“飲酒運転”キム・セロン、第1審で罰金約200万円を宣告…取材陣の前で心境を吐露

OSEN |

飲酒運転による事故を起こした女優のキム・セロンに、第1審で罰金2,000万ウォン(約200万円)が言い渡された。

ソウル中央地裁刑事4単独(部長判事:イ・ファンギ)では本日(5日)午前9時50分、道路交通法違反(飲酒運転)などの疑いで起訴されたキム・セロンの宣告期日が行われた。

彼女はこの日、黒のスーツ姿に薄化粧で裁判所に現れた。裁判の前、取材陣の質問には沈黙を貫いたが、宣告直後「飲酒運転をしたこと自体は私の過ちなので、弁明の余地はない」としながらも「それ以外の事実ではないことがあまりにも記事化されている。怖くて釈明もできない」と心境を伝えた。

同日、裁判所はキム・セロンに罰金2,000万ウォンを言い渡した。先だって検察は先月8日に行われた1回目の公判で彼女に罰金2,000万ウォンを求刑している。

キム・セロンは昨年5月18日午前8時頃、ソウル江南(カンナム)区鶴洞(ハクドン)交差点付近で、泥酔状態で運転をし、ガードレールと街路樹、変圧器などに衝突する事故を起こした。事故によって変圧器が壊れ、近くの商店など、約57ヶ所で一時的に停電が発生した。事故の直後、キム・セロンは現場で血中アルコール濃度の測定を拒否し、代わりに採血での検査を要請した。採血検査の結果、血中アルコール濃度は約0.2%で、免許取り消しレベルの0.08%を大きく上回っていた。

キム・セロンの法定代理人は「被告人は公訴の事実を認め、深く反省し後悔している。今はお酒を遠ざけており、所持していた車は売却した。被害者たちにも謝罪し、被害の補償金を全て支給した。莫大な賠償金でキム・セロンだけでなく、家族も生活苦を強いられている。今は一家の大黒柱として家族を養っている」と善処を訴えた。

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記者 : キム・ナヨン