“ホン・サンス監督と加瀬亮が出会った”…「自由が丘で」9月4日の韓国公開確定

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写真=映画「自由が丘で」ポスター、スチールカット
ホン・サンス監督の16本目となる長編新作であり、演技派俳優加瀬亮が主演を務めた映画「自由が丘で」(制作:映画製作チョンウォンサ)が今年9月の韓国公開を確定し、ポスターとスチールカットを公開した。

8月27日から開かれる第71回ベネチア国際映画祭のオリゾンティ・コンペティション(Orrizzonti Competition)部門に出品され、再び世界の注目を集める「自由が丘で」がいよいよ韓国観客の心を引き付けるポスターを公開した。

今回公開されたポスターは加瀬亮とムン・ソリの共演を確認することが出来る。加瀬亮とムン・ソリの軽快な足取りと笑みを浮かべた顔は、「自由が丘で」がどのような物語で観客の心をときめかせるか期待を高めている。また、二人の視線がそれぞれムン・ソリは加瀬亮を、加瀬亮は違うところに向かっており、二人の関係がどのように展開されるか関心を集める。

今回の韓国ポスターも、やはりホン・サンス監督作品のポスターと似ている。映画を規定する修飾語なしで、映画のワンシーンをキャッチした二人の俳優の姿の上に青い文字で映画タイトルが書かれている。これまでのホン・サンス監督作品特有の色彩がにじみ出ており、視線を引きつけている。

また「自由が丘で」の旅程が伺える10種類のスチールカットも一緒に公開された。愛する女性グォンを見つけるためにソウルに来たモリ(加瀬亮)、モリが書いた手紙を読んでいるグォン(ソ・ヨンファ)、モリが偶然訪問したカフェの店主ヨンソン(ムン・ソリ)の姿はこれからソウルで繰り広げられるモリの旅行と恋の行方に関心を集める。

ホン・サンス監督の作品で見てきたキム・ウィソン、ユン・ヨジョン並びに最近「ソニはご機嫌ななめ」で初めて出演したイ・ミヌも登場し、今回はどのような役割を演じるかに期待が集まる。

「自由が丘で」は人生において重要だった一人の女性を見つけるために韓国を訪れたモリがソウルで過ごした数日間を描いた作品だ。加瀬亮ならびにムン・ソリ、ソ・ヨンファ、キム・ウィソン、ユン・ヨジョン、キ・ジュボン、イ・ミヌ、チョン・ウンチェなどが出演し、「ソニはご機嫌ななめ」「ヘウォンの恋愛日記」「3人のアンヌ」などを演出したホン・サンス監督がメガホンを取った。韓国で9月4日に公開される。

記者 : チョ・ジヨン