BTSのJ-HOPE、特別待遇を受けて入隊?陸軍が報道を否定

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写真=Newsen DB
BTS(防弾少年団)のJ-HOPEが入隊時に特別待遇を受けたという報道に関して、陸軍がこれを否定した。

4月18日、J-HOPEは江原道(カンウォンド)原州(ウォンジュ)にある陸軍36師団新兵教育隊に入所した。

彼は予告した通り、ファンや取材陣に挨拶はせず、静かに入所した。人が集まって現場が混雑し、同日に入所する他の将兵に被害が及ぶことを懸念して、このような方法を選んだ。

先立ってBTSの所属事務所であるBIGHIT MUSICは「現場の混雑による事故防止のため、ファンの皆さんには現場の訪問を控えていただきたい。J-HOPEへの温かい見送り、励ましは、気持ちだけでお願いしたい」と伝えた。これをうけ、ファンは現場を訪問する代わりに応援のメッセージが書かれた大型バスを送り、J-HOPEを応援した。

そんな中、21日にあるメディアはJ-HOPEが入隊の過程で陸軍から特別待遇を受けたと主張した。「部隊への出入りは車両1台のみ可能です」という衛兵所の電光掲示板の文言通り、通常部隊内へ出入りする車両は1台に制限されているが、J-HOPEが搭乗した車両のほか、メンバーらが乗った複数の車両も衛兵所を通過して部隊内に入った。

このメディアは、J-HOPE以外の将兵は衛兵所の前で入隊通知書を提示した後、出入り許可証をもらうが、J-HOPEは所属事務所であるBIGHIT MUSICを通じて事前に許可証を受け取り衛兵所を通過したとし、公平性に反すると主張した。

これに関連し、陸軍は基本的に安全のため入隊する将兵の搭乗車両は1台のみ部隊への出入りを許可しているが、J-HOPEだけでなく、一般の将兵もやむを得ない事情がある場合は複数の車両を出入りさせると説明した。1台という制限は強制性のある規定ではないということだ。

19日、YouTubeの「BANGTANTV」チャンネルでは、J-HOPEの入隊現場のビハインド映像が公開された。これによると、衛兵所を通過したJ-HOPEとメンバーたちは、入所式が行われる新兵教育隊ではなく、近くの式場の駐車場に車を停めて最後の挨拶をしているとみられる。メンバーと順番に挨拶を交わしたJ-HOPEは、1人で車に乗り、新兵教育隊に向かった。

J-HOPEは同映像で「ARMY(BTSのファンの名称)の皆さん、もう行きます。大韓民国の健康な青年の一人として、国防の義務を果たすので、きちんとやって戻ってきて、また挨拶します」とファンへのメッセージを残した。

陸軍現役として入隊したJ-HOPEは、5週間の基礎軍事訓練を受けた後、部隊に配属される。除隊予定日は2024年10月17日だ。

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記者 : ファン・ヘジン