BTS（防弾少年団）のジョングクが総長賞を受賞し、大学を卒業した。

グローバルサイバー大学（Global Cyber University）は3日、公式YouTubeチャンネルにジョングクが卒業と総長賞を受賞した感想を語っている映像を掲載した。彼は2017年、グローバルサイバー大学の放送芸能学科に入学し、今年卒業した。

公開された映像の中でジョングクは「卒業は一つの終止符であると同時にスタートだと言います。そのためか、なんとなく感動し、一方ではワクワクしています。総長、教授、教職員の皆様をはじめ、多くの方に感謝します。僕と一緒に卒業する学生の皆様、卒業おめでとうございます」とコメントした。

総長賞の受賞について「貴重な賞をいただき、とても感謝しています。後輩の皆さんにとってお手本のような先輩になれるよう、常に最善を尽くします」と感想を語った。

ジョングクは一緒に卒業する学生たちに「何かを学ぶことは常に楽しく、素敵でときめくことだと思います。僕たちは皆、この瞬間を逃さずに夢と目標に向かって今と同じように一生懸命に進んでいきたいです。皆さんの素敵な夢を応援します」と伝えた。

最後に彼は「今後もより良い音楽とパフォーマンスをお見せできるよう努力します」と、今後の活動への覚悟も語った。

BTSのメンバー7人のうち6人は、グローバルサイバー大学出身だ。SUGAが2013年に入学し、RMが2014年、ジミンが2015年、ジョングクが2017年に同大学に入学した。一番年上のジンは2017年2月、建国（コングク）大学の演劇映画科を卒業した。

ジョングクは2月11日に自ら歌い、SUGAがプロデュースしたシングル「Stay Alive」を発売した。同曲は、世界中のファンに支持され、米ビルボードの「メインシングルチャート100」で95位にランクインする快挙を成し遂げた。

彼が所属しているBTSは3月10日と12日、13日にソウル松坡（ソンパ）区蚕室（チャムシル）総合運動場メインスタジアムで「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - SEOUL」を開催する。今回の公演は2年5ヶ月ぶりに韓国のファンに直接会う有観客コンサートという点で特別な意味を持つ。

続けて4月3日に米ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われる米大衆音楽授賞式「グラミー賞」に出席する。

BTSは昨年の「第63回グラミーアワード」で、韓国人歌手として初めて「最優秀ポップ・デュオ／グループ・パフォーマンス部門」（Best Pop Duo / Group Performance）にノミネートされた。今年はシングル「Butter」で同部門にノミネートされ、再び注目が集まっている。韓国のポップ歌手が「グラミー賞」にノミネートされたのは、彼らが初めてである。

BTSは4月8日と9日、15日、16日の4日間、米ラスベガスのアレジアント・スタジアムで有観客コンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LAS VEGAS」を開催する。昨年11月末から12月初めにかけてロサンゼルスのSoFiスタジアムで行われたコンサート以後、アメリカでの公演は4ヶ月ぶりとなる。

ソウル公演とラスベガス公演のチケットは販売開始の直後、全席完売となった。BTSは、年内に新しいチャプターの幕を開けるニューアルバムを発売する予定だ。

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