「ムービング」イ・ジョンハ“母親がハン・ヒョジュ先輩に嫉妬している”

OSEN |

写真=Walt Disney Company Korea
俳優イ・ジョンハが「ムービング」のために短期間で増量したエピソードを公開した。

最近、ソウル鍾路(チョンロ)区北村(プクチョン)路のカフェでは、Disney+オリジナルシリーズ「ムービング」に出演したイ・ジョンハのインタビューが行われた。

「ムービング」は超能力を隠したまま現代を生きている子供たちと、過去の傷を隠したまま生きてきた親たちの物語を描いたヒューマンアクションシリーズだ。原作のウェブ漫画「ムービング」の作家カン・プルと「キングダム」シーズン2の監督パク・インジェをはじめ、「イカゲーム」「パチンコ」などに参加した最高の制作陣が作り出したプロジェクトで、リュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ、チョ・インソン、チャ・テヒョン、リュ・スンボム、キム・ソンギュン、キム・ヒウォン、ムン・ソングンなど、韓国の実力派俳優が出演し、ライジングスターのイ・ジョンハ、コ・ユンジョン、キム・ドフンらも出演した。制作費はなんと500億ウォン(約55億円)の超大作だ。

劇中でイ・ジョンハは、父親ドゥシク(チョ・インソン)の飛行能力、母親のミヒョン(ハン・ヒョジュ)の超人的な五感能力を受け継いだ超能力者だが、そのような自分の能力を隠したまま平凡に生きていく純粋で優しい高校生ボンソクを熱演した。彼はキャラクターのためになんと30kgも増量するなど、原作のウェブ漫画のボンソクとそっくりのビジュアルに変身するため努力した。

2017年にウェブドラマ「胸キュン注意」でデビューしたイ・ジョンハは、MBC「新米史官ク・ヘリョン」、JTBC「それでも僕らは走り続ける」「わかっていても」 に出演し、ついに「ムービング」で初めて主演を務めることになった。

――ボンソクが大人気になっていますね。

イ・ジョンハ:たくさん愛されて嬉しいです(笑)。反応は見ていなくて、モニタリングもあまりしない方です。反応を見ると恥ずかしくなると思うので、見ないようにしています。

――30kgも増量しましたが、今は減量したのですか?

イ・ジョンハ:完全に元に戻ってはいませんが、あと少しです。有酸素運動をしながら減量したいと思いました。60kg半ば、後半くらいでしたが、90kg後半まで増やしました。増量する時も食事の管理と有酸素運動を並行しながら、健康的な方法で増量しました。減量する時も食事の管理と有酸素運動を並行しながら減量しています。

――減量するのは大変ではないですか?

イ・ジョンハ:増量する時はボンソクになっていく気がして楽しい気持ちで太りました。食べるのが好きですので。でも減量する時は、食べる量を減らしたのでお腹が空きました(笑)。でもかっこよくなっていく姿を見て楽しかったです。(増量した30kgのうち)5kgくらいが残っています。

――増量するのにどれくらいかかりましたか?

イ・ジョンハ:撮影まで2ヶ月程度の準備期間があって、その間に増量しました。撮影に入ってからも、増量を続けて後半になるほど太っていくボンソクを見ることができます。そして撮影する時にはトンカツがおいしくて楽しく食べました。

――急激に30kgも増量しましたが、演技をしながら息苦しくなったり辛くなったりはしなかったのでしょうか?

イ・ジョンハ:そもそも僕は体の痛みをあまり感じないほど鈍いんです。よく走る方で、体力もあると思っていたけれど、少し走っただけで汗が出ました。普段は走っても汗を流したり、息苦しくなったりしませんでしたが、すぐに汗が出たり、そしてすごく暑かったです。暑さには強い方でしたが、暑かったです。

――増量する時には主にどんな食べ物を食べましたか?

イ・ジョンハ:何でもよく食べますが、一番よく食べたのはインスタントラーメンでした。インスタントラーメンは種類が多くて、食べ方も様々ありますので飽きませんでした。今は減量中ですが、それでもラーメンを食べています(笑)。

――主演を務めた感想はいかがですか?

イ・ジョンハ:制作発表会の時も言ったが本当に家の栄光だ。幼い頃から見てきた先輩たちとの共演で迷惑にならないよう努力しました。皆さんよくしてくれて、楽しく撮影しました。

――生まれてきたらお母さんがハン・ヒョジュ、お父さんがチョ・インソンだった気分はいかがでしたか?

イ・ジョンハ:正直に言うと、なぜ生まれたの? と思いました(笑)。チョ・インソン先輩、ハン・ヒョジュ先輩があまりも素敵でかっこよくて「僕でいいのか」と思いました。ですが先輩たちがお母さん、お父さんのように接してくれて、心配することなく受け入れました。ハハ。

――お母さんとお父さんのどちらが好きですか?

イ・ジョンハ:お母さんが好きです(笑)。お父さんは僕を生み育ててくれましたが、幼い頃にお父さんを見た記憶がなくて……僕の面倒をお父さんより見てくれて、苦労したお母さんの方が好きです。

――実際のお母さんもハン・ヒョジュさんに嫉妬していると聞きました。

イ・ジョンハ:そうです。僕のお母さんが嫉妬しています。ハン・ヒョジュ先輩をママと登録しているので(笑)。どっちのお母さんが好き? と質問をしてきます。僕が「両方良い」と答えたら、一人だけ選んでと言いました。そのようにからかいます。ですがどちらも大好きです。

記者 : ハ・スジョン