「ゴールデンクロス」セットスタジオを公開…インテリアだけで数億ウォン“豪華絢爛なアジト”

TVREPORT |

写真=KBS
上位0.001%の絶対権力のための豪華なアジトが公開された。権力に立ち向かう小市民の復讐で熱い反響を得ているKBS 2TV水木ドラマ「ゴールデンクロス」(脚本:ユ・ヒョンミ、演出:ホン・ソック、イ・ジンソ)の制作陣が、ドラマの主な舞台となっているアジトを19日に公開した。

ドラマの中の秘密クラブであるゴールデンクロスは、厳しく閉鎖された空間が持つ特別感が強調され、その中ですべての物事が秘密裏に解決されている。制作陣の繊細な技術で作り上げられたこのセットスタジオは“セットスタジオの最高峰”とも呼ばれており、実際にセットなのか本物なのか判断がつかないほど精巧でリアルだ。

京幾道(キョンギド)坡州(パジュ)にある「ゴールデンクロス」のセットスタジオは、実際にはドラマで描写されているものとは少し違う点がある。ドラマでは地下駐車場を含め2階のレストラン、12階のホン・サラ(ハン・ウンジョン)のプライベートルーム、13階のVIPルーム、20階のキム・ジェガプ(イ・ホジェ)の執務室や大会議場、ジムなどが備えられている設定だが、セットスタジオにはレストランやジム、美容院はなく、執務室とソ・ドンハ(チョン・ボソク)及びマイケル・チャン(オム・ギジュン)の自宅が設置されている。

インテリアの施工だけで数億ウォンの費用が投じられ、小物など小さな部分まで細かく気を配り作られたという。そして最も注目されるのがマイケル・チャンの自宅だ。お金に死んでお金に生きるファンドマネージャーらしく、ユニークな小物や構造で構成されている。

黒と白がメインとなっているモダンなインテリアは、本音が分からないマイケル・チャンの性格を反映したものだ。また、体感型レーシングスポーツシミュレーターや限定版フィギュアまで、彼の愛蔵品が所々に隠されており、それらを見つける楽しさも加えている。

制作会社側は「『ゴールデンクロス』の外観やレセプションホールなど、一部の場所はソウルにあるビルで撮影しているが、ドラマに出てくるビル内部のシーンは全てセットスタジオで撮影が行われている。何よりも上位0.001%の絶対権力という象徴に相応しい豪華な設計に力を注いだ」と伝えた。

また「『ゴールデンクロス』が他の財閥の家を表現したセットスタジオと違うところは、業務から休息まで全ての活動をゴールデンクロス内で行えるようにしたことだ。リアリティを高めるため、セットには総力を尽くした」と付け加えた。

「ゴールデンクロス」は韓国で毎週水曜、木曜日10時からKBS 2TVで放送されている。

記者 : キム・ボラ