、その中にいたら、自分も似てきたのではないかと思う」と話した。また「それでも“少年美”はもうすぐ終わるだろう。おそらくあと3年くらい? 今も少年とアルファメール(魅力があってとても人気のある男性)を行ったり来たりしたい。すべてを網羅する人になりたい」と付け加えた。

単独コンサートを控えているテミンは「パンデミックのため、単独コンサートは久しぶりだ。抜群のパフォーマンスやステージ装置で、『あり得ない』という表現が出るほどのショーを準備している。全てを公開するのは難しいけれど、本当に画期的で、生まれて一度も見たことのない演出になると言える」と自信を示した。

テミンは今回のアルバムの満足度について「毎回真心を込めて、愛情を込めて作ろうとしている。点数をつけるのは難しいけれど、今回のアルバムが最も僕がよく聴く、よく聴けるアルバムになると思う。なので10点満点中10点だと思う」と話し、期待を高めた。

今年デビュー15周年を迎えたテミンは「僕という人間の価値を人々が見てくれて、それを高く評価してくれる1年だったと思う。メンバーたちの僕への依存度や、僕もメンバーを頼りにしていることを知った。ファンの皆さんが、僕たちに感じる価値、人々が僕たちを見て成長したと言ってくれること、そのようなことを今年感じた。ステージの上から見るペンライトは本当に美しい。僕がこのような人生を歩むことを許してくれた人々に感謝している。僕がやっていることに誇りを感じて、有意義だと感じた1年だった。もちろん、忙しくて大変で疲れたと愚痴をこぼすこともあるけれど、僕にとっては今年が、自分の仕事を実感させてくれた年だと思う」と感謝を伝えた。

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記者 : イ・ミンジ、ピョ・ミョンジュン