チョンウ&ペ・ヒョンソン出演の新ドラマ「奇跡の兄弟」第1話の予告映像を公開

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写真=JTBC「奇跡の兄弟」予告映像キャプチャー
JTBC新水木ドラマ「奇跡の兄弟」(脚本:キム・ジウ、演出:パク・チャンホン、制作:MI、SLL)が初放送を1週間後に控え、第1話の予告映像を電撃公開した。

偶然手に入れた小説でベストセラー作家になったユク・ドンジュ(チョンウ)、記憶を失ったものの特別な能力ができたカン・サン(ペ・ヒョンソン)、そして問題の小説内容が現実になった殺人事件、このミステリーのパズルがペ・ヒョンソンの“記憶”で完成されることを予告し、無限な想像力を刺激する。

同作は“ユン・ドンジュ”になりたいが、持っているのは負債しかない作家志望生のユク・ドンジュと、神秘的な能力を持つ正体不明の少年カン・サンが、時間の境界を超えた真実探しを通じて奇跡を作り上げていく過程を描いたヒューマンミステリードラマだ。

公開された第1話の予告映像は、カン・サンの“忘れた記憶”に焦点を合わせて、今後展開されるミステリーのかけらを広げた。

作家志望生のドンジュが偶然手に入れた「神は死んだ」の原稿が出版され、彼はデビューと同時にベストセラー作家になる。ところが小説の中の殺人事件が現実でも同じく発生し、刑事のパク・ヒョンス(パク・ユリム)はドンジュを唯一の容疑者として疑い始める。

小説を盗んだことがバレるのではないか心配になったドンジュは自ら書いたのか、どう書くようになったのか経緯を聞いてくるヒョンスに「想像力も罪になるのか」と笑顔で対応したが、顔にも声にも慌てた気運が漂う。

ドンジュの不安は、交通事故で出会った少年カン・サン(ペ・ヒョンソン)と一緒にいるときに増幅する。事故の後、記憶を失ったカン・サンが少しずつ記憶を戻すようになると「何の記憶か」とそっと聞いたり、「僕は怪物になったようだ」というカン・サンの一言には、小説の中の文章を思い浮かべる。

小説の本当の持ち主とカン・サンの関連性が疑われるところで、「忘れたくて、消したい記憶がないのが羨ましい。記憶というのはとても悪い」というドンジュの言葉が、より意味深く聞こえる。何より、「地獄はがらんとしていて、悪魔たちはみんなここにいる」というドンジュのナレーションが、相次いで発生する残酷な殺人事件と重なり、「僕が命を救う機会はそれが最後だったことを、当時は知らなかった」と超能力を発揮するカン・サンに出会った彼のエンディングは、緊張感を最大に引き上げる。

制作陣は「第1話からミステリーが爆発する。ドンジュが偶然世の中に出した問題の小説の本当の主人は誰なのか、小説と同じく起こっている殺人事件の真犯人とはどんな関係なのか、カン・サンの『忘れたい、消したい記憶』は何なのか。真実探しの第一歩を踏み出す2人の旅程を共にしてほしい」と伝えた。

「奇跡の兄弟」は韓国で6月28日午後10時30分に初放送される。

記者 : ハ・ジウォン