Girl's Day ソジン&ヘリ「『Something』で得た人気を年末まで維持したい…最高の一年を過ごしたい!」

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夏のスペシャルアルバム「Summer Party」でカムバックした韓国代表の“彼女アイドル”Girl's Day。今度は暑い天気にぴったり!と似合うソフトドリンクのようなタイトル曲「DARLING」で主要音楽配信サイトのランキング1位を総なめにしている。セクシーなコンセプトはしばらく休むと言ったものの「Call me your DARLING DARLING 私を溶かして~」と目で笑う姿は、ただ可愛いだけではない。Girl's Dayのリーダーソジンと末っ子のヘリが語る「Girl's Story」を、これから聞いてみよう。

―「Something」で今年上半期に“時のアイドル”になった。実感しているのか、変わったことがあるとすれば?

ソジン:昨日感じました。久しぶりにカロスキルで友達と待ち合わせしてご飯を食べましたが、カロスキルにいることがSNSに載ったそうです。以前も同じことがありました。本当に不思議な感じでした。今まではいつも自由に出かけていました。これからはいつ、どこでも私だと気づかれる方がいることが変わったところです。

ヘリ:一番変わったことは、事務所に「お肉が食べたい」と言えば快くご馳走してくれることです。そして、一番気分の良い変化は、どこでも私たちの曲が流れると人々が一緒に歌ってくださることです。本当に気分がいいです。

―8月には4Minuteのキム・ヒョナ、SISTAR、f(x)など、女性歌手の熾烈な競争が予告されている。これといった切り札はあるのか。

ソジン:今回のアルバムにもGirl's Dayならではの“気持ち良さ”が入っています。夏に合う歌なので、聴けば楽しく爽やかな感じがすると思います。セクシーコンセプトを期待された方にはむしろ、どんでん返しの魅力を与えられそうで楽しみです。

ヘリ:私たちの切り札はそれこそ、今回の“コンセプト”そのものです。昨年から「期待して(EXPECTATION)」でセクシーなイメージをお見せしたとすれば、今回のアルバムでは夏に相応しく爽やかでハツラツな感じをお伝えします。

―今回も当然セクシーコンセプトだと思った。なぜ、今回はセクシーコンセプトを休むことにしたのか?

ソジン:セクシーですか?考えるだけで暑すぎるじゃないですか。冷え込む陽気にはホットな“セクシー“をお見せしたので、暑い夏には涼しい歌にしないと。毎日肉ばかり食べるわけにはいかないでしょう?たまにはキムチも食べる必要があります。今回のアルバムはそのような感じです。

ヘリ:休むというよりは、型にはまったイメージになりたくありません。私たちGirl's Dayはひとつのカラーではなく、多彩なカラーを持ちたいからです。これからも引き続き変化します。特定のコンセプトを決め付けて曲を選択するのではなく、曲をもっと上手く表現できるコンセプトにする方法です。

―デビューしてからかなり時間が経つが、未だ宿所生活なのか。宿所でそれぞれ担当している役割が知りたい。

ソジン:ミナは独立して、残りの3人は依然として一緒に生活しています。宿所での担当は、特に区分してはいませんが、料理は主に私が担当しています。料理することが好きで、妹たちが美味しく食べる姿を見るととても幸せです。その喜びのため、自ら料理を担当しています。あ、料理はお味噌汁が一番上手で、トッポッキが一番難しいです。いつか機会があればしっかり習いたいです。

ヘリ:ソジン姉さんが作ってくれる料理は何でも美味しいです。こうしてさりげなく姉さんを料理担当に!

―最近の女性アイドルはボディラインの管理が必須のようだ。Girl's Dayはどう管理しているか知りたい。

ソジン:私は体を鍛えるために運動を始めました。ダイエットよりは、忙しい活動期間中にもっと健康になる必要があると思って始めました。運動を始める前よりは体が変わったと確実に感じます。仕事柄、食生活が不規則で睡眠時間も足りませんが、運動で足りない私の体力を補えるので、地道にしています。

ヘリ:私たちは他のグループに比べ体の管理についてあまり言われないほうです。実は、優れたスタイルをしているとも思っていません。運動は好きですが、体に筋肉が多い方なのでなかなかトライできませんでした。実は最近かなり太りましたが、今回のコンセプトがセクシーではなくキュートなので、自己合理化しながら過ごしています。

―ソジンさんは姉さんであり、リーダーとしての苦渋もあると思われるが。

ソジン:難しいことは全て終わったと思います。最初は責任感で妹たちを教えようとしましたが、今はお互いを尊重し自由にしておきます。しかし、妹たちが本当に優しく礼儀正しい子たちなので、言われなくてもうまくやっています。一番年上として大変なところは、自ら感じるプレッシャーです。妹たちより何でも上手な姿を見せなければならないとのプレッシャーが一番大変でした。しかし、今や本当に家族のようで姉妹のようになり、プレッシャーよりも喧嘩をしてから見えるところもあり、それがないと心配になったりします。

―ヘリさんは本格的に演技をしたいと思ったことがあるか?したい役と作品は?

