2PM、デビュー15周年記念コンサートで6年ぶりにファンの元へ!「僕たちに終わりはありません」

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写真=JYPエンターテインメント
6年間の空白が全く感じられない200分だった。2PMが6年ぶりに開催したコンサートで“元祖野獣アイドル”の実力を証明した。

9月10日、ソウル松波(ソンパ)区蚕室(チャムシル)室内体育館で、2PMのデビュー15周年単独コンサート「It's 2PM」が開かれた。彼らは9日の最初の公演に続き、10日の公演を通じて一層多くのHOTTEST(2PMのファン)たちと顔を合わせた。

長年待った末にやっと一つに集まった2PMのメンバーとHOTTESTたちは、お互いに対する愛情で熱く燃え上がった。全席完売で2PMに対する変わらない愛情を証明したファンは、終始熱烈な歓呼と拍手で2PMの情熱的な公演に応えた。

客席では、ファンだけでなく2PMが所属しているJYPエンターテインメントのパク・ジニョン代表プロデューサー、godのキム・テウなどが応援した。

今回のコンサートは、2017年6月に開催した「6Nights」以来、6年3ヶ月ぶりに開催された2PMのコンサートだ。2008年9月4日に「Hottest time of the day」でデビューした彼らは、今年待望のデビュー15周年を迎えた。今までソロ活動はもちろん、ソロツアー、ドラマ、映画、ミュージカル、バラエティ、CM、グラビアなど多方面で活躍してきた6人のメンバーたちは、15周年を記念して一つになった。

ステージに上がった2PMは、15年間の歴史を集約したセットリストに基づいて豊かな公演に仕上げた。「I'll Be Back」で幕を上げ、「Hands Up」、デビュー曲「10点満点で10点」や再ブームを巻き起こした「My House」、名曲「A.D.T.O.Y」「I'm Your Man」「Again & Again」「Without U」「Heartbeat」「I Hate You」などを熱唱しながら走り出した。

ヒット曲のステージにとどまらず、今までファンの念願だった収録曲まで合わせて29曲のステージを連続で披露した。6人のメンバーたちは驚きの声量が際立つライブと専売特許のカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧に合わせ、刃物のようにキレのあるダンス)、多数の公演経験に基づく老練なステージ運用力で観客の目と耳を虜にした。

特有のウィット溢れるトークとケミストリー(相手との相性)も輝いた。テギョンは「今日は2日目ですが、昨日に比べて皆さんがもっと熱い雰囲気を作ってくれています。見に来ていただいて本当にありがとうございます。2PMの公演が初めての方は驚くかもしれません。あまりにもハンサムで」とトークをした。ウヨンが冗談で「出ていけ」と言うと、テギョンは「申し訳ございません」と謝った。

ジュノは「15周年の記念コンサートに多くの方々に来ていただいて、本当に感謝しています。体のコンディションが良くないと、最後まで上手く楽しめません」とメンバーたちと観客の様子を順番にチェックし、笑いを誘った。

他にも、テギョンはジュークボックスコーナーで「学校の鐘がカ―ンカーン」という歌を自分の歯を叩きながら披露し、爆笑を誘った。

この日の公演の真髄は、2PMのセクシーな魅力が濃縮された「Again & Again」「Without U」「Heartbeat」のステージだった。6人のメンバーたちは「I'm Your Man」の途中で、着用していたネクタイを外すパフォーマンスを見せた。「Heartbeat」のステージでは、人間塔を組み上げるパフォーマンスとテギョンのシャツを破るエンディングで“元祖野獣ドル”という修飾語にぴったりなセクシーな魅力をアピールした。

ジュノは「I'm Your Man」のステージを終えた後、「やはり公演中に反応が良い部分は、こうやって破った時だと思います」とJun. Kの乱れたシャツを指差した。続いて「どうやら、2PMなら破らなければならないんだなと思いました」と付け加えた。

Jun. Kは「Heartbeat」を見せた後、「一番大事なのは、チッテギョン(シャツを破るテギョン)が戻ってきたことです」と叫んだ。続いて「Again & Again」「Without U」「Heartbeat」に対して「2PMを15年間活動させたくれた曲だと思って、メンバーたちと感謝しながらステージのために一生懸命に努力しました」と付け加えた。

ファンの前で初めてライブで披露した、最新アルバム「MUST」のタイトル曲「Make it」(2021年発売)のステージも欠かせないポイントだった。「Make it」を作る時にどんな気持ちだったのかというチャンソンの質問に、ウヨンは「ただ最大限早くファンの皆さんの前に立たなければならないという気持ちでやってきたので、『アルバム早く出さなきゃ』『僕たち早く活動しなきゃ』と思いました」と答えた。

Jun. Kは「当時、新型コロナウイルスのせいで、音楽番組を通じてファンの皆さんに会えず、こうやってコンサートでお見せすることになりました」と話した。ウヨンは「こうやって見せることができて、とても感謝しています。皆さんが待ってくれたおかげで、僕たちがステージに立つ理由ができました。本当にありがとうございます」と頭を下げて挨拶した。

アンコールステージでは、2PMというチームを守ってくれたHOTTESTに対する感謝を込めた「Thank You」を熱唱した。事務所が事前に用意したデビュー15周年記念ケーキが登場すると、ファンと共に15番目の誕生日を祝う歌を歌い、キャンドルを消しながら思い出を作った。

ウヨンは「皆さんのお茶目なウヨンです。今日は皆さんのおかげでとても幸せでした。僕にとっては夢が叶う瞬間でした。僕は兵役も済ましたし、コロナのパンデミックも経験しました。みんな非常に疲れて、大変だったはずだと思います。皆さんと僕たちの時間を作れるのはいつになるだろうか、僕もたくさん待ちました。今日は一気にそれが解決された、スッキリする日です。今まで僕の歯痒さ、ストレスを解消してくれた皆さんに心から感謝します。これからも2PMは続きます。今日皆さんと一緒にしたから。今日がその理由になります。本日、来ていただいて、本当にありがとうございました」と感想を明かした。

ニックンは「話したいことは昨日と同じです。今回のコンサートを皆さんと共に6年間待ちました。昨日と今日は夢のようでした。流れるのが速すぎて残念ですが、2日間とても良い思い出になりました。これからウヨンが話したように、2PMは続きます。皆さんもずっとHOTTESTになってくれますよね。そうしてくれれば2PMに終わりはありません。ずっとやっていきます。15年間ずっと愛してくれて、こうやって応援してくれてありがとうございます。家で見てくれる方々にも感謝します。今後もっと努力し、もっとかっこいい2PMになります。ありがとうございます」と話した。

ジュノは「皆さん、今日の公演、楽しかったですか。こんなに緊張するコンサートは本当に久しぶりだったと思います。ステージ裏で皆さんに会える1分前に準備をしていましたが、このステージに立って聴いた音楽や皆さんの歓呼は忘れられないと思います。15年間一緒にやってきたメンバーたち、僕たちの音楽が皆さんにうまく近づいたんだ、良い音楽として残ったんだ、今までの時間を美しく保存してくれたんだと思って公演をしながら胸がいっぱいになりました。全てのステージを大きな歓呼で迎えてくれて感動しました。最後まで僕たちの歌を一緒に歌い、スローガンを掲げて応援してくれて15周年コンサートが美しく、うまく終了したと思います」と明かした。

続いて「今日こんなに楽しかったのは、6人が一緒にいるからでもありますが、この瞬間を一緒に楽しんでくれる皆さんがいたからだと思います。15周年はなかなか続けられない長い時間ですが、ふと昔のことを思い出しながら、2PMを作ってくれたジニョン兄さんとJYPエンターテインメントの皆さんにお礼を言いたいです。それから僕たちの親にも感謝を伝えたいです。何より、メンバーの一人一人が怪我せず、病気せず、かっこよく自分の場所を守ってくれて今日のこの場がもっと輝いたと思います。そんな感謝の言葉をメンバーたちに話したかったです。本当に心からありがとうございます」と付け加えた。

テギョンは「前回の公演から6年という時間が流れました。6年の間、とてもたくさんの変化がありました。僕を含めた数人のメンバーたちは会社が変わりました。にもかかわらず、6人が一緒にできたということ自体が、僕にとっては幸福で祝福でした。今日来てくれた方々も僕が人生で会える最も大きな幸福で、祝福だと思います。実は思ったより今(観客の)顔がよく見えて、皆さんが掲げてくれたプラカードもよく見えます」と話した。

続いて「初めての方もいますし、たくさん会っていたのに久々に会う方もいます。その方々にも6年の間、たくさんのことがあったと思います。結婚や就職、出産など本当に多くのことがあったはずですが、一人一人に感謝を伝えたいです。ずっと僕たちを見守ってくれてありがとうございます。皆さんがいたから、僕たちが再び集まって歌ったり、踊ることができました。皆さんが席を輝かせてくれるから、僕たちもステージを輝かせようと努力するようです。来てくれてありがとうございます。来年にはどうなるかわかりませんが、僕たちが最大限努力してまた皆さんと一緒に楽しい思い出が作れる機会を作ってみようと思います。いつも健康で、幸せで、ニックンの言う通りお金持ちになってください」と付け加えた。

Jun. Kは「皆さんとこんなに熱い時間が過ごせたこと自体が幸せでした。2017年以来、全員が参加するコンサートは久々ですが、こうやって蚕室室内体育館をいっぱい満たしてくれて、オンラインで見てくれている僕の母親、家族たちを含む皆さんに感謝します。来ていただいて本当にありがとうございます。2PMのみんな、彼らに出会ったのは僕にとっては非常にラッキーなことです。初めて出会った時はよくわからなかったのですが、練習生時代を含めて20年近くやってみたら、僕がこんなにいい人たちに出会い、彼らと15周年コンサートを開くということ自体に心から感謝しています。僕たちを守ってくれる、この場にいる全ての方々に心を尽くして昨日よりもっと大きなハートを送りたいと思います。愛しています」と明かした。

チャンソンは「一昨日リハーサルをして、昨日と今日コンサートを開催しました。会場に来る道は本当にときめきました。こんな時間がまた過ぎてしまいました。実は公演で僕が一番好きなのは、相変わらず情熱的で僕たちを愛らしい目で見つめてくれる皆さんの姿です。そのような目で見つめられるこの時間が僕たちにとっては本当に祝福だと思います。僕たちにとっては本当に大きなことです。そのような応援と愛を送ってくれた皆さんにもう一度感謝します。僕たちがステージ上で情熱的に踊り、歌い、コミュニケーションしながらステージで輝くとよく言われますが、それは全て皆さんのおかげです。ありがとうございます。愛しています」と話した。

続いて客席に座っているパク・ジニョンを紹介しながら「僕たちが尊敬する、愛するという言葉を共に使える、唯一の人です。もう一度拍手お願いします」と付け加えた。

ウヨンは2PMが「Again & Again」で大賞を受賞した瞬間に言及しながら「ジニョン兄さんも本人が育成した、育てたという表現はちょっとアレだけど、本人が投資したグループが受賞する席に一緒にいたのは初めてだと言ってました」と振り返った。続いて「僕たち、繋いだ手を離さないようにしよう」と「Hold You」を熱唱した。

ソウル公演を盛況裏に終えた2PMは、10月7日と8日に「It's 2PM」の一環として東京の有明アリーナで単独公演を開催する。

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記者 : ファン・ヘジン