イ・ジョンソク「W」で5本目のヒット作が誕生!ストーリーを引っ張る“圧倒的な演技力”

OSEN |

写真=MBC
イ・ジョンソクがもう1つのヒット作を誕生させた。作品が人気を得るには様々な要素が必要であるため、ヒット作を生み出すのは容易なことではない。しかし、イ・ジョンソクはなんと5本ものヒット作を生み出したのだ。見れば見るほど驚くべき俳優だ。

イ・ジョンソクが今年出演した、MBC水木ドラマ「W」(脚本:ソン・ジェジョン、演出:チョン・デユン) が人気のうちに終了した。今回も自身にぴったりのキャラクター、そしてそのキャラクターをさらに際立たせる安定した演技力、ハン・ヒョジュとの甘いケミ(ケミストリー、相手との相性)で、独特なジャンルに挑戦し、「W」のヒットに貢献した。

これまでイ・ジョンソクは、出演する作品すべてを成功させてきた。俳優としての存在感を見せつけた「ゆれながら咲く花」から「君の声が聞こえる」「ドクター異邦人」「ピノキオ」そして「W」まで、5連続で作品を成功させた。

「W」も放送開始前からイ・ジョンソクの出演で期待を集めていた。信頼できる俳優と呼ばれるだけに、「W」でもイ・ジョンソクの魅力がもう1度力を発揮することは疑いの余地がなかった。特にイ・ジョンソクが、劇中のウェブ漫画の主人公カン・チョル役を担当したのが魅力的だった。

漫画から飛び出てきたようなルックスのイ・ジョンソクが、ドラマでウェブ漫画の主人公になる。まさに完璧な設定だった。期待通りイ・ジョンソクはルックスから演技まで、視聴者たちの目を楽しませた。時には漫画を見ているような錯覚を引き起こすほど、イ・ジョンソクのルックスは光を放ち、貫禄ある演技でウェブ漫画の中の人物カン・チョルの説得力を高めた。

実は、「W」は主人公たちが現実とウェブ漫画の中を行き来するドラマであったため、1話を見逃すと話が分からなくなる可能性があり、俳優がストーリーを確実に引っ張ってキャラクターをしっかり表現してくれないと、視聴者たちが入り込みにくいドラマだった。

しかし、「W」に対する視聴者の反応は熱いものだった。ドラマの中のカン・チョルの危機をハラハラしながら見守り、カン・チョルを応援した。そしてカン・チョルが次はどうやってストーリーを引っ張っていくかを期待させた。視聴者たちがカン・チョルに集中できたのは、イ・ジョンソクの力が大きかった。

イ・ジョンソクの演技は非の打ち所がなかった。以前よりさらに成熟した演技、そして立体的な感情表現で、恋愛とファンタジー、アクションいずれも完璧にこなし、視聴者をドラマに引き込ませた。視聴者たちがカン・チョルに対して、イ・ジョンソクの“人生のキャラクター”と表現するほどだった。

「W」のヒット、そして「W」でもう1度俳優として自身の価値を証明したイ・ジョンソク。彼の次の作品が楽しみだ。

記者 : カン・ソジョン