ヘリ:実は、今までの演技は私にとっては挑戦でした。しかし、経験を積むために演技をすることが、あまりにも我侭な考えだと思いました。一生懸命に準備し、勉強して同僚俳優とその作品を成功させるために演技をしなければならないのに、私だけの経験のために挑戦してはならないと思いました。時間が経ち、余裕ができれば私に合う役と作品に出会い再び挑戦してみたいです。私が今まで見たドラマの中でもっとも面白かった作品は、KBS 2TV「彼らが住む世界」とtvN「ロマンスが必要2」です。私もそのような日常的で共感を得られる作品に出演したいです。特にジャンルがあるのではなく、和める作品です。

―ソジンさんも個人活動の計画があるのか。

ソジン:私も演技に挑戦してみたいです。特に、映画に出演してみたいですが、最初から欲張らず、小さい脇役から一歩ずつ挑戦してみたいです。映画をご覧になる方に「アイドルが演技をしているな」よりは「あの新人役者は誰だ?」と思われるほど、しっかり準備して挑戦したいです。また、ソロアルバムも出したいです。Girl's Dayでお見せできなかった多彩な姿を、ソロ活動を通じてお見せしたいです。

―そうだ、ソジンさんは工科大学出身で、学校で人気者だったと思うが。

ソジン:工科大学を卒業された方はこの質問に大きく笑われるでしょう。ご存知だと思いますが、工学部には性別がありません。可愛くてもブスでも、みんな同じ男です。私も未だに先輩や同期とよく連絡します。同性の友達のように打ち明けた関係です。その時は悪戯をしてからかっていた行動が、今考えてみると私を本当に可愛がってくれたんだなと思うときはあります。しかし、あまり良く知らなかった人たちが知り合いのふりをして、噂を作っていました。私と親しい人はみんな、私を大事にしてくれるのにです。

―ソジンさんは20代があと6ヶ月残っている。どのような計画を持っているのか。童顔の秘訣も教えてほしい。

ソジン:私が経験していないことがあるのでしょうか。実は私は20代が終わることにすっきりします。初めて29歳になった時は色々なことを考え、25歳の時の“折れたな”とは次元の違う感じがしました。今後が心配になったり、今まで何をしていたんだろうとも思ったり、色々なことを考えました。しかし、今はだいぶ安定した状態です。30代を本当に上手く生きることができそうです。30代に対する期待ができたからです。20代をGirl's Dayとして送ったとすれば、30代は自分のために送りたいです。35歳くらいになれば、その結果がある程度分かるのではないでしょうか。童顔の秘訣はポジティブに考えようとすること、それが一番重要だと思います。

―ヘリさんはボブカットが本当に良く似合うようだ。ボブカットは管理が難しいが、普段はどうしているのか。

ヘリ:5~6年間ずっと長い髪を維持していて、急に切りました。周りで涙が出なかったのかと聞かれますが、私はとても淡々としていました。私がスタイルを変えることにあまりこだわらないからです。しかし、ボブカットにしてからファンの皆様からの反応が良いので、私も嬉しかったです。スケジュールがない日は髪型を気にせず出かけます。ドライヤーで髪を乾かす以外はなにもできないからです。あ、最近は切った前髪にカールを与えるくらい?それで終わりです。だけど、最近また髪を伸ばしています。ファンの方々が昔の長い髪形が見たいとおっしゃるので。私もボブカットは飽きるほどしましたので、再び髪を伸ばしてみたかったんです。

―ソジンさん、ヘリさんのようにボブカットをしてみる気は?

ソジン:私も髪型を担当してくれるお姉さんがボブカットにさせようと努力しましたが、今までよく我慢しています。昔、一度短く切ったことがありますが、ヘリのように似合いませんでした。私が演技に挑戦することになれば、その時ショートカットで破格のイメージチェンジをしてみたいと思っています。私は、ステージでは長い髪がもっとも似合うようです。ファンの皆様もそう思われますよね?

―MBC「私たち結婚しました」を撮影しているユラが羨ましくないのか。仮想結婚をしてみたい芸能人は?

ソジン:答えれば実現の可能性はありますか?すでに私たちメンバーの一人が撮影しているので可能性は低そうですが、正直に申し上げます。私はソン・シギョン先輩と撮影してみたいです。話し上手で、私が何を言っても上手く相手してくれそうです。優しいですがその中にはカリスマ性が溢れていて、とてもカッコいいと思います。

ヘリ:私は何があってもヒョンビン先輩です。本当に本当に好きです。今までの作品を全部見たほどファンです。KBS 2TV「彼らの住む世界」での姿も好きで、MBC「私の名前はキム・サムスン」での姿も本当に好きです。そういえば、全作品での姿が好きですね。他のメンバーたちは見るドラマによって好きな俳優が変わりますが、私は最初から最後までいつもヒョンビン先輩でした。

―それでは、仮想結婚ではなく実際の結婚に関することが知りたい。いつ頃、どのような結婚生活を夢見ているのか。

ソジン:結婚は30代半ばや後半にしたいです。あまり求めることはなく、歳をとってもお互いを思いやり、たくさん表現してくれる人に会いたいです。芸能人夫婦を例に挙げるとユ・ジテ&キム・ヒョジン先輩のような夫婦です。本当に美しいです。歳をとっても手を繋いで歩ける夫婦になりたいです。

ヘリ:いつも思いますが、私は早く結婚したいです。こう言う人が一番遅く結婚しますか?そうです。いつもそう言われます。しかし、私は本当にできるだけ早く結婚して安定した生活をしたいです。団欒な家庭を築き、可愛い娘を産んで楽しく生活したいです。(どのような母親になりたい?)まだ10代の妹がいますが、妹にとって私はほぼ母親役です。いつも小言を言います。家も近く、妹は私が芸能人ということも忘れていると思います。おそらく、娘ができてもそのような母になるのではないでしょうか。

―芸能人ではない、他の職業を夢見たことは?

ソジン:歌手ほど切実に求めた職業はありません。実は、歌手は漠然として夢見ていた、それこそ“夢”でしたが、大学の時にバンド部として生活しながら本格的に準備を始めました。いつも考えてばかりでしたが、ステージの上で幸せを感じる私を見ると「これが自分の道だな」と思いました。

ヘリ:私はすべての方がそうであるように、先生にも、フライトアテンダントにも、韓国初の女性大統領にもなりたかったです。そこで「女性大統領」という曲で活動する時、周りから願いが叶っておめでとうとからかわれたほどです。私もまた、芸能人いう職業を常に心の中に抱いていましたが、漠然とした夢でした。非常に平凡な学生だったため、今のように多くの大衆に愛される芸能人は夢に過ぎませんでした。しかし、私は誰よりも運が良かったと思います。良い方に出会い、ここまで来たからです。私は、両親にも会社と契約する前日に言いました。歌手になりたいと。「後悔しない自信はあるの?」という一言以外は何も訊かず、私を信じてサポートしてくれた母に本当に感謝します。

―ロールモデルや尊敬する先輩歌手は?

ソジン:イ・ヒョリ先輩とオム・ジョンファ先輩を尊敬します。2人とも歌手としてステージを素敵に演出し、長い空白期間の後にカムバックしたにもかかわらず、その空白がまったく感じられませんでした。特に、オム・ジョンファ先輩はドラマや映画でもすべての役を自身ならではのカラーで上手く表現されるので、本当に素敵です。

ヘリ:デビューの頃から私も常にオム・ジョンファ先輩のファンだと言ってきました。個人的に音楽界で一番カッコいい方だと思います。何よりも多彩な才能を持っていて、カリスマ性の溢れる姿を是非見習いたいです。いつもオム・ジョンファ先輩が出演される作品を見ますが、どのような役でも見事に演じる姿が最高にカッコいいです。

―2014年もちょうど半分が過ぎた。必ず叶えたい今年の願望と計画は?

ソジン:「女性大統領」と「Something」の次に今回のアルバムも必ず成功してトリプルクラウンを達成したいです。そして、何よりもファンに自信を持って披露できるアルバムを作りたいです。今回のアルバムだけでなく、次のアルバムも年内に披露できそうですが、そのアルバムまで満足できる結果を得て、最高の1年を過ごしたいです。

ヘリ:「Something」で得た人気を年末まで維持したいです。実は維持より更に上りたい気持ちが強いですが、欲張りません。個人的にも地道に活動したいです。私は忙しい時が一番幸せだからです。あ、そして、もうひとつ!Girl's Dayに対する良くない噂が減ってほしいです。後になって今の時代を振り返った時、一番先に思い出す代表の女性歌手になるよう頑張ります。

記者 : キム・ドゥリ