BoA&GFRIENDらのプロデュースも…TOXIC キム・ジョンウ、6年の空白期間を経てソロでカムバック!

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写真=RXM
ロックバンドTOXICのキム・ジョンウが、がらりと変わった姿で戻ってくる。なんと、6年という長い空白期間を終えてソロでカムバックする彼は「無理やり着飾っていない、ありのままの正直な自分を見せる」と自信を示した。今までの成長は、音楽として披露する計画だ。

キム・ジョンウは最近、ソウル江南(カンナム)区のTVレポート社屋で行われたインタビューで、ソロとしてカムバックすることに対する質問に「従来のTOXICと差別化を図るのが目的だ」と話を始めた。彼は「TOXICは20代の時にこなせられる音楽だった。すでに30代になった今、当時とは異なるものを見せたい」と付け加えた。

実際に「Deja Vu」「フェロモン」など、TOXICの音楽は異性への誘惑に対する歌詞が多かった。一方、キム・ジョンウのソロEPアルバムである「DREAM CITY」のキーワードは「誘惑」ではなく、「慰め」だ。キム・ジョンウは「人はみんな大変だ。歌を通じてリスナーを慰めたい」という願いを伝えた。

「DREAM CITY」は、計5曲で構成されている。各収録曲は80年代のニューウェーブ・シンセサイザー・サウンド、トレンディーなドラム、ギターサウンドが適切に調和したハイブリッド的なサウンドだ。キム・ジョンウが全曲の作詞、作曲、編曲をはじめ、ギター、シンセサイザー、ピアノ、ドラムのプログラミングまで全ての楽器を自ら演奏した。

TOXICの活動休止以来、BoA、GFRIEND、DIA、MOMOLANDなど、多数のアーティストのアルバムプロデューサーおよび作曲家として活動した彼の経歴は、ミュージシャンとしての成長を確実に成し遂げた姿だ。さらに、自らを客観的に見るようになった。

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彼は「客観的に見たら足りないところが多かった。そんな自分を隠す過程で、信憑性に欠けた。無理やり着飾って隠すのではなく、ありのままの自分を見せることに重点を置いた」と強調した。

休んでいる間、一番大きな事件は防弾少年団がビルボードで受賞したことだった。キム・ジョンウは「子供の時からアメリカ音楽に憧れてきた。防弾少年団がそのステージに至るところを見ながらも、実感が沸かなかった」とし「防弾少年団のおかげで、現在のK-POPの存在感と可能性が完全に再編された」と、韓国で活動するミュージシャンとしての体感を伝えた。

久々のカムバックだが、良い結果を得たいという欲はない。成績が良くなくても、あるいは「以前の方がよかった」と世間から批判されることに対する拒否感や恐怖もない。「以前はそのようなことを受け入れることが大変だったが、今は僕を悪く言ったり、憎んでいる人々もみんなありがたいと思うようになった。どんなフィードバックも受け入れる」と笑った。

もちろん、彼のソロカムバックがTOXICの解散を意味するわけではない。インタビューの前日もTOXICのキム・スロンと電話で話したというキム・ジョンウは「ソロとは別に、また一緒に活動したい。二つとも手にしたい気持ち」とし「多様なことを求める時代だ。それに合わせてソロ、あるいはTOXICで対応しようと思う。様々なアーティストとのコラボレーションの可能性も広げておくつもりだ」と、今後の活動への期待を呼びかけた。

記者 : パク・ヒョンミン