BTOB「大丈夫」音楽番組のカメラワークを徹底比較分析

10asia |

BTOBが夏の音楽界に温かな風を巻き起こしている。楽しいダンス曲ではない、感動的なヒーリングソング「大丈夫」でバラード曲を披露しているBTOBは、音源公開直後に音楽配信チャートで1位、アルバムチャートで1位を獲得し、新たにホットなアイドルとして君臨した。感性溢れるバラード曲だが、ステージはパフォーマンスで満たされた。椅子とスタンディングマイクを使い、バラード曲をしっかりとした仕組みで表現し、歌詞を積極的に表現する動作を曲の中に盛り込み、メッセージを伝えた。BTOBだからよりうまく表現できたバラード曲「大丈夫」。

MBC MUSIC「SHOW CHAMPION」:ライブでなくても大丈夫
カメラワーク:★★★
夜中の感性雰囲気:★★★★
2%物足りないカメラワーク:★★★


「SHOW CHAMPION」は建物の屋上と夜という時間帯に撮影された感性的なステージ演出で注目を浴びた。真夜中の感性を刺激するバラードの魅力も感じることができる。斜めアングルなど、あまり使わないアングルも披露した。プニエルのラップとチャンソプのアドリブを一つの画面に捉えるセンスもあった。雰囲気、衣装、ビジュアル、すべてが良かったが、ポイントを強調しようとするカメラワークが少しぎこちない画面を作った。椅子を動かすシーンを集中して捉えたり、椅子に足を乗せたシーンだけをアップで捉えたカメラワークが目立った。郵便箱と本棚などの小道具がタイトに配置され、動線が狭く見えた。野外という特徴上、音響もライブではなかったこともどこか物足りなかった。雰囲気は完璧だったが、繊細さが足りなかった。

KBS 2TV「ミュージックバンク」:「ミュージックバンク」だけど大丈夫

カメラワーク:★★★★
1本のモノクロ映画:★★★★
ソンジェさんこんにちは:★★★★


「ミュージックバンク」はソンジェをアップで捉えながらアングルを徐々に広げ、モノクロ効果を出し、まるで一本のモノクロ映画のような雰囲気をかもし出した。スモッグ効果と感覚的なステージセットで柔らかな雰囲気を引き出し、BTOBが着た白いスーツと黒いTシャツが存在感を際立たせた。2節でイルフンのパートが始まる時もタイトなクローズアップを活用し、躍動感を高め、画面効果で叙情性を生かした。変わった椅子の構図を捉え、パノラマのようにアングルを動かすカメラワークも際立っていた。正確なフルショットを最も多く活用しながら椅子のパフォーマンスをうまく生かした。椅子を動かす姿がややもすれば目立ったかもしれないが、適切に排除した。

MBC「ショー 音楽中心」:メロディがあるのでより良いです

カメラワーク:★★★★
頼もしいMelody:★★★★★
プニエルとアイコンタクト:★★★★


「ショー 音楽中心」は温かいヒーリングソング「大丈夫」の雰囲気を形象化するようにステージセットで注目を浴びた。こじんまりとした部屋の照明が温かな雰囲気を演出した。BTOBもこれに合うスーツを着こなし、感性を加えた。カメラワークはポイントをうまく捉えた。1節でソンジェのウィンクやヒョンシクとウングァンのハーモニー、そして2節の歌詞を表現するために頭を下げる姿や「どこにいるの、どこにいるの」で繰り広げられるカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス)などを効果的に捉えた。さらに感動を呼び起こしたのは、ファンたちの応援の声がそのまま盛り込まれたことだ。「大丈夫」の応援方法に従い、一緒に歌うMelody(BTOBのファンクラブ)の歌声とBTOBの歌声が一つになった。1節のソンジェのウィンクと後半部のプニエルのパートで休まずアイコンタクトするプニエルを見るのも見どころである。

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カメラワーク:★★★
ヒョンシクの網:★★★★★
しつこいカメラワーク:★★★


廃墟になった神殿で歌う「大丈夫」。メンバーたちのシルエットを生かした、導入部とその後に現れた華麗な照明が雄大な雰囲気を加えた。後半部の舞い散る花びらも華やかだった。カメラワークはしつこかった。クローズアップを長い間維持しながら、移動する後ろ姿を捉えたり、移動するメンバーがカメラのアングルに入る場合もあった。ミンヒョクのパートでミンヒョクだけを続けて360度回転するアングルを使った。好き嫌いが分かれるシーンが多かった。それはさておき、ヒョンシクの網の衣装に10秒間一時停止。

記者 : パク・スジョン、写真 : CUBEエンターテインメント、MBC MUSIC、KBS 2TV、MBC、SBSの画面キャプチャー、翻訳 : チェ・ユンジョン