「誘拐の日」パク・ソンフン“作品がここまで愛されるとは予想できなかった”

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写真=BHエンターテインメント
俳優パク・ソンフンがENA水木ドラマ「誘拐の日」(脚本:キム・ジェヨン、演出:パク・ユヨン)に出演した感想を明かした。

同作は、抜け目の多い誘拐犯キム・ミョンジュン(ユン・ゲサン)と11歳の天才少女チェ・ロヒ(ユナ)の特別な共助を描いた“感性バディスリラー”だ。

パク・ソンフンは劇中、キム・ミョンジュンを追う刑事パク・サンユンを演じた。優れた判断力と分析力を兼ね備えたパク・サンユンになりきり、劇に緊張感を吹き込んだ。

彼のドラマ出演は韓国で8月に放送終了になったGinie TV月火ドラマ 「ラブ・パッセンジャー ~私たちの恋愛事情~」以来約1ヶ月ぶりだった。彼は最近Netflixオリジナルドラマ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」に続き、「ラブ・パッセンジャー ~私たちの恋愛事情~」「誘拐の日」などに出演。そして今後公開されるNetflixオリジナルドラマ「イカゲーム」シーズン2にもキャスティングされ、忙しい日々を過ごしている。

―― 「誘拐の日」の原作はチョン・へヨン作家の同名の小説ですが、原作は読みましたか?他の視線で脚色されたドラマでパク・サンユンを演じるためにどのような努力をしたのか教えてください。

パク・ソンフン:今まで原作がある様々な作品に参加してきました。脚色された台本でキャラクターを新しく創造すると考えるため、普段原作は参照しないタイプです。今回も「誘拐の日」の原作は読みませんでした。

―― 1.8%(視聴率調査会社ニールセン・コリアの有料世帯基準)でスタートしたドラマの視聴率が10月12日に放送された第9話では4.2%まで上がりました。少しずつ上昇する視聴率を見てどんな気持ちでしたか。

パク・ソンフン:文章自体がよかったですし、俳優たちのケミストリー(相手との相性)もよかったので、視聴者の評価が悪くないだろうとは予想していました。ですが、ここまで愛されるとは思いませんでした。今まで僕が参加した作品が予想できないほどたくさん愛されたので、俳優として感謝するばかりです。これからも良い作品でご挨拶します。

―― 制作発表会で、キム・シンロクさんに従って目標視聴率を7%に設定しましたが、最終回までに目標としている視聴率が気になります。

パク・ソンフン:正確な数値を予測するのは本当に難しいことです。作品に出演する度に毎回思うのですが、視聴率というのはとても予測し難いものだと思います。視聴率が高くなるということはその分視聴者の方々に愛されているという意味でもあるので、天に任せます。

―― 「誘拐の日」が口コミやネット上で話題になっています。視聴率の上昇にも良い影響を及ぼしているようですが、印象的な視聴者の反応はありましたか?

パク・ソンフン:「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」に出演してからは劇中のチョン・ジェジュンとして見知ってくれる方が多いのですが、サンユン役を見てあの人が本当にチョン・ジェジュンなのかという反応が面白かったですし、記憶に残っています。(周りからは)ユン・ゲサンさんの演技による変身が素晴らしい、ユナさんの演技力が優れている、ドラマの展開が興味深いなどの反応がありました。

―― 「ラブ・パッセンジャー ~私たちの恋愛事情~」に出演した時に比べて10kg減量した状態で「誘拐の日」に出演したと聞きました。ユン・ゲサンさんも「パク・ソンフンさんを見て羨ましかった。本当にかっこいい」と話していました。ユン・ゲサンさんのルックスに対する褒め言葉に同意するのか、それから「誘拐の日」をモニタリングしながら「ラブ・パッセンジャー ~私たちの恋愛事情~」に比べてルックスに対してどのように考えたのか教えてください。

パク・ソンフン:撮影終了後、アフレコの際にゲサン兄さんに会いましたが、体重を減量した兄さんを見て感嘆した記憶があります。本当にプロフェッショナルな俳優だなと思いました。自分自身を振り返った時、 「ラブ・パッセンジャー ~私たちの恋愛事情~」の時に比べて確かにシャープになった顔を見ながら、今までの努力の成果があったんだなと胸がいっぱいになったことがあります。

―― ユン・ゲサンさん、キム・シンロクさん、ユナさんとの共演はいかがでしたか?

パク・ソンフン:ユン・ゲサンさんは僕とMBTI(性格診断テスト)や性格など、似ているところが多くて、すぐに親しくなりました。撮影が終わった後も時々会ったりしていました。ユナさん、キム・シンロクさんも演技力や人格が素晴らしい俳優なので、何も言わなくても息がぴったりだったと思います。いつも愉快で楽しかった現場です。特にユン・ゲサンさんが現場の雰囲気を穏やかにリードしてくれたので感謝しています。

―― 最後に「誘拐の日」の視聴者たちに一言お願いします。

パク・ソンフン:今まで楽しく試聴してくれている方々に心から感謝を伝えたいと思います。視聴者の方々がいてくれたおかげで、「誘拐の日」に翼がついたと思います。ロヒとミョンジュン、ヘウン(キム・シンロク)、そしてサンユンまで、みんなどのような結末を迎えることになるのか、最後まで関心をお願いします。

記者 : ファン・へジン