「なぜオ・スジェなのか」から「シュルプ」まで!ペ・イニョク、数々の作品で活躍“2年間ほぼ休めなかった”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=u.u company
ドラマ「なぜオ・スジェなのか」から「チアアップ」「シュルプ」まで。昨年、視聴者に強い印象を残した俳優のペ・イニョクがこれまでの時間を振り返った。

最近、ソウル江南(カンナム)区論硯(ノンヒョン)洞のあるカフェでペ・イニョクは、SBS月火ドラマ「チアアップ」の放送終了を控えて「結局、終わりました」とすっきりしたという感想を伝えた。

これまで扱われたことがない大学の応援団を素材にした「チアアップ」は、50年の伝統を持つ大学のサークル“ヨンヒ大学応援団”を背景にしている。輝かしい歴史を持っているが、今は廃れてしまった大学の応援団に集まった若者たちのロマンスとミステリアスな事件が物語の中心となる。ペ・イニョクは応援団“テイア”の団長パク・ジョンウ役を務めた。

彼は「体力的にも心理的にもとても大変でした。僕が引っ張っていかなければならないストーリーが多く、プレッシャーを感じていたので、他の作品に比べて負担が大きかったです。また応援団のダンスは大変だとは思っていましたが、やってみたら思ったより大変で、繰り返し練習する必要がありました。本当に疲れて敏感になる時もありました。怪我をした人もたくさんいましたが、お互いに励まし合いながら練習する姿に感動しましたし、かっこよかったです」と語った。

「なぜオ・スジェなのか」の撮影中だった2021年12月、ペ・イニョクは他の俳優たちよりも先にダンスを習い始めた。ダンスの練習から始まった2022年はSBS「なぜオ・スジェなのか」「チアアップ」、リメイク映画「同感~時が交差する初恋~」まで、慌ただしく時間が過ぎていた。ここに、ケーブルチャンネルtvN「シュルプ」に世子として特別出演し、話題となった。

ペ・イニョクは「撮影している時は正直、本当に大変でした。去年から1年半、2年間はほとんど休むことができませんでした。今初めて長く休んでいますが、どうやって休めばいいのか分かりません(笑)。移動中に車で睡眠をとっていましたし、シャワーもSBSの職員シャワー室を使用していたので、『僕は今ホームレスなのか』と思うほどでした」と語った。

「欲張りな性格のせいだ」と話したペ・イニョクは2022年、ここまで忙しくなるとは思わなかったとしながらも「やりたいことなら肉体的、精神的な苦痛が当然伴うことになると思っています。体と心が楽なら、それは趣味だ思います。だから一生懸命に走ってきました」と話した。

ペ・イニョクは最近、韓国で大人気の中で放送が終了した「シュルプ」に、疑問の死を迎えた世子役として特別出演した。予想よりも熱かった反応に「びっくりしました」という彼は「時代劇で、今までやったことのないキャラクターだったので、新鮮でした。大きな成長と学びがありました」と作品を振り返った。

彼は「『シュルプ』に少し登場しましたが、僕もびっくりするほどの反応があり、不思議でした。ワンシーンであっても役割に最善を尽くし、見ている人に受け取ってもらえれば、そんなに大きくない役割であってもインパクトは強いということを感じました。短くてもその中で見せられるものをすべて見せることが重要だと思いました。僕も常に主人公になりたいという欲がありましたが、今回はそのような考えが少しは小さくなったと思います」と語った。

共演したキム・ヘスにも感謝の気持ちを伝えた。彼は「撮影現場に行くたびに本当に緊張していました。キム・ヘス先輩は僕も俳優を夢見ながらとても尊敬し、かっこいいなと思っていた先輩でした。(ドラマに)溶け込むことができるように楽にしてくださって本当に感謝しています。『自信を持ってやりたいことを全部やってみなさい』という一言が、僕にとって大きな力になりました」と伝えた。

デビュー4年目の彼の出演作は15作、主演作はなんと9作にいたる。“ライジングスター”は身に余る修飾語だと照れながら笑った。

ペ・イニョクは自分について「階段を上るように着実に成長してきたわけではなく、ジャンプしてきたような感じなので、自然に足りない部分はあると思います」と率直に自身を評価した。そしてその穴を埋めるために新しいこと、多様なことに挑んだり努力している伝えた。

また、彼は「僕の演技にはいつも後悔と惜しい気持ちが残ります。人から見れば、100%の完成度でも、自分ではやり直したいですし、前より成長している今の自分が前作のキャラをもう一度演じてみたくなったりします。今度はアクションにも挑んでみたいですし、成熟した大人のキャラも演じてみたいです。2023年の計画はまだないです。計画を立てても、いつも計画通りにはならないからです」と語った。

記者 : オ・ユンジュ