IUのヒット曲「赤い靴」「Good Day」などを手掛けた作曲家のイ・ミンスが、最近提起された盗作疑惑について口を開いた。

11日、イ・ミンスは「昨日（10日）、私が作曲したIUさんの『Good Day』『赤い靴』が盗作疑惑に巻き込まれたという内容の記事を確認した」とし「『赤い靴』は発売された2013年当時に、公式報道資料を通じて反論したため、これ以上の見解は意味がないと思い、自制してきた。しかし最近、拡大・再生産を超えたアーティストに対する度を過ぎた誹謗中傷を確認したため、慎重にこの文章を書くことにした」とコメントした。

彼は「『Good Day』と『赤い靴』を手掛けた当時、他人の曲を参考にしたり、念頭において作業したことはない」と盗作疑惑を否定した。また「『Good Day』『赤い靴』の著作者として、IUさんを愛するファンの皆さんとIUさん自身が傷つくことのないように願っている」と付け加えた。

また同日、IUの「BBIBBI」を手掛けた作曲家のイ・ジョンフンも、盗作疑惑について反論した。彼は「まず、盗作告発に対する対象を誤って選んだことが残念だ」とし「告訴または告発をするとしても、作曲者である私を相手に主張するのが適切だ」とコメントした。

続けて「次に、盗作は親告罪に該当するため、第三者の告訴または告発には何の法的効力もない。これは該当のアーティストを傷つけようとする意図に過ぎない」とし「私は『BBIBBI』の制作にあたって、他のいかなる作品も盗作していない。YouTubeの映像で類似性が疑われると主張する曲を聴いた結果、様々な面で個別性を確認することができた」と強調した。

また「今後、私の説明が必要な部分があれば惜しみなく説明し、法的措置を取ってでも、このような誤解を正すつもりだ」と付け加えた。

これに先立って、一般人のA氏は最近、ソウル江南（カンナム）警察署にIUを著作権法違反の疑いで告発したことが知られた。A氏が告発した楽曲は「Good Day」「赤い靴」を含む「Boo」「Celebrity」「BBIBBI」「Pitiful」の計6曲だ。

これと関連して、IUの所属事務所は「現在、正式に捜査機関から連絡を貰っておらず、報道を通じて告発の事実を初めて認知した。マスコミが報じた告発状の内容も確認できていない状況であり、その内容について把握している」と公式コメントした。

また「根拠のない虚偽事実をあたかも事実であるかのように悪質な内容でアーティストの名誉を毀損することは、明らかな違法行為である。虚偽事実を拡散した場合、善処のない厳正な法的対応を進める」と強調した。

「赤い靴」は2013年にも盗作疑惑が提起されたことがある。ドイツのバンドNektaの「Here's Us」との類似性について当時、IUの関係者は「『Here's Us』の一部のメロディーと『赤い靴』のBメロは、メロディーは似ているように聞こえるかもしれないが、コード進行は全く違う」と反論していた。

